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としょかんライオン」 みんなの声

としょかんライオン 作:ミシェル・ヌードセン
絵:ケビン・ホークス
訳:福本 友美子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2007年04月
ISBN:9784265068173
評価スコア 4.81
評価ランキング 275
みんなの声 総数 182
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182件見つかりました

  • タイトルにひかれて

    タイトルにひかれて読みました。大きめの絵本にやわらかな色合いのやさしい絵が、少し昔の絵本のようでもあり、すてきな感じです。
    そして、ストーリーは、「きまり」がテーマです。きまりを守ることは大事だけれど、時と場合によっては……。
    大人の私が読むと、いろいろ思うところがありました。きまりを守ることだけに固執して、マクビーさんのようになってはないだろか……、などなど。
    ですが、決して道徳的な感じはありません。ほっと笑顔になるラストもふくめ、大好きな一冊となりました。
    読む前は意外に思えたくみあわせ、ライオンと図書館。なんだか、とてもしっくりきます。

    投稿日:2015/06/06

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  • みんなの図書館

     私が子どもの頃は、子どもの定義があるでしょうが十歳前後だとしたらかれこれ四十年以上前の頃ですが、図書館はとても怖い場所だったような記憶があります。
     薄暗くって、本の黴くさい匂いが漂っていて、時々きっとこちらをにらみつける気の強そうな司書さんがいたりして。
     ところが、今はすっかり雰囲気が変わりました。明るい採光、きれいな本。笑顔あふれる司書のおねえさん。
     なんと幸せところでしょう。一日いても飽きません。
     それに、やさしくて気立てのいいライオンがいたら、もっといい。
     だって、そこは、みんなの図書館なんですから。

     現代の図書館だって、たぶんまだまだ不満はある人はいると思います。
     勝手きままに走り回る子どもたち、それに注意もしないお母さんやお父さん。閲覧机を占領する学生たち。こっそり図書館の資料を切り取る人たち。愛想のない司書たち。読みたい本が所蔵されていなかったり、ベストセラーばかりがあったり。
     それに、やさしくて気立てのいいライオンもいません。
     みんなの図書館なのに、どうしてでしょう。

     私は、それでも図書館が好きです。
     子どもの頃にように、もう怖くもありません。とぼしい予算のなかで図書館のみなさんがいろんな工夫をしてくれています。
     それに、図書館にいると、やさしくて気立てのいいライオンだけでなくて、海から顔をのぞかせるクジラにも、野原を走るオオカミにも、昔のとっても偉い人にも、未来のかわいい少女にも出会うことができます。
     だって、そこは図書館なんですから。

     この絵本を読んで、そんなことを思いました。

    投稿日:2015/06/04

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  • 子はもちろん、親も学べる一冊

    • *鈴*さん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子4歳

    公文の推薦図書に選ばれていた絵本。
    娘が読んでみたいと言うので、図書館で借りてきた。
    思っていたよりも文字数が多く、最後まで読み聞かせできるかしらと懸念したけれど、これくらいの文章なら難なく聞けるようになってきたみたい。ほんわかした絵柄を眺めながら、娘はジッと耳を澄ませていた。

    この絵本に込められた内容。
    子供にはもちろんだけど、親にも少し考えさせる部分があるなぁ、と思った。
    「これはダメ!」「あれもダメ!」「こうしなさいって言ったでしょ!」
    よく私が娘に言う言葉で、それを破るときつく叱ったりもするのだけど、娘には娘なりにその“決まり”を破らなきゃいけない理由があったのかもしれないなぁ、とか…。

    もちろんまだ4歳で分別もついていないことがあるし、ただ“決まり”を忘れているだけのことも多いけど、もしそういう理由があったのなら、頭ごなしに叱る前に聞いてあげなきゃいけないんじゃないかな、と…。

    少し物語の内容からはずれているかもしれないけど、そんなことを考えたりした。

    最後のイラストがグッとくる絵本だった。

    投稿日:2015/04/20

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  • 絵本の醍醐味!

    4歳もうすぐ幼稚園年中さんの娘と一緒に読みました。
    我が家は娘と一緒に時々図書館に行くので,とても興味を持って聞いていました。
    図書館にライオンが入って来た場面には,驚きと嬉しそうな顔を見せていました(笑)。
    現実にはありえない内容なお話でもありますが,そこがまた絵本の醍醐味でいいですね!
    親子で楽しめた素敵な絵本でした!!
    この絵本,実物も大型判でイラストも見応えありよいですね!

    投稿日:2015/04/07

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  • 気持ちの変化が伝わりました

    としょかんにライオンが現れるという意外な設定で、はじめはどうなるのか予想がつきませんでした。

    でも、なるほど!読み進めていくと強くてこわいライオンではなく、やさしいルールを守れるライオンだった、というところが面白いです。

    よく子どもにはルールを守るように言っていますが、臨機応変に柔軟な考えも必要ですね。

    ライオンと図書館員さんたちの心の波がいくつもこちらにも伝わってきて、としょかんの中の出来事だけれど心が大きく動かされました。

    柔らかく静かな印象の絵も素敵です。
    最後に館長さんがライオンにかけよる場面に、母子のような雰囲気を覚えました。

    私の娘も気に入ったようで、うまく「メリウェザーさん」と言えないのですが、何度も声にだして読んでいます。

    投稿日:2014/07/27

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  • ううぉおお(ここが大好き)

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     りっぱなライオンゲートのある図書館は、
    やっぱり館長さんも威厳があるのです。
    そしてなにやら憎めない、まじめイッテツの係員もいます。
    そこへ一匹のライオンがのしのしと通って、
    何と自分自身の居場所を見つけてしまうお話。
     絵コンテのように、シーンを進めるケビンさんの絵。
    ドラマティックに物語る、ミシェルさんストーリーテラー。
    そして、とてもわかりやすく、親しみやすい福本さんの翻訳。
    まるでリトルムービーみたいに、ウィットの効いた
    アメリカン・ピクチャーブックです。
     最高に楽しいね。感謝。

    投稿日:2014/07/16

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  • 決まりごとについて

    図書館には、「静かにしないといけない」、「走ってはいけない」という決まりがあることを教えるのにいい絵本です。それだけにとどまらず、決まりは守らないといけないこと、けれど時には決まりよりも優先して考えなければならない時もあるという事を教えてくれる絵本です。
    小学2年の娘は深いところまで読み取ってくれたかはわかりませんが、いいお話だねと、感動したようでした。
    色合いがきれいでやさしい絵で心温まるストーリーにとてもあっています。

    投稿日:2014/06/02

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  • 素敵なライオン

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    人気の絵本ですが読んだことが無かったので読んでみました。
    とっても素敵なライオンが活躍するお話でした。
    こんなライオンが図書館にいたら大人気だろうなー、私も会いたいと思いました。
    きまりきまりと作中何度もきまりにこだわる人々が登場しますが…。
    たしかにきまりは大切ですがそれ以上に大切なものはあると考えることができる良い絵本でした。

    投稿日:2014/01/31

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  • 声に出しても、耳で聞いても

    ストーリーがたっぷりと長いので、
    自分で文字を読めるようになったお子さん向けだと思います。

    読み聞かせをする際には、
    「今日はここまで」と 途中で区切りながら読むと良いかもしれません。

    優しさを感じるイラストと、ほのぼのとするストーリー。

    私はひとりで黙読しましたが
    福本友美子さんの訳は、きっと
    声に出しても、耳で聞いても心地よいと思います。

    投稿日:2014/01/03

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  • 3歳だとちょっと難しいかな?

    本屋で見かけて、家にはあまりない大きな本だったので、
    衝動的に買ってしまいました(笑)

    規則よりも大切なものがある。という内容を、3歳の息子は
    理解していないと思いますが、長い内容でも最後までちゃんと聞いてました。
    会話で“図書館”という名前が出ると、“ライオンね♪”と言います。

    とても良い内容ですが、図書館の仕事の内容や規則がリアルなだけに、
    ライオンじゃなくて大きな犬の話しだったら、しっくりくるのになぁ〜
    と思いました。

    投稿日:2013/12/25

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