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うさぎのみみはなぜながい メキシコ民話」 みんなの声

うさぎのみみはなぜながい メキシコ民話 作・絵:北川民次
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1962年
ISBN:9784834000078
評価スコア 4.65
評価ランキング 3,127
みんなの声 総数 25
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  • メキシコの民話

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    『El conejo astuto』(エル コネッホ アストゥート:ずるいうさぎ)が原題のようです。
    メキシコ在住だった画家北川民次さんの作品。
    松居直さんの『絵本のよろこび』でも紹介されていて気になっていました。
    メキシコに昔あったアステカの人々のお話。
    うさぎは小さい身体を嘆き、神様に大きくしてほしいと頼みます。
    神様はある物を自分で手に入れることと引き換えに願いをかなえようと約束します。
    ある物とは、とら、わに、さるの皮。
    うさぎは知恵を働かせ、うまく3匹の動物達を殺し、神様に渡しますが・・・。
    原題の通り、うさぎの悪賢さが全開です。
    何とも民話らしい大らかな展開です。
    残酷といえば残酷なんですが、狩りの厳しさを体感させてくれますね。

    投稿日:2007/05/28

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  • うさぎ意外に強し!

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    メキシコがまだナオワの国とよばれていた大昔の物語、だそうです。

    うさぎは体をもっと大きくして欲しいと神様にお願いに行きます。
    大きな、凶暴な、ちえのある動物にこのままだと殺されてしまうから、大きくなりたいのだそうです。
    神様はうさぎに、願いをかなえて欲しかったら
    トラとワニとサルの皮を剥いでもってこいと言いました。

    それはムリだわーーーーーー


    それがそれが、そうでもなかったのです。

    うさぎってぴょンぴょんとんで可愛らしいイメージがありましたが
    なんだかとんでもなく、きつねっぽいと言うか、
    メキシコではうさぎってこういうイメージなのかしら?

    棒で叩いて殺して皮を剥ぐあたりも、生々しくて
    外国文化って感じもします。

    でも、昔話ってこんなものかもしれない、とも思いました。

    だからうさぎの耳は長いのだよ、というところが
    ああ無駄に長いのか、と妙に納得してしまったのでした。

    長女はむごい、とも、可哀想ともいわず、静かに聞き入っていました。

    投稿日:2007/04/29

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  • 意外に残酷

    • ねーねーさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子12歳、女の子11歳

    ウサギのイメージと内容とのギャップが大きい事に驚く。
    メキシコの昔話ということだが、日本の昔話にもありそうな話です。
    うさぎは自分が小さい事でいじめられることが嫌で、神様に大きくしてくれるように頼みます。神様がウサギに出した課題はウサギにはとても無理だと思われるものでした。
    でも、知恵を使いトラ、ワニ、サルを殴り殺して課題をクリアする事ができました。神様がウサギに言った言葉は・・?
    なぜウサギの耳が長くなったのか・・納得です。

    普通に『殴り殺してしまいました』と文があります。えっ!いきなり殺したの?と驚きますが、もしかしてあの後神様は殺された3匹を生き返らせたりしたのかな〜と想像しました。
    神様は平等です。大きいものには力を、小さいものには知恵を与えたのです。ないものねだりは良くないですね。今あるものを大切に有効に使える様に自分でも努力をしないといけないと神様に言われたみたいなきがします。
    大人向けにも良い絵本だと思います。

    投稿日:2007/04/24

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  • おもしろい!

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子8歳、女の子7歳

    地味〜な絵なのですが、すごくあっています。
    中身は何かにひきつけられるようにおもしろい。
    おもしろいといっても、お話しの中のうさぎは残虐で、
    トラとワニとサルを殴り殺して皮を剥ぎ取るという 怖さがある。
    なぜ あんなに残虐なのに ちっともそう感じないんだろう。
    私達がもっているイメージのうさぎを想像しているからかな?
    大きくなりたいという願望は誰にでもあり共感できる?
    賢さで生きていくうさぎ。
    子供たちも強くたくましく生きていってほしいです。

    投稿日:2007/05/30

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  • なぐりころしちゃっていいの?

    • ホートンさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、女の子5歳

    メキシコの昔話だそうです。ウサギが「大きくなりたい」と神様に頼むと、神様はトラとワニとサルの皮を持って来い、と命じます。うさぎは、策略を使って(とても思いつくのが早いです。頭が鋭いのですね)3匹を殺します。「かちかちやま」でも、古いバージョンはタヌキがおばあさんを殴り殺しますが、この絵本でも、いきなりウサギが棒でトラを殴り殺してしまうので、読むほうはギョッとします。平然とそんなことしていいの!?連続殺人犯じゃない? でも、考えれば、昔は生きるのが厳しい世界だったのでしょうね。死が今より身近にあったのかもしれません。敵を殺して皮をはぐなんてことが本当にあったのかも。私は、この本が教育に悪いとは思いません。テレビ漫画で見る死より、文字数少ない絵本で淡々と語られる死のほうが、胸にずしっときます。子供は何も言いませんが、何か受け止めてくれていると思います。

    投稿日:2006/11/09

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