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きつねの子(1) きいろいばけつ」 みんなの声

きつねの子(1) きいろいばけつ 作:もりやま みやこ
絵:つちだ よしはる
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1985年04月
ISBN:9784251006936
評価スコア 4.58
評価ランキング 5,506
みんなの声 総数 42
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42件見つかりました

  • 物への思い

    娘が、とても大切にしていたイヤリングを公園で片方失くしてしまい、涙も涸れんばかりに泣いていた夜、言葉で慰める代わりに手渡した絵本です。

    きつねのこが丸木橋の袂で見つけたきいろいばけつ。「だれのだろ?」 きつねのこは、ばけつを覗いてみたり、提げてみたり・・・。「とってもよくにあう。まるできつねくんのみたいだ。」くまのこも、うさぎのこも、そう言いました。「ほんとに ぼくのだったらねえ。」 そうして、3匹は、一週間経っても持ち主が現れなかったら、きつねくんのばけつにしようと、決めます。

    1週間という時間の長いような、あっという間のような・・・。でも、この1週間で、本当に様々なことを感じながら、ばけつと「2人だけ」の蜜月の時を過ごたきつねくんは、その時間があったからこそ、「いいんだよ、ほんとに」の言葉が、本心から言えたのでしょうね。

    一方・・・娘のイヤリングは、パパが暗い夜道を探しに行って、見つけてきてくれました!こちらは、ハッピーエンドで終わりましたが、きつねくんのきいろいばけつと同じように、物自体でなく、物への思いや、物の心を、より大事に思える心を育んでいってほしいな、と思いました。

    投稿日:2009/01/25

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  • きつねの子と一緒に成長する一週間!

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    次女たち2年生の教科書(光村図書・上)の最後に載ってるのを知り、我が家にもあったなあと、引っぱり出してきて読みました。
    ああ、上の子たちにも読んであげたっけ。
    読み始めると、懐かしさでいっぱいになりました。

    きいろいばけつを見つけたきつねの子が、一週間待って持ち主が現れなかったら、自分のものにしようと・・・???

    月曜日〜日曜日まで、小見出しになってるのも、絵本〜童話へと移り変わっていく時期に、ちょっと大人っぽい感じがしていいですよね♪

    きつねの子の、きいろいばけつに対する想いが、ヒシヒシと伝わってきて、こちらまで一喜一憂しちゃいます。

    きつねの子に同化してしまった身には、ちょっと残念な結末なのですが・・・「いいんだよ、もう。」きつねの子のきっぱりした言葉に、すっきりします。

    そう、長い長い一週間、きいろいばけつは、確かにきつねの子だけのものだったのですから。

    何だか、この一週間で、自分まで大人になったような気持ちになります!

    こんな素敵な作品が、教科書に載ってることを、うれしく思います♪

    投稿日:2008/06/14

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  • 懐かしいような気持ち

    テレビ絵本で興味を持ったきつねのこシリーズです。きつねのこが橋のたもとで見つけたバケツ。うさぎのことくまのこに話したら、1週間待って持ち主が取りに来なかったら、きつねのこがもらったにいいと言われます。

    誰のかわからないバケツ、でもきつねのこがほしかったバケツ。自分のものになったらいいなあとバケツのことを考え続けているきつねのこがとてもかわいです。

    バケツでなくても子どもの頃なら、こんなことを子ども心に考えたり、あるものに夢中になったりしたのかもしれません。子どもの心にも、大人の心の中にも、楽しいこと、ほしい物を手に入れたら、こうしようああしようと思った気持ちが眠っているのかもしれませんね。

    大人になった今読むととても懐かしいような気持ちがしました。子どもは、等身大の自分の気持ちとして捉えることができるのでしょう。夢中になって聞いていました。

    つちだよしはるの優しい絵が、この話にとてもマッチしています。

    投稿日:2007/12/23

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  • 子供のころの、ものに対する情熱

    最近娘は、絵本だけれどかなり字の量が多く
    ストーリーがあるもの(幼年童話というジャンルなのでしょうか)に
    徐々に嗜好が傾いています。
    そんな娘が、真剣に聞いていたのがこの一冊。
    親しんだつちださんの絵もよかったのだとおもいます。
    子供のときに、大人にとったら他愛ないものでも
    すごく大事にしていたり執着しているものがあったりするものですが
    自分もそんなことがあったなぁと、しみじみと思い出しました。

    投稿日:2007/11/16

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  • きつねのバケツに対する思い

    • ねこちんさん
    • 30代
    • せんせい
    • 岐阜県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    きつねが森においてあったバケツをとっても気に入り遊びます。そして、いずれ自分のものになるその日を心待ちにする様子はとてもかわいらしいです。きつねが、毎日バケツがあるかどうか見に行く場面では、「あるといいね。」「なかったらどうしよう・・・」などと自分のことのように、ワクワク、ドキドキで見ていました。

    投稿日:2006/10/17

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  • どこか懐かしい、素敵な思い出。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    どこの誰の物かわからないお日様色の黄色のバケツ♪
    子ぎつねは、この黄色いバケツが大変気に入ったのですが・・・・・・幼い頃でも、大人になってからでも、どうしても、コレじゃなきゃイヤ!コレが好きなんだもん!と思ってしまう物ってございましたよね(^_^;)その為なら、どんな労力も惜しまない!そんな経験はございませんでしたか?!(^_^;)
    このお話の良いところは、誰もが、子ぎつねに「諦めなさい。」と言わず、1週間の期限を与える事ですね(o^_^o)その間の、子ぎつねの黄色のバケツへの情熱が、痛いほど伝わって参りました(o^_^o)誰が見ても、子ぎつねにピッタリなんでもものね(o^_^o)
    心温まる素敵な作品でございました♪おすすめです。

    投稿日:2006/06/18

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  • 記憶の中に・・

    • ほんともさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子2歳、女の子0歳

    図書館で偶然見つけました。表紙を見ただけで、記憶が蘇ってきました。私自身も幼い頃、何度も読み聞かせてもらった本です。
    娘にはまだ早いかなと思いつつ、読み聞かせてみました。じっと聞いていた娘は、「黄色いバケツが欲しい」と言いました。もう少し大きくなったら、また読んであげようと思います。

    投稿日:2006/05/29

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  • いじらしいです

    • とっちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    6歳の娘に読みました。
    きいろいバケツを見つけたきつねのこんすけ。
    すぐには自分のものとして持って帰ってしまわずに、
    1週間という期限を設け、バケツをひたすら見守り続けるのがいじらしいですね。
    一週間のこんすけの行動がゆっくりと書かれているので、バケツがほしいんだな〜という気持ちがよく分かります。
    次の月曜日・・・を読むとき、「バケツ、どうなってるんだろうね?」「なくなってるんだよ、きっと。」と、わりと冷めた答えが返ってきましたけれど・・・。
    最後のこんすけのふっきれた感じのセリフの意味がわかったかどうかはわかりませんが、何かを感じ取ってもらえたら・・・と思います。

    投稿日:2006/05/07

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  • 人生には よくあることかもしれない。

    • ひーちゃんさん
    • 40代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子6歳、男の子2歳

    思う様に行かないことをどう心の中で解決させるのか。
     
    子供なりに 答えを出そうとするから 不思議です。
     
    一緒に読んで どんな答えを出してくれるか楽しみな本です。

    投稿日:2006/04/28

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  • やさしくなれる

    つちださんの絵が好きで、気に入っていましたが、子供にはまだ無理だと思っていました。5歳の今、保育園で自分で選んできたので、うれしくなりました。誰のかわからない黄色いバケツを、1週間待って自分のものにしようと思うきつねの子のこんすけ君。その1週間、毎日毎日、バケツを大切に思う気持ちがよく伝わってきます。バケツはこんすけ君のものにならなくて、うちの子は泣きましたが、やけになってるんじゃない「いいんだ、もう。」がわかったみたいです。

    投稿日:2003/12/05

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