私が保育園児だったときに大好きだった本です。
何回も何回も読んで、すり切れてしまったほどです。
保育園に行くときの自転車の風、お友達に会ったときの様子・・・わくわくするあの感じは、まさに保育園児の私が感じていた気持ちそのものでした。
たばこ屋さんのおばあちゃんが気になったり、お肉屋さんや八百屋さんでの子どもの目線も、さすが、と思う描写ばかり。
保育園のお昼ご飯の様子やお昼寝の様子、降園するときにフェンスをつたって歩く姿も・・・本当に保育園の様子そのものです。
特に、手押し式信号でのなっちゃんの様子には笑ってしまいます。自分で押して信号が変わったときの優越感・・・でも、私もそうでした。
年長さんになったときには、この絵本を真似て、「保育園の1日」という名前で、自分で絵本を書きました。その絵本が実家にとってありました。
その私も今や二児の母。
娘も保育園へ毎日楽しく通っています。その娘にも、この絵本を読み聞かせしています。