「ねずみくんのきもち」 みんなの声

フクロウ博士がねずみくんに大切な事を教えてくれるお話です。

人を思いやる心、助け合って生きていること、みんな違うからこそ素晴らしいということ等、生きていくうえで大切なことを伝えてくれます。

少年犯罪などが増えている現在ですが、幼い頃からこの絵本を読んであげたら、他人の事を考えて行動できる人間に育つのでは･･･？と思ってしまうほどの絵本でした。

子どもだけでなく、大人が読んでも色々な事を感じることの出来る絵本なのでオススメです☆

小さい子どもから大人までたくさんファンをもつだろう『ねずみくん』からの大切なメッセージ本です。

小さくておくびょうで失敗だらけのねずみくん・・ぼくってだめだな・・・ねずみくんは悲しい気持ちになっています。
そんなねずみくんに大切なものを教えてくれたふくろうおじいいさん・・・・


『絵本のきもち』として表紙の折に書かれたなかえよしをさんのメッセージと共にゆっくり子どものたちに読み聞かせたい１冊でした。
思いやり・・難しそうで本当は誰もがもっていると・・思うのです。

ねずみくんシリーズは読んだことがないので、初めて手にしたのですが、とても深い内容でした。
このねずみの絵は、良く見かけるのですが、内容は全く想像出来ないくらいです。

冒頭に「小さくて臆病で失敗ばかりのねずみくんに、ふくろうさんが教えてくれた大切なこと」と記載がありますが、質問形式で文章が進むので、子供にも分かり易かったようです。

こうした話って、大人の自己啓発とか心理学とかの本に登場しますが、実は絵本にしたほうが良いのかも知れません。
大人の鑑賞にも十分堪えられる絵本だと思います。
勿論、幼稚園以上のお子さんにも、読み聞かせて考えさせるのに良いと思います。

『ねずみくんのチョッキ』シリーズで大人気のねずみくんがお友だち関係について考えます。
いじわるねこくんにいじめられてねずみくんはしょんぼり。
ぼくって気が弱くてダメだなァと思っているところへ
ふくろうさんがお友だちとはどういうものか
思いやりを持って接することがどんなに大事か・・・を
諭してくれます。
読んでいてアンダーラインでも引いておきたいくらい
納得できるような言葉がいっぱいです。
自分がおこした行動でお友だちを傷つけていないか
そう思いを巡らすだけでもお友だちと
かなりいい関係が保てるだろうし
皆それぞれ得意なことや苦手なことはあって
色んな子どもがいて　その子自身を認めてあげられたら
深刻な問題になっているイジメも減っていくのだろうにと思います。

ねずみくんシリーズが大好きな娘（５歳半）に、
ちょっと長いかな？と思いながらも購入しました。
シリーズとはちょっと違って、お話が長いんです。

ちゃんと、最後まで聞いてくれました！

生きていくうえで、人との関わりのうえで、
最も大切なことが、この絵本にはつまっています。
子供にも非常に分かりやすい「ことば」で。

ウチの娘のように、ねずみくんシリーズを、ある程度
堪能したら、ぜひ、読んであげて下さい。

人間関係で疲れている大人にもオススメ！

意地悪をしてしまう・されてしまう子に読んでもらいたいです。
思いやりがないと大変なことになる。
みんな一人では生きていけない。みんなが助け合って成り立っている・・・と。
少し文章が長く難しいですが幼稚園くらいの子ならぴったりです。

大切なことは相手のことを考えること。
助け合って生きていることを知ること。
みんなが違うからこそすばらしいこと。
自分は自分で良かったと思えること。

この一冊に思いやりの心をそだてるエッセンスがギュッと詰まっています。
３歳のうちの子には、まだちょっと難しかったようですが
これから沢山のお友達とかかわる中で、この絵本を心に留めておいてくれればと思います。

ラストのページも素敵です。

まいどおなじみのねずみくんが人を思いやる心＝思いやりが大切ということを教えてくれます。心とはどこにあるのか？他人と違ってもいいんだよとか大人が読んでも考えさせられることばかり載ってます。大きくなるためには弱いものや小さいものを思いやる心を育てていかなくてはなりません。それを教えてくれたような気がします。

でも、この絵本は『もうひとつのねずみくんの絵本』です。
いつものねずみくんシリーズとは違って、文章が長くそして幼稚園前のチビちゃんたちにはちょっと難しいかな？
本当に大切なものって目に見えないし手に取れない、そんな人を思いやることの出来る心なんだよ・・。
当たり前のことが見えなくなってしまう、でも本当はすごく大切なんだよ・・と教えてくれる、そんな絵本です。
お友達との関わりが密になってくる、幼稚園以上の子どもたちにお勧めの絵本かな。