「ベンジー」シリーズの1冊です。
海外では、犬は家の中で飼う感覚の人たちばかりだと思っていましたが、このお話を読む限りそうとも言えないようですね。
ベンジーの家のお父さんの考え方は、ちょっと的外れな気がしました。
いくらきれいにペンキを塗ってくれても、こんな樽のいぬごやではちょっと可愛そ過ぎる気がします。
ベンジーが夜だけ家出するのも分かりますね〜。
そして、ベンジーが夜の間だけやっかいになるパン屋さん。
本といい人でした。
こんなパン屋さんが焼いたパンはきっと美味しいでしょうね。
また、このパン屋さんに飼われている黒猫ちゃんは、気は強そうだけど可愛かったです。その子猫たちもまたチョー可愛かったです!!
マーガレット・ブロイ・グレアムさんの絵ははっきりした線で描かれているし、色合いも遠目が効くので、読み聞かせなどにはもってこいだと思います。
読んであげるなら、4,5歳くらいから小学校低学年くらいのお子さんたちにお薦めします。