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ロバのシルベスターとまほうの小石」 みんなの声

ロバのシルベスターとまほうの小石 作・絵:ウィリアム・スタイグ
訳:せた ていじ
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2006年02月
ISBN:9784566008359
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 87
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87件見つかりました

  • 絵が美しく、物語に感動

    物語は、ロバのシルベスターが、まほうの小石を見つけたことから始まります。
    その小石、手に持って願いを言うと、それがかなうのです。
    うきうき、気分で家路を急ぐシルベスターの前に、腹をすかせたライオンが現れます。
    焦ったシルベスター何を思ったのか「岩になりたい」と願ってしまうのです。
    再び小石を手に持つことができないシルベスター。

    もう、このあたりは、どうなることやらドキドキしてしまいます。

    そして、いなくなったシルベスターを探す両親。
    これは、親として身につまされ、他人事(ロバ事)とは、思えなくなります。

    どうやって、シルベスターが助かるのか?
    絵本で確認してみてください。

    困難にであっても希望を持つことができます。
    子どもたちに出会って欲しい絵本です。

    2006年に新版となり、原書通りの色合いとサイズになりました。
    その色の美しいこと、物語の感動に拍車をかけています。

    投稿日:2011/06/26

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  • 親に愛される

    親に愛されるって素敵です。
    子供は物なんていらないから
    親に愛される、抱きしめられるのが
    一番うれしいと思っているんです。
    ジーンとする絵本です。
    わが子が石になったと思ったら
    本当に寂しくてずっと泣いてしまうかもしれない。
    家族で抱き合って涙して、よかった、
    本当に良かった。
    家族で抱きしめあえるって本当に良かったと思いました。

    投稿日:2011/04/08

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  • 最後に心が温まるスト−リ−

    • カヅオさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳、女の子5歳

    雑誌の紹介でオススメの絵本ということで小1の息子と年中の娘に読みました。

    まず、まほうの小石という発想が面白すぎるのか、少しわかりづらい風もありましたが、うっかりシルベスタ−が岩になってしまったあたりから、わが家の子供たちはハラハラしてきたようで、かなり食い入るように聞いていました。
    ロバのお父さんお母さんが必死に息子を探し回る様子、ちょっとあきらめる様子、シルベスタ−自身もじっと岩になり続けてあきらめかける様子、、、子供たちの悲しそうな表情のピークから一変、最後のHAPPYエンドに心からほっとしている様子でした。
    親が子供を常に思っていること、絵本を通じて少しは伝わっているといいなと思いました。
    ただ、シルベスターが最後に岩から元に戻れるシ−ンが、文章より先にペ−ジを開くとロバに戻った絵が展開してしまっているのが、少し読み聞かせるときに残念だなと感じました。

    投稿日:2011/04/05

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  • 「まだ生きてるかなぁ?」

    • ポピンズさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子6歳、男の子2歳

    小学一年生に、英語で読み聞かせました。
    長いから、どうかなぁ、と思いつつ、日本語で幼稚園の時読み聞かせ会で長くても聞けたから、と思い、賭けてみようという気分で。
    心配はいりませんでした。
    石になったシルベスターに、みるみる引き込まれ、心配そうに見守る子ども達。
    星空の下の淋しげな石、落ち葉の下の静寂の石、石に、シルベスターのにおいすらしないという事実に、ついには冬、死んだように眠ってしまった石には、雪がかぶってしまい、みんなの動揺すら伝わってきて。
    春がやってきて、季節がめぐってきたと思ったのか、雪も溶け、花もさく大地に、張り詰めていた緊張が解き放たれたように、沈黙を破る一言。
    「まだ生きてるかなぁ?」
    まるで自分も石になって時を乗り越えてきたかのような心底気遣う声。
    英語を訳していきながら読んだので、随分時間がかかったにもかかわらず、あまりに子ども達が真剣なので、気づけば私も一緒に気分が引き込まれて読んでいました。
    読み終わってから、以前には見えなかったものが、浮き上がってきました。
    「我が子が好きなものは、大切にしてあげなくては」
    赤い石は、ただ赤いから、お父さんの目にとまったのでしょうか。
    息子を愛する父だからこそ、息子の好きなものに、注意がいったに違いありません。
    「だれかが偶然にもぼくを石と気づいて、偶然にも魔法の石に気づいて、もとにもどるように願う可能性なんか、ほとんどない」とかかれてるくらい、奇跡に近いことが、息子を想う深い愛の前では奇跡でもなんでもなく、ごく自然に起きました。
    これぞ、親の姿なのです。
    少し飛躍しますが、絵が大好きで、帰ったらまっさきに色鉛筆を取り出す娘に、最近「先ピアノしなさい、先宿題しなさい」と怒ってばかりの自分に猛省。
    私は本が好きで、帰っていつもすぐに本を読んでは母に怒られて嫌な思いをしたこをと思い出しました。
    親に、自分が好きな事を否定されるほどいやなことはない、と、英語で読んだ後、もう一度読み返しながら、改めて両親のシルベスターへの思いが如何に上手く描かれているか、しみじみ感じました。

    投稿日:2010/10/30

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  • 親子の絆

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    ロバのシルベスターは願いが叶う赤い小石を見つけます。
    やったぁ♪これで色々と叶えられるぞ♪・・・と。
    しかしそれは大きな落とし穴だったのです。
    シルベスターはひょんなことから石になり、戻れなくなってしまったのです・・・。

    愛するシルベスターが行方不明になり嘆き悲しむ両親。
    その姿が胸に刺さります。そうだよね・・。
    石になったシルベスターの孤独も諦めもまたリアルです。
    どうなるのかな・・どうなるのかな・・・。
    ドキドキ・ハラハラ・・・。
    見つめる息子のまなざしも真剣そのもの。

    最後は、あ〜ほんとによかったねとハッピーエンド。
    親子の想いあう気持ちの大きさが伝わってくる絵本です。

    投稿日:2010/08/06

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  • ナチュラルでさわやか

    とても自然なお話です。
    起きることはとんでもないことなのですが、
    その出来事の中でのシルベスターや両親の感情の変化はとてもナチュラルで、すがすがしさを覚えます。
    癖のないさわやかな、それでいて自然にじんとする、おすすめの絵本です。

    投稿日:2010/03/11

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  • こどもがしくしく

    「まほう」と聞いただけで読みたがる娘。
    この本を読んでいくうちに、しくしく。
    夜は私の手をぐっと握って、
    「石になったらどうしよう・・・」
    お母さんは石になっても絶対見つけるよと言っても
    「いや〜、石はいや〜」と。
    下の娘は次の日も、読みたがったのですが
    上の娘は別の部屋に行ってしまいました。
    でも、こんなことは初めてで私としては印象ぶかいです。
    本に共感してこそだと思うので、評価は5です!

    投稿日:2010/02/09

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  • よくぞピクニックに行く気になってくれた

     やはり、評価の高い作品ですね。
     結婚前に二度、出産後息子のために一度読みました。
     今回小学校の図書館で、2008年7刷を見つけ懐かしく読みました。
     石が好きなシルベスターが、幼い頃の我が息子と重なります。
     魔法の小石を手にして、喜んでいたのもつかの間、大変な事がシルベスターの身に…。
     何度読んでも、これ以降の両親の心情に共感し、季節が秋へと移っているいるページでため息が出てしまいます。
     春のページがまぶしいくらい明るく、希望の持てる結末を予感させてくれます。
     よくぞピクニックに行く気になってくれたと、やはり読後に思いました。
     
     シルベスターのジレンマと、両親の深い絶望が読者を最後まで惹き付けるのでしょう。

     感動のラストに、当時息子は私に抱きついてきました。
     3歳の頃の感動の一冊です。

    投稿日:2010/01/27

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  • 悲しいけれど子供は大好きです

    • セルバさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳

     ロバのシルベスターは小石を集めるのが趣味。ある日赤く光る小石を見つけます。それは、魔法の石なのでした。
     と、ここまではよくあるお話ですが、その後石になってしまうことから不幸が始まります。
     子供達は、はじめ、どうして石になってしまうと魔法が使えなくなるのかが理解できなかったようですが、何度も読んでいるうちに、石になって嘆いているシルベスターの気持ちを理解できたようです。

     また、両親が必死になって子供を捜し、嘆くところも親にとっては胸を締め付けられます。

     この本は、魔法で夢が叶っても決していつも幸せではないこと、家族みんなで楽しく暮らすことが一番の幸せだと理解できる本だと思います。

    投稿日:2010/01/09

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  • 素敵な魔法です。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    ロバのシルベスターの楽しみは、変わった形や、変わった色の小石を集めることでした。
    ある日、燃えるように赤く光っていて、ビー玉のようにまん丸の奇妙な石を見つけました。ところが、それは、持っている者の願いをかなえる魔法の石だったのです。

    こともあろうに、自分で望んで岩になってしまったシルベスター。元のロバに戻れる可能性は、ほとんどありませんでした。
    このままお話がどうなっていくのか、本当に心配でした。シルベスター自身の気の落ちようはもちろんのこと、家族の気持ちも強く伝わってきました。
    魔法の石の持つ力、それよりも大きな力をもったものを感じることができました。
    ちょっぴりとぼけたシルベスターの顔、やわらかな線、優しい色遣いの世界が、ふんわりと心を包んでくれます。

    投稿日:2009/08/20

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