「かぶきがわかるねこづくし絵本3 菅原伝授手習鑑」 みんなの声

歌舞伎の予習復習用に読みました。
実際の歌舞伎では全編を通して観ることはないので、ストーリー全体の流れがわかってよかったです。
絵が舞台に忠実で、名場面をわかりやすく味わうことができました。
なぜ猫？と思ったのですが、歌舞伎の衣装がよく似合うし、お話が重苦しく暗くなる場面も、猫の可愛さのおかげで緩和される感じでした。

かぶきがわかる猫づくし絵本に惹かれて図書館から借りてきまし

た。猫たちの歌舞伎を演じる姿・仕草・豪華な衣装と、楽しむこと

が出来ますが、身代わりを立てた源蔵の苦渋の決断に、心が

折れてしまいました。身代わりとなった松王夫婦の息子の小太郎

に、胸が痛みました。歌舞伎の世界は、理解できそうにない私

でした。