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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

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あたまをつかった小さなおばあさん」 みんなの声

あたまをつかった小さなおばあさん 作:ホープ・ニューウェル
絵:山脇 百合子
訳:松岡 享子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,650
発行日:1970年
ISBN:9784834002423
評価スコア 4.4
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  • これが幸せなんだろうな

    題名が「あたまをつかった」とあるので、さぞ知恵のあるおばあさんのお話かと思って読み進めていくと、マッチがしけていないか心配でマッチを全部すってしまって安心したりするところぐらいから、「おばあさんって賢いのかしら?」と息子と二人で考えてしまいました。

    おばあさんには考えるポーズがあって、なぜかぬれタオルを頭に巻いて、椅子に座り、人差し指を鼻の横に当てるのです。そのポーズが何度も出てくるので息子は真似をしていました。

    たまねぎとチューリップの球根が混じってどちらかわからなくなる時も、おば
    あさんは超がつくほどポジティブ。これが子どもや若い人だったら指導が必要かと思ってしまいますが、このおばあさんだと、これが幸せなんだろうなと思います。

    おばあさん、毎回のように「わたしは、あたまがいいんだろうね」と言っていて、これだけ自己肯定感が強いというが、とてもうらやましく思えました。

    おばあさんが、拡大鏡を買ってお買い物をするお話を読んだ時には、息子と「このおばあさん、賢くないよね」とうなずきあっていました。

    絵が山脇百合子で、おばあさんのかわいらしさをよく出ています。

    投稿日:2008/08/17

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  • ポーズは真似しちゃいます^^;

    1つ15ページ前後のお話が8話ほど収録されている絵本です。
    どのお話も、主人公の小さなおばあさんが、
    ユーモアたっぷりに知恵をつかっているお話。
    そしてとっても前向きなのです。
    そんな姿がとっても微笑ましいです。

    でも息子が一番このお話で気に入っていたのは、
    おばあさんの考えるポーズ。
    その場面になったら、一緒に真似して、
    考えるポーズを!

    毎回このポーズをとって考えるというのが面白いらしく、
    そのポーズを真似してはにやりでした^^;

    おばあさんがそのポーズでだしてきたアイディアも面白いですね。
    なんでそうなっちゃうの?という突っ込みもいれたくなっちゃうけど、
    まあいいかあ!と思える楽しさがあって、
    こんなふうに生活をしていたら楽しいだろうなあ〜といった感じでした♪

    ちなみに息子の好きだったのは、「がちょうをあたたかくしてやった話」と「どうやって赤いマフラーをあみあげたかという話」です。
    私は「はたけに何をうえたかという話」と「かいものをした話」でした♪

    投稿日:2008/03/06

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  • いちいちきっちり

    • メイリーンさん
    • 40代
    • せんせい
    • 大阪府
    • 女の子15歳、女の子12歳

    カントリーな絵がかわいい!
    ご存知、山脇百合子さんです。

    いっしょうけんめいあたまをつかっておもいついた名案は
    少し的外れで、笑えます。
    おばあさんは、真剣なのだけれど…。

    そして、おばあさんが生活を楽しんでえて超プラス思考なところが素晴らしいんです。
    私も家の片付けや衣替えなんかをやってみようか…という気になったりします。

    小学生くらいから話のおもしろさが分かると思います。
    でも、簡単な言葉で状況がよく解るように訳されているので
    年長さんに読み聞かせてみてはどうでしょうか?

    私は、我が子が年長の時に読んでやりました。
    「いちいち、きっちりするおばあさんやなあ」
    が、娘の感想でした。

    投稿日:2007/07/01

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  • 生活を楽しむ知恵にあふれたおばあさん

    • ぐるんまさん
    • 30代
    • ママ
    • 和歌山県
    • 女の子7歳、男の子1歳

     娘が図書館で借りてきました。
     小さなおばあさんがとても上手に頭をつかって、万事うまくのりきったお話がいくつかのっています。
    山脇百合子さんの挿絵ですが、絵が少なく文章が多いので、小学校低学年頃がおすすめかな。
     
     娘は、おばあさんが、がちょうたちに赤い上着を作ってやり、自分は羽布団を手に入れたお話がお気に入りでした。
     たった一本残ったマッチを大事にした話では、一本しか残っていないマッチがつくかどうかが心配で心配でアイロンかけの手もお留守になりがちな、おばあさん。
    擦って確かめてみることに!マッチは火がついたのですが、肝心の使わなければいけない時には、マッチはもうありません。でもストーブの火で代用。あの時マッチを擦ってみたお陰で、安心してアイロンがけもはかどったし、よかったよかったといたって前向き思考です。
     他にも植える球根が玉ねぎかチューリップかわからなくて困った時も、畑に植えたものは玉ねぎ、窓の側はチューリップになるんだということを心得てるだろうと植えますが・・・実際は反対。
    でも玉ねぎは窓の側の方が料理の時取りやすいし、チューリップは畑の方がみんなを楽しませるからいいねって考えます。
     あと眼鏡になった拡大鏡を買ったお話もおもしろかったっですよ。これは娘もおもしろいねと言っていました。
     
     つかわないなら頭なんかもってたって何の役に立つね?
    頭さえつかえば、人間毎日でも、何か新しいことを覚えるってもんだ!
    と日々前向きな考えのおばあさんに脱帽です。
    ちょっと失敗したかなと思うような時でもくよくよせず、ポジティブシンキング!で生活を楽しもうとする知恵にあふれていますよ。ホント見習わなくっちゃなあと思いました!

    投稿日:2006/10/22

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