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あっぱれ!われらのてんぐさま

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ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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としょかんライオン」 みんなの声

としょかんライオン 作:ミシェル・ヌードセン
絵:ケビン・ホークス
訳:福本 友美子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2007年04月
ISBN:9784265068173
評価スコア 4.81
評価ランキング 275
みんなの声 総数 182
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182件見つかりました

  • 規則は規則。だけど……

    誰もが利用していい図書館に、ライオンがやってきます。入ってきたライオンを見てとまどった人たちも、優しくておとなしくて規則を守るライオンを、しだいしだいに受け入れていきます。
    そしてライオンが欠かせない存在になったとき、ある事件が起きます。それを解決するためにライオンは一つの規則をやぶり、規則を破ったからと図書館に来なくなるわけですが、そのあとのみんなの反応がまぶしいのです。
    特にライオンを受け入れなかったたった一人の図書館員の反応が、とても光ります。
    規則は規則。だけど、大切な友だちを守るときには……なんです。

    投稿日:2019/05/22

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  • ルールをまもること

    図書館にライオン。とっても不釣り合いな組み合わせですが、表紙の優し気なライオンの姿が違和感なく受け入れさせてくれます。
    この本にでてくるライオンは賢くて、本が大好き。きまりもきちんとまもります。この図書館でのきまりというのが物語のもとになっているのですが、きまりについて息子と考えることができました。

    投稿日:2019/03/14

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  • 図書館でライオンを探します

    • イクさん
    • 50代
    • じいじ・ばあば
    • 埼玉県

    子どもに読み聞かせしていても、
    読んでいる最中に鼻の奥がツンツンしてきます。
    読み終わってから、子どもと、こんな図書館あるかな?
    こんな図書館に行きたいね。。。
    と、話していました。
    私が子どもだったら、図書館でライオンを探してしまうでしょう。

    投稿日:2018/05/10

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  • 実は優しい館長さん

    どこからかやって来たライオン。
    図書館の中でのびのびと過ごし、
    読み聞かせがすっかりお気に入りに。

    館長さんはライオンに対して、
    「決まりさえ守ればライオンでも良い」と言っていて、
    図書館に来る人達も、
    ライオンがいることがいつの間にか普通になり、
    すっかりマスコット的な存在になっているなぁとほのぼのしてしまいます。

    誰かの役に立つのが好きで、
    お話を聞くのが好きで、
    館長さんのことが好きなライオン。

    いつも図書館に来たいから、
    館長さんのためにお手伝いを沢山して、
    図書館の決まりをしっかりと守っています。
    それがとってもいじらしくて、可愛い。

    「きまり」についてはいつもうるさい館長さんですが、
    最後の方では「たまにはちゃんとした訳があって、きまりが守れないこともあるんです」とも言っています。

    ライオンは館長さんの言う「きまり」をしっかり守り、
    でも館長さんのために敢えて「きまり」を破ることで、
    館長さんを助けようとしています。

    その様子が、読んでいる子供達に、
    決まりの大切さと、
    時には柔軟な姿勢も必要なのだということに気付くきっかけになっているように思います。

    全体的にとても優しい空気に包まれているお話で、
    友達の絆や決まりに対して考えるきっかけをもくれる、
    なかなかに奥深い本だと思いました。

    投稿日:2018/02/25

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  • 走っていはいけません

    おはなしかいで読みました。少し長めですが小さい子どもたちもしっかりと聞いてくれました。なじみのある図書館という場所と、大好きだけどそばにはないライオンの取り合わせ。それだけで興味がわくお話しですが、実に読み応えのある良い本です。
    原作も読みましたが、日本語版でも良さがまるごとつまっていて大人も何度も読み返したくなる一冊です。

    投稿日:2017/11/08

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  • 何度も読み返せる本

    家庭での読み聞かせ、お子さんが一人で何度も
    読んだりできる本だと思いました。

    昔、大切にしていた本があったと思います。
    これはそんな1冊ですね。

    ライオンが図書館に乱入!?という突拍子もない
    ところから物語は始まりますが、
    館長さんはいたって冷静です。ルールをまもれば
    ライオンだって図書館を利用したっていいんです。
    本が好きということはとても素敵なことという
    のがライオンというキャラクターを通して伝わってきます。

    ライオンはだんだん図書館になじみ、図書館にとって
    大事なパーツの一つとなります。そのアイデアをだしたのは
    子供たちです。素敵ですね。

    ライオンと本という奇抜な組み合わせによって、
    本を好きになってほしいという作者の気持ちが伝わります。

    何度も手にとって読みたい絵本だと思います。

    投稿日:2017/06/13

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  • みなのやさしさが素敵です

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    どの登場人物にも優しさがあふれていて、心がほっこりあたたかい気持ちになりました。
    ルールを守ることはとても大切だけど、特別な場合だってあっていい。ということを伝える本はめずらしいけれど、いいですね。
    直接何かを言ったりするわけではなく、相手を思いやって行動する優しさがでてくるので、5歳と4歳の子には難しいようで「なんで?」という問いがたくさんでてきました。一つずつ、そう行動した理由や感情のわけを説明しながら読み進めていくと、人の気持ちを学ぶいい機会になりました。

    投稿日:2017/03/04

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  • 読み聞かせてもらった、大切な絵本

    • まあやかさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子11歳、女の子7歳

    次女が小学生になり、音読の宿題にも慣れてきた頃、一緒に地域の図書館にいきました。その時、「ママに読んであげたい本があるんだ!」と、覚えたての検索機を操作し、本を調べ始めました。「なんの本?」と聞くと、「保育園のとき、先生に読んでもらった本で、ちょっとかわいそうだけど、心があったかくなる本だよ!読んであげるから、待っててね!」といわれました。
    その日の夜、娘が読み聞かせてくれたこの本は、本当に、心があったかくなる、そして、いろいろなことを考えさせてくれるとても素敵な本でした。
    読んでもらった本が、このように、子どもの心の中に残り、そして、人に読んであげたい一冊になっていくのだなぁ、と思えた、素敵な経験でした。

    投稿日:2016/11/30

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  • あったかいきもち

    図書館という実在の施設と、ライオンというこれまた実在の動物が組み合わさることで、ここまで一気に空想の世界と入り込んでしまうのかという絶妙な組み合わせは、作者のなせる業ともいえるでしょう。読み手自身も、自然とその図書館に引き込まれる感覚になります。
    また大きな本に描かれいる絵は、図書館やそこに集まる人々の雰囲気、ライオンがきたことで次第に変わっていく人々の表情を一瞬で知るのに不可欠です。絵と文、どちらが欠けてもこのお話は成り立たないと言えるほど、両者がぴったり合っています。

    次男はライオンの仕草を楽しんでいる様子で、絵本好きの長男もまたライオンのいる図書館にわくわくしてお話を聞いていたようです。読み手の年齢、立場によりいく通りものメッセージが受け取れる、素晴らしい絵本だと思います。

    図書館には、子どもができてからよく行くようになりました。静かで落ち着く雰囲気、なのかもしれませんが、わたしには正直どこか冷たさを感じるその雰囲気が好きではありませんでした。特に、じっとできない元気いっぱいの子どもを連れての図書館通いは、周囲の環境に反するため余計に気を遣いました。でも、子どもにはいろんな絵本をたくさん読んであげたいしと、葛藤する日々。

    この絵本に出てくる図書館も、そういった雰囲気が少なからずあります。
    立派な門とたくさんの緑にかこまれた古めかしい外見の図書館。中に入ると、暖かい日差しが入り込む絵本コーナーにおはなしの時間。館長のメリーウェザーさんや司書のマクビーさんは、規律をしっかり守る真面目そうな図書館員さん。そして静かに本を楽しむ街の人々。
    そこにある日、いっぴきのライオンがやってきて、ちょっとずつ何かが変わっていきます。

    最終にかけて二人の図書館員の、心の奥深くの温かいところが垣間見られた場面に、親の私は一番ぐっときました。きっとライオンが、彼らの温かい優しさを引き出してくれたのでしょう。そして、地域の図書館の方たちも、実は温かい人たちなのかもという自身の持つ図書館のイメージを考え直すきっかけにもなりました。
    それとまた、昨今大きな災害が続く世の中で、辛い、悲しい気持ちが先に来てしまっていましたが、こういう時こそ心の奥の温かい優しさを見せられる、そんな人間でありたいとも思うようになりました。きっとライオンが、私の心の奥深くの優しさをつついてくれたのかもしれません。

    投稿日:2016/11/30

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  • ライオンさんが帰ってきてくれた!

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子19歳、女の子14歳

    ライオンは図書館のお手伝いも出来るし、利用者さんからも人気がありました。
    でも図書館員のマクビーさんは、それを快く思っていませんでした。
    ライオンが図書館を出て行ってしまってからの、マクビ―さんの気持ちの変化と行動に、胸をうたれました。
    読み終わった時、素敵な映画を観たようで、心が温かくなりました。

    投稿日:2016/11/29

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