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ロバのシルベスターとまほうの小石」 みんなの声

ロバのシルベスターとまほうの小石 作・絵:ウィリアム・スタイグ
訳:せた ていじ
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2006年02月
ISBN:9784566008359
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,237
みんなの声 総数 87
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87件見つかりました

  • 家族でいることが幸せ

    子供も読みながらとってもドキドキしてしまったようですが、
    親としてもこの絵本を読むとドキドキ。
    家族3人元気に暮らせているって幸せだなあ〜と改めて実感しちゃいます。

    息子は題名の「まほうの小石」というのに、めっちゃ惹かれました。
    魔法っていう響きが子供心をくすぐりますよね。
    かくいう私も昔本気で魔法使いになりたいなんて思っていました。
    特に最初を読んでいると、願いがかなっちゃう魔法の小石という設定で、
    ルンルンで帰るシルベスターの気持ちにめっちゃ共感していた息子。

    でもそのあと・・・
    この思わぬ展開、そしてその先がどうなるか分からない展開に、息子はもうドキドキだったようです。
    かくいう私も、最初読んだときはそうでした〜。
    でもだからこそ最後のハッピーエンドに心底嬉しくなっちゃう、絵本ではないかと思います。

    ただ私もかざぐるまさんのように、お話の一番の盛り上がり部分が挿絵でさきに分かってしまうのは残念だなあ〜と思います。

    投稿日:2008/01/29

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  • 家族を想う気持ち

    シルベスターがいなくなったあとの、おとうさんとおかあさんの気持ちがよくわかりました。もしかしたら、ライオンにおそわれでもしたのかなと思っていたのかもしれません。それでもあきらめきれない、つらい気持が伝わってきます。
    シルベスターも大変でしたね。「億万にひとつ」という絶望的な中で、おとうさんとおかあさんを思う気持ちがせつなかったです。
    だから最後のページで、みんなが抱き合っている場面はなんどみてもじーんときます。でも、おとうさんが小石を金庫にしまったことが気になりました。一番の願いがかなったのだからもういらないような気がしたのですが。

    うちの子供は犬が大好きなので、いろいろな種類の犬がシルベスターを探しているページを楽しそうに見ていました。

    やさしくてていねいに描かれた絵が、お話にぴったりだと思いました。驚き、楽しみ、悲しみ、喜び、すべての感情が描かれているお話が、すばらしいと思いました。

    投稿日:2007/10/29

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  • 一緒に暮らせる幸せ

    • 絵本と一緒さん
    • 40代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子18歳、男の子15歳、女の子13歳

    もし急に子供がいなくなったらーーー
    考えたくも無いけれど、気が狂うほど泣き叫ぶだろう。

    子供の頃「魔法使いだったら良かったのに」何度も思いました。
    きっと嫌な事から逃れたい時に。

    このお話は子供を突然なくした親の気持ち・悲しみ。
    親の元へ帰られない子供の辛さ・寂しさが静かに語られています。

    何でも願いが叶う魔法の小石を見つけたのに、こんなにも悲しい絵本。

    幸せって何でも思い通りになる事じゃない。
    魔法なんて必要ない「家族の愛」がある平凡な毎日こそが
    一番の幸せだとしみじみ実感出来る絵本です。

    ロバのシルベスターが「岩」になった時
    すぐに元に戻られるんだろう・・と思い込んでいました。

    一瞬の判断違い、どうにかなりそうだけど、どうにもならない。
    「決して時間は戻らない」と改めて思い知らされました。

    あなたがいなくなったらこんなに悲しい。悲しくて悲しくて家族は生きて行けない。
    だからこそ 命を大切にしなければいけないんだよ、
    物騒でいろんな事が難しい今の世の中だからこそ
    小さな子供達に伝えたい深いメッセージが込められています。

    ラストのページ。良かったね、良かったね。
    何度読んでも見入ってしまって絵本が閉じられません。

    投稿日:2007/07/26

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  • 諦めないで

    • 花ぶらんこさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子9歳

    願いが叶う魔法の小石。
    ちょっと怖い気もするけど本音は私だって欲しいな。
    でもシルベスターのようになってしまったらどうしよう?
    ひょんなことから魔法の小石を見つけたシルベスター、
    ライオンに出くわす窮地に追いやられ
    「岩になりたい」と咄嗟に願ってしまいます。
    あーーなんてこと!岩になってしまったら
    小石を手にとって願いを叶える事はもちろん、
    岩からもとの姿に戻ることができなくなってしまうじゃない!
    もうどうすることもできないシルベスターの
    失望の心はもちろん、涙を流しながら一生懸命我が子を探す
    親の姿にホロリ....。
    読んでてお願い、どうか諦めないでと思わずにはいられません。
    シルベスターが岩になったその上で
    悲しみにくれる両親に「あなたが触れているすぐそこに
    シルベスターはいるんですよ!」
    さてどうやって親子は再会できるんでんしょうか?

    投稿日:2007/05/09

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  • 元に戻れてよかった。。

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    後から、あーすればよかった、こーすればよかったと
    思うことってあります。
    でも、シルベスターの失敗は、後悔なんてものじゃないです。
    親子の愛情は、奇跡も起こします。
    こんな奇跡が起きてくれて、ありがとうと言いたい気分です。

    子どもが犠牲になる事故や事件が報道されるたびに、
    わが子にいい聞かせる毎日です。
    子どもがいなくなるなんて、想像すらしたくないですから。。

    子どもたちは、どんな反応をしてくれるか、学校の読み聞かせに持って行きたいです。

    投稿日:2007/02/03

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  • 評価が高いので読んでみたかった本

    いろいろな絵本を紹介する本やサイトで評価が高かったので読んでみたかった本です。娘の好きな絵ではないので表紙をみたらあんまり読みたくなさそうだったのですが読んでみると内容に引き込まれたようでした。シルベスターはどうなるんだろうとドキドキしながら聞いてました。ハッピーエンドでよかったです

    投稿日:2007/01/13

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  • 親子の愛は奇跡を起こす

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子16歳、女の子13歳、女の子12歳

    願いが何でもかなう小石を手に入れたろばのシルベスターが、ばったり出会ったはらぺこライオンにびっくりして、「岩になりたい」と願ったとたん、本当に岩になってしまい家に帰れなくなるお話。

    帰ってこないシルベスターを必死で探し回るおとうさん・おかあさん。絶望的になりながら、二度と息子に会えなくても何とか前向きに生きようとする二人に心が痛みました。

    表紙から受ける印象よりずっと重いものを感じました。
    ハッピーエンドでよかった。

    投稿日:2007/01/11

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  • 子供がいないときの親の悲しみ

    • アニタさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 6歳、2歳

    ウィリアム・スタイグさんのコールデット賞受賞した作品ということで選びました。

    絵が美しくて分かりやすいです。

    シルベスターが魔法の小石を見つけたところは絵本にありがちですが、なんと石になったら元に戻れなくなってしまった。
    すぐに戻れるだろうと思ったら、両親は悲しみ、シルベスターもすっかり落胆して季節がどんどん変わっていきます。
    そして、最後に奇跡がシルベスターを元の姿に戻してくれました。
    家族がそろってさえいたら、魔法の石なんていらないとしまってしまいました。

    派手に騒ぐ内容ではないので子供に大うけする本ではありませんが、静かに文化として子供に残される本で、私は好きです。
    子供がいなくなると親はこんな風に悲しむのよと教えてくれる珍しい本だと思います。

    今いじめなどで悩んでいる子たちに聞かせてあげたい本です。

    投稿日:2006/11/14

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  • 親子っていいな

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    ロバのシルベスターは、変わった色や形の小石を集めるのが大好きでした。
    ある雨の日、赤くてまん丸の小石を見つけます。
    それが、望みの叶う魔法の小石と知ったシルベスターは、喜び勇んで家に帰ります。
    と、途中でライオンに出くわし、慌てふためいて、とっさに「岩になりたい」と言って、
    岩になったまでは良かったのですが…。

    岩になったシルベスターが、元に戻れないとわかった時の落胆と絶望。
    (子どもたちはすぐにロバに戻れると思っていたようです…)
    帰らない息子を必死に探し続ける、両親の姿。やがて季節は移り変わり…。
    読むほどに、双方の思いが痛いほど伝わってきて、悲しくなりました。
    子どもたちも、その間ずっと不安そうな顔で聞き入っていました。

    やっと親子が再会できたところでは、子どもたち、ホッとした表情でした。
    私も、(絵本の中の話なのに)本当に嬉しかったです。

    余談ですが、表紙の絵が、主人公のシルベスターではなく、
    (息子を探し回る不安な表情の)両親というのが面白いなーと思いました。
    表裏見返し部分の“小石たち”も趣を添えています。
    また、最後に印刷されているスタイグ氏のコールデコット賞受賞スピーチも
    興味深く読みました。

    投稿日:2006/11/09

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  • 石に触れてないと

    • ぽた子さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子4歳

    家族愛の伝わる素敵なお話だと思います。
    また、表情豊かな挿絵も素敵で、物語をいっそう引き立てていると思います。
    娘も、両親がシルベスターを救い出してくれ、幸せが戻り抱き合っている様子に、満ち足りたものを感じているようでした。
    でも、3歳の子には、石に触れていないと、魔法がかからないという事を理解するには、難しかったようで、補足説明が必要でした。
    小学生以上になれば、問題なく理解できそうですが。

    投稿日:2006/10/27

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