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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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わすれられないおくりもの」 みんなの声

わすれられないおくりもの 作・絵:スーザン・バーレイ
訳:小川 仁央
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1986年10月
ISBN:9784566002647
評価スコア 4.77
評価ランキング 645
みんなの声 総数 180
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180件見つかりました

  • 大人が好きな死の本

    大人が好きそうな死についての絵本です。
    でも実際はこんな綺麗な言葉では表現できません。
    死とは暗くつらく悲しいもの。
    その実体ないもの、が死。
    本当の死についての話がききたい。

    投稿日:2011/05/22

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  • いつの日か、乗り越えられる

    初めて読んだときは、あまりにせつなくなり涙がこぼれました。
    私も、今までの人生で、いくつもの親しい人とのお別れを経験してきました。
    親しい人の「死」を受け入れていく過程が、自分の経験と重なってしまい、読みながら涙が止まりませんでした・・・。

    お話は、年を取ったアナグマさんが、静かに死を迎えるところから始まります。
    親しい年の若い友人達は、みなそれぞれアナグマさんの思い出をたくさん抱えていて、すごく悲しみます。
    でも、、、時が少しずつ悲しみを癒してくれるんですよね。
    そして、いつの日か、思い出を「宝物」として楽しく話せる日がくるんですよね。
    こうやって、人は、悲しみを受け入れて乗り越えていくんですね。

    息子は、まだ親しい人とのお別れを経験したことがありません。
    なので、今の段階でどこまでこの本の内容が実感できたかはわかりませんが・・・しんみりしていました。
    いつの日か、悲しい思いをしたときに、それを乗り越える力にするためにまた読んでもらいたい本です。

    投稿日:2010/02/15

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  • しょうがパンの香りが鼻をくすぐります

    長男の小学校時代に教科書に載っていたお話。毎晩の音読の宿題が懐かしいです。うさぎの奥さんのしょうがパンの所で毎晩香りがよみがえり、子供達と鼻をムズムズさせていました。先生と相談して学年分のジンジャーブレッドを焼いて持って行き、給食のデザートに食べてもらったのも良い思い出です。とにかく心温かく聞く子ども達全体を包み込むイメージで読みます。読み終わりに、人やペットがなくなる事は悲しく寂しい事だけど、それだけじゃなくて、その人との時間を思い出して楽しくなったり、その人を知る他の人とたくさんその人のお話をしたりして、生きている私達はしっかり毎日生き続けなければなりません。大人になると多くの人は思いっきり走る事さえ中々なくなるので、皆さんは今たくさん思いっきり走ったり、取り組んでいる事への工夫をたくさんして失敗しても諦めずにもっと考え何度も挑戦したりしてくださいね。と話しています。

    投稿日:2024/12/08

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  • 大人が泣きます

    • かありんさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、男の子9歳、女の子7歳

    この本は、私が子供を産み、長男が9才の時に、私の母から送られて来た一冊です。
    つまり、ばぁばから孫へのプレゼントでしたが、先に読んだのは私で、何度も何度も泣きました。

    親から子へ 親友から親友へ
    信頼、愛情、人生を少しステキなものにする小さなアドバイス、素朴だけど生きていく上で大切なこと

    自分はどれだけのことを、残せるだろうか?と自問すると共に、私は私の母から両手から溢れ出るほどの「大切なこと」を受け取っていた事に気がついたのです。

    この本を、うちの子供達も一緒に泣きながら読みました。
    ママにつられて泣いたのかもしれませんが、優しい子に育っている事を実感しました。

    投稿日:2024/08/27

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  • これはひじょうに奥深いお話です

    私はわすれられないおくりものを読ませて頂いて、とても感動しました。これはひじょうに奥深いお話だからです。この本は死とは何か、人間とは何か、人生とは何かを見事に追求していると思います。私もこれまで生きてきて、様々な死に出会いました。そんな悲しみの中で、どのように死と向き合って生きてきたかを思い出す時、この本は共感できるところがいっぱいあると思いました。このお話はいつまでも私の心の中で鈴のように鳴り続けると思います。

    投稿日:2023/06/01

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  • 死について

    自分の死を悟ったアナグマ。大切な友人であるアナグマの死を少しずつ受容していく仲間たち。「死」という子どもに伝えることが難しいテーマが、悲しすぎることなく、適切に表現された絵本だったと思います。大人にとっても読みごたえのある内容のお話でした。

    投稿日:2022/10/03

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  • とても良いお話でした。でも、6歳の娘には少し分かりにくいお話だったかもしれないなと思いました。6歳くらいになると「死」についてなんとなく理解ができるようになっていますが、まだまだその実態は捉えられずにいます。アナグマが死んでしまったことの表現に暗い長いトンネルというものがありましたが、ここが娘には怖かったようで、一度読んだきりもう一度読むことはありませんでした。

    アナグマの思い出をみんなで話して悲しみを乗り越えるという展開はとても素敵で、アナグマの残したものはその後生きるものたちの心に深く刻まれているのだなと感じました。そんな生き方をしたいなとあらためて思いました。大人向けの絵本かもしれません。

    投稿日:2021/08/21

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  • 深く考えさせられる絵本

    自身が昔、小学高学年くらいに学校図書館で読んだことがありました。アナグマの死という悲しい出来事がありますが、悲しみを乗り越えて生きて行く姿に深く感動しました。
    大人になった今でも読み返してみても心に染み渡る物語だと思います。
    大人にもおすすめの絵本です。

    投稿日:2021/04/11

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  • どう生きるか

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子9歳、女の子7歳

    死という、子どもにとって怖いテーマでありながら、とてもあたたかく心穏やかになるような絵本でした。
    大好きなアナグマが死に、悲しみにくれる動物たち。でも、みんながそれで互いに助け合えるような、宝物になる知恵や工夫を残してくれているから、その残してくれたものの豊かさで動物たちは悲しみを乗り越え、楽しい思い出を語れるようになっていきます。どう死ぬかではなく、どう生きるのがいいのか、そのお手本を教えてもらったような気がします。

    投稿日:2020/11/23

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  • 素敵な人生の送り方

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    『アナグマは死ぬことを恐れていません。死んでからだがなくなっても、心は残ることを知っていたからです』の一文に惹かれました。
    アナグマは自分の死期が近いことを知っていたのです。アナグマが残した手紙が素敵でした。「長いトンネルのむこうに行くよ」と。
    アナグマさんとのたくさんの思い出が残された者たちの心を支え、彼等の心の中で生き続ける存在となることを教えてくれました。
     

    投稿日:2020/11/15

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