てのひらむかしばなし うろこだま」 みんなの声

てのひらむかしばなし うろこだま 作:長谷川 摂子
絵:下田昌克
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\836
発行日:2004年
ISBN:9784001163643
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,700
みんなの声 総数 30
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30件見つかりました

  • いつもとは違う昔話を

    うろこだま・・・
    何だかそういうものを、かぐやひめが求婚者に要求しそうです。
    この謎の響き。どんな玉?
    謎が謎を呼びます・・・

    この昔話ははじめて読むなあと思ったら、
    東北地方に伝わる物語だったのですね。

    イラストがとても優しく、
    また、文章がとても読みやすくて
    ぐんぐん物語の中に引き込まれてゆきました。

    「いつもとは違う昔話を読みたい」
    と思っている方に、おすすめです。

    投稿日:2014/01/21

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  • てのひらサイズ絵本

    てのひらサイズ昔話の絵本です。

    じいさまに甘えて寄り添う猫と犬が可愛く画かれています。

    白い蛇をこっそり育てて、柔らかい粥を食べさせたりして大切に育てた

    蛇からお礼に貰った蛇どんの形見のうろこだまでお金持ちになったじい

    さまです。若者を信用して番頭までにしたじいさまですが、裏切られて

    うろこだまをとられてしまいますが、犬と猫の活躍でめでたく取り返す

    ことができます。二匹の活躍が面白くて楽しく最後まで物語に惹かれま

    した。じいさまの傍で甘えて眠る猫と犬がやっぱり可愛いなあって思い

    ました。喜怒哀楽が楽しく画かれていて面白い絵本だと思いました。

    投稿日:2011/11/02

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  • 展開がとても楽しめます

    小さなヘビを育てたじいさま。
    ヘビを育てるということも不思議な話で、まずは引き込まれます。
    大きくなってじいさまのもとを離れるヘビが、恩返しにとじいさまに鱗が金に変わる「うろこだま」を残します。
    じいいさまは裕福になって、めでたく暮らしました…。
    では終わらないところが意外。
    このお話は次々と展開していきます。
    じいさまに良くしてもらって、番頭にまでしてもらった男がその恩を踏みにじって「うろこだま」を持って逃走します。
    貧乏になってしまったじいさま。
    恩返しにと、飼っていた犬と猫が番頭を探し出して、「うろこだま」を取り返そうとします。犬と猫の活躍の末取り戻した「うろこだま」ですが、割り込んだキツネがふざけて川に落としてしまいました。
    落ち着くところに落ち着くところが昔話ですが、この設定と展開には、ありきたりさがなくて、初めて手にする自分には、先が読めずにハラハラドキドキでした。
    子どもウケする昔話だと思います。

    投稿日:2011/10/14

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  • ご恩返し

    「うろこだま」という宝を手に入れたおじいさん。
    たちまちお金持ちになりました。
    ところが、ある日「うろこだま」が盗まれて、また貧乏になってしまいます。
    おじいさんにお世話になった犬と猫は、「うろこだま」を取り返しに旅にでます。

    昔話によくある「恩返し」のお話なのですが、犬と猫のユーモラスな行動がちょっと笑えて、おもしろかったです。

    小さめのサイズですが、子供が自分の膝の上に広げるには、ちょうどいい大きさです。

    投稿日:2011/06/13

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  • 楽しかった

    うろこだま。

    絵が生き生きとしていて読んでいてとても
    楽しかったです。

    特に猫と犬がきつねとうろこだまで遊んでしまい
    川にうろこだまを落としてしまったシーン。
    その猫と犬の驚愕する姿が何とも面白くて
    親子で何度も見返してしまいました。

    お話は恩返しの話ですが、犬と猫がそれぞれの
    得意分野を活かし前向きに進んでいる姿は
    楽しませてくれただけでなく、気持ちを明るく
    させてくれました。

    投稿日:2011/06/08

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  • 語り伝えられて

     不思議なお話です。いったい誰が作ったんだろうと、考えてしまいます。昔のおばあちゃんやおかあさんが、子どもたちに語り伝えてきたんですね。起承転結がわかりやすいお話でした。
     うろこだまをめぐって、犬や猫の活躍がおもしろかったです。

     へびは本当に、あっという間に成長するそうです。うろこだまは、魅力的ですが、やっぱりこわいです。長谷川さんの描くへびは、迫力がありました。
     

    投稿日:2011/06/04

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  • 古くない!

    昔話って苦手なジャンルだったのですが
    今回読んでみてすごく面白かったです。
    どうなるんだろうってわくわくします。
    古いという印象は無く
    むしろ新しい物語みたいに新鮮でした。

    猫と犬が協力してうろこだまを取り返す場面は
    どきどきわくわく。
    最後の布団で眠るシーンでほっと安心します。

    投稿日:2011/06/01

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  • どんでん返しの最後には・・・

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    そういえば「てのひらむかしばなし」シリーズ
    全巻読んでなかった・・・

    絵がかわいらしいので
    「全ページ試し読み」で読ませていただきました

    「どんとはれ」だから岩手のおはなしでしょうか?

    なんとも不思議なおはなしですよね?
    ごちゃごちゃ、いろんなことが混じっているように
    思われます

    なんともやさしいのか、気が良いのか、愚か者?なのか
    のおじいさんと
    その御主人に飼われていた犬とねこも
    なかなか同じようで(^^ゞ
    とてもおかしい

    賢いと思った人に裏切られたり
    ねずみを使うとは・・・と感心したのに
    きつねとボール遊びはじめるは・・・

    でも、最後の一緒のお布団に寝ている姿に
    幸せを感じさせてくれます

    お互いを案じることが、1番ってことかな

    投稿日:2011/06/01

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  • オチは読めるけどなかなか良い

    ちょっと方言で書かれているのが、らしくていいと思う。もともと結末は知っていたけど、オチは絵本の流れから言うとすごく読める。でも面白い。

    しかし大阪の悪い若者はその後どうなったのか?日本人的にはやはりおちぶれていてほしいところです(笑)

    子供は「面白いからまた読む!」と喜んでいました。

    投稿日:2011/06/02

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  • みんな生き生きしていた

     欲のないおじいさんがいぬとねこのためにご飯をあげていた恩を忘れず、うろこ球を取り換えに行くところがダイナミックに描かれていておもしろかった。大阪のネズミがお尾高弁をしゃべっているようなセリフに思わずクスッと笑ってしまうし、皆それぞれ生き生きとしていた。

    投稿日:2011/06/02

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