はなをくんくん」 みんなの声

はなをくんくん 文:ルース・クラウス
絵:マーク・シーモント
訳:きじま はじめ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:1967年03月
ISBN:9784834000955
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 149
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149件見つかりました

  • 寒い山の雪の下でねむる。のねずみたち。
    丸まって眠るくまたち。 殻を閉じて身体を寄せ合って眠るかたつむりたち。  りすも。 やまねずみも目を閉じてじっと眠る。

    目を覚ましたねずみのかわいい目!動き出したよ。
    くまの、眠そうな目が何とも言えずかわいい!

    やまねずみたちの表情がなんともかわいいんです!
    みんながどんどん動き出してかたつむりも列を作って進む ・進む・ 雪の降る中を・・・

    あっ!
    とまった!
    やまねずみのうれしそうな顔。 くまの顔もとてもカワイイ

    あっ!

    みつけた!

    黄色の一輪の花。 「 うわあい!」 「ゆきのなかに
     おはなが ひとつ さいてるぞ!」

    みんなも目がうれしそうに一つのものを見つめる。
    みんなが  待ちわびていた。  なんていい表現でしょう。
    はなをくんくんさせながら かけていく。
    なんていい表情でしょう。

    山の動物たちの幸せ。
    この絵本のように幸せであって欲しいね!
    子供たちは、この絵本が大好きで、優しい気持ちになってうっとりして見ていたよ。

    こんな幸せがいつまでも いつまでも続いて欲しいですね。
     
    近頃のニュースで、里山へくまがやってきた。
    人間の作った農作物を食べに・・・
    山に食べ物がなくなったの?
    どうして?
    くまたちが、かわいそうに思いました。

    この絵本のように幸せになって欲しいで〜す。

    投稿日:2006/09/23

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  • 春の思い出

    小さい頃に読んでもらった本なので、実家に帰ればあると知りつつ買ってしまいました。

    ひたすらかたつむりを数えていたっけ。あの黄色い花のページが好きだったなぁ。このふたつのページばかり見ていました。

    実家は寒冷地なので冬はモノクロの世界でした。春になると似たような黄色い草花があちこちで咲くけれど、特に香りもなく、いつかあの花を見つけたいなぁ…とよく思っていました。

    この本を開くと、今でも当時のことを思い出す。
    古井戸のある空き地、沢蟹を捕まえた水路、友達のヤゴがこわくて泣きべそかいて逃げたこと、竹やぶの秘密基地、おたまじゃくしを捕まえに行って「入るなーっ」って怒ったおじさん…。
    今はどうなっているだろう。みんなどうしてるだろう。
    黄色い花は、どこにでも咲いていたっけ。

    投稿日:2006/07/04

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  • ぽぽ!!

    ウチの息子はこの絵本を読み聞かせると、ページをめくっては先へ先へと行きたがる・・。そして、最後のページに描かれた黄色い花を見つけると、得意満面な顔で指差し・・「ぽぽ!!」と言う。(タンポポを教えたところ、何故か花は全て「ぽぽ」になってしまった・・トホホ)
    お陰でゆっくりと読めないが、これはこれで良いかな〜と思う。何故なら息子はそれだけで大満足だからだ!!

    投稿日:2006/05/31

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  • モノクロだけど暖かい

    動物たちが感じる小さな春がとても温かく表現されている絵本です。
    ラストページの一部以外は全てモノクロなんだけども
    冬眠している動物たちの様子がとても暖かく
    気持ち良さそうに描写されています。
    冬眠から半分目覚めたような動物たちの寝ぼけまなこがなんともいえず可愛らしいです。
    子どもはこんなにたくさんの動物たちがはなをくんくんさせて
    一体何が始まるのだろうという感じで
    ずっと見入っていてラストに動物たちと同じ
    「わァ〜〜!!」という表情をします。

    投稿日:2006/05/13

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  • くんくん♪

    • はぐぶ〜さん
    • 30代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子9歳、女の子7歳、女の子1歳

    森の動物達は冬の間冬眠しますね。
    冬眠なんて難しい言葉をしらなくても、冬に眠る動物達がいること、知ることができます。
    ずっとモノクロの世界で描かれているのが、本当に冬らしく、みんなが起き出していく様子がすごいし、一輪の黄色い花が鮮やかに見えて、小さいけど春が来たよ!という喜びが伝わります。

    とにかくたくさん「くんくん」と、読むのですが、その「くんくん」もまた楽しみのひとつですね。
    小さい子が楽しんで聞いてくれています。
    私は○○ちゃんにも春の匂いがするかな?と娘をくんくんして喜ばせていますが(笑)

    投稿日:2006/05/02

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  • 今読むのにちょうどいいですね!

    春を探すようでとてもいいです。はなをくんくんも印象的なようで読んだ後子供たちは「くんくん。」とお花やら葉っぱやら臭いをかいでいました。雪の中でお花が咲いてるページでは「きれいだね。」と。暖かい絵本です。

    投稿日:2006/04/16

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  • 春が待ち遠しい

    眠っていた動物たちが、目を覚まして鼻をくんくんさせます。
    くまからかたつむりまでくんくんする様子が楽しいです。
    この絵本を読むと、子どもも一緒にくんくんします。
    白黒で描かれた動物たちが最後に黄色いお花を見つけます。

    はじめは何で白黒なんだろう?と思いましたが、このページで納得!
    お花だけがカラーで描かれているところが素敵です。
    お花の匂い。かぐわしさ。春の喜び、あたたかさ。どうぶつたちの春を待ちわびる気持ちがより一層伝わってきました。
    春が待ち遠しくなる1冊です。

    投稿日:2006/04/15

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  • 白黒の世界の不思議

    • 佐保姫さん
    • 30代
    • ママ
    • 秋田県
    • 女の子4歳

    イラストと文のリズムがすばらしい。海外の作品なのですが、翻訳が魅力的です。

    雪国の冬は色がなくなります。本当にこのイラストのようです。だからこそ小さな春が待ち遠しい。

    この絵本そのものの存在がそれを物語っています。

    はなをくんくん。
    まだ赤ちゃんと呼ぶくらいの年齢だった娘もこのリズムを気に入っていたようです。よく読み聞かせました。

    投稿日:2006/04/07

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  • お花の黄色がポイント

    学生時代、授業で先生が読んで下さった1冊ですが、読み聞かせの後に先生がおしゃった言葉が忘れられません。「見て!この黄色いお花。匂いが感じられるでしょう。この黄色がこの絵本のポイントなのよ。」絵本にポイントがあることを初めて知った私でした。
    私はこの絵本を「八郎」や「わたしとあそんで」同様に2冊持っています。1冊はかの授業後に購入しました。周囲はすすけてビニールのカバーがかかっています。もう1冊は某ブック〜〜で、売っていた最近出版された(版を重ねた)もの。思いは複雑でした。絵本を読む度にポイント探しはしていません。してほしいとも思いません。ただ、いい絵本は一生手元に置いておいてほしいなぁ、と…思います。

    投稿日:2006/03/24

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  • 春がやってきたよ〜

    「はなをくんくん」と繰り返し出てきますが
    読んでるこちらも「なになに?」とワクワクでした♪
    全体は白黒の絵ですが
    最後にお花が一輪黄色で使われていて
    春の訪れを象徴しているこのようです。
    この絵本を通して、寒い冬は動物たちは
    ”ねんね”をして
    暖かくなる春を待っているんだよ・・・と
    教えることもできました。
    娘は黄色のお花が咲いているのを見ると
    「はなくんくんだね・・」と絵本の内容を
    思い出したかのように大喜びです(^^)
    春はもうすぐやってくるよ・・・
    季節的にも今、オススメの1冊だと思います。

    投稿日:2006/03/18

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