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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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ビロードのうさぎ」 みんなの声

ビロードのうさぎ 作:マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳:酒井 駒子
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2007年04月
ISBN:9784893094087
評価スコア 4.83
評価ランキング 144
みんなの声 総数 123
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123件見つかりました

  • おもちゃにも心があると知った本

    • もぞもぞさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 女の子5歳、女の子3歳

    娘たちにもいつも一緒に寝るお気に入りのぬいぐるみたちがあります。きっとまだきちんおはお話の意味は飲みこめていないと思いますが、大切にされたものはちゃんとそれを感じて分かっている、ということは感じたようです。クレヨンなども、妹がぼきぼき折ると、上の娘は「クレヨンはそういうことされるために生まれたんじゃないよ、子供たちにきれいな絵を書いて欲しいってウチにきたんだよ」というようになりました。

    大人にも子供にも心に響く絵本ですね。

    余談ですが、これは挿絵のみですが、去年の夏フランスの本屋さんに行ったとき、酒井さんの絵本がものすごく沢山フランス語にも翻訳されていて驚きました。フランス人にもウケる美しさなんですね。

    投稿日:2008/01/05

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  • 何度も繰り返し見てほしいな

    絵もお話も何度でも見たくなる絵本でした。
    少し長いお話ですが、3.4歳の子供なら
    内容がしっかり理解できなくても共感することはできると思います。

    クリスマスのプレゼントとして、
    ぼうやの家にやってきたビロードのうさぎ。
    一度はおもちゃの棚に忘れられてしまいます。
    でもぼうやと一緒に遊んだり眠ったりするようになり
    ぼうやに「ほんとうのうさぎ」と可愛がってもらえますが…。


    我が家の上の子は眠る時お気に入りの毛布がありました。
    下の子にはお気に入りのぬいぐるみがあります。
    5歳になった今では色も変わりぺっちゃんこです。
    このボロボロのぬいぐるみが消えたとき、
    この絵本を思い出してくれるでしょうか。
    おもちゃにも色々な想いがあることを信じて
    おもちゃを大切にしてくれるかな?

    絵本に興味のなさそうなパパが
    「絵本らしい絵本だなぁ」なんて
    珍しく感想を漏らしていました。
    クリスマスにぬいぐるみと一緒に
    プレゼントしたくなるような絵本です。

    投稿日:2007/12/25

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  • じわわわわぁと胸が熱くなったぁ

    • みわわさん
    • 30代
    • その他の方
    • 東京都

    絵がまず素敵。うさぎさんが可愛すぎる。でもせつないお話。胸が熱くなっていく。泣けた。絵本を読んだ後、絶対に自分の大切なぬいぐるみ達にさみしい思いをさせてないか考えた。
    子供だけでなく大人こそ読むべき絵本。

    投稿日:2007/12/21

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  • 幼い頃の大切な友達

    • 那由他さん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子11歳、女の子0歳

    自分の記憶もほとんどないような幼い頃に、片時もそばを離れず、自分の気持ちに共感してくれた大切な友達・・・記憶のすみに、そんな友達がいたことを思い出させてくれる、お話もイラストも、とても優しい絵本です。大切な友達は、子どもが大きくなるに従って、お別れの時がきてしまうことがほとんどだと思うので、この絵本のような妖精がいてくれることを心から祈ってしまいました。大きくなってしまった私たちみんなの昔の友達と、今の幼い子ども達が、これから出会うであろう友達のために・・・。

    投稿日:2007/11/11

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  • 本物の出会い

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    幼い子供を描かせたら右に出るものがいない(と私は思っている)酒井駒子さん。
    彼女がこのビロードのうさぎを描いたら、どんなにか素敵で切なくて、儚げで、誰もが一瞬で幼い頃の自分の思い出へトリップしてしまうのではないかしら。

    絵本を手にとって納得。
    涙が出そうになります。

    坊やにとってうさぎはかけがえのない友達で、時間を共有し過ごした相棒。
    その素晴らしき出会いを、本物という 妖精の魔法で表現した原作を 美しい絵で描いた傑作の絵本です。

    うっとりする絵で一頁一頁大切に大切に読みました。

    投稿日:2007/08/24

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  • 子どものころを思い出しました。

    • 星ママさん
    • 30代
    • せんせい
    • 岩手県
    • 女の子7歳

    書店でなんとなく手にしたこの絵本。
    優しいタッチの絵とぬいぐるみを想う男の子の心にくぎ付けになりました。
    私が子どものころ、いつのまにかなくなっていた大切なぬいぐるみ…。あれはいったい何処へ行ってしまったのだろう?
    母親となり、あのころの「おもちゃを慈しむ心」を忘れかけていた今、この物語は、大切なことを教えてくれたような気がします。

    投稿日:2007/04/16

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  • 切なくなる絵本

    とても素敵な内容なのですが、雰囲気が少し重い感じなので子供さんにもよりますが、こういったお話と雰囲気が受け入れられる年齢になってから読んであげるかどうかを決めた方が良いかなと思いました。素敵なお話で涙が出てきます。大人が読んでも少ししんみりとした雰囲気になってしまうので。でも、おもちゃを大切にすることって本当に大切だと思いました。特にぬいぐるみなど。子供の大切にしているぬいぐるみも、きっとこのうさぎさんのように思っているのかな。なんて考えてしまいました。

    投稿日:2024/11/25

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  • ごめんね

    クリスマスプレゼントとして、ぼうやの家にやってきたビロードのうさぎ。
    ボロボロになっても、汚れても、ぼうやは、うさぎを大事にしてましたが、ぼうやが病気になり、海で静養することになりました。
    ぼうやと一緒に海に行けるものだと思っていたのに、ぼうやを担当した医師が、「あのうさぎはバイキンの塊だから、すぐにでも燃やしてしまいなさい」と言い放ちます。

    ぼうやは、海に行くことに夢中になり、うさぎを忘れてしまう。
    うさぎは、その頃、ごみ袋に入れられて「あんなに楽しかったのに」と泣いていました。

    うさぎの涙が地面に落ちると妖精が現れました。
    妖精は、うさぎの鼻にキスをし、うさぎは本物の野うさぎになりました。

    私も小さい頃は、子供だから仕方がないとはいえ、飽きたら次から次へとぬいぐるみを親にねだったり、親せきからプレゼントで貰ったりしていました。
    ぬいぐるみを可愛がる時期が過ぎてしまうと、人にあげるか処分するかになりました。
    処分されたぬいぐるみたちの気持ちを思うと、胸が痛く泣きそうになります。ごめんねと謝りたい。

    投稿日:2021/09/25

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  • ふたりの友情

    よるくまでお馴染みの酒井絢子さんですが、私はこの作品が一押しです。

    ビロードで出来たうさぎのぬいぐるみをプレゼントされた男の子。
    最初は大喜びでしたが、すぐに飽きてしまい、それからは棚の隅でほったらかしにされてしまいます。
    でも、お手伝いのナナが、寝るときにビロードのうさぎを渡したことをきっかけに、男の子はうさぎを片時も離さなくなります。
    とても嬉しかったうさぎでしたが、ある時男の子が病気になってしまい、部屋のあらゆるものを処分することになり、ウサギは焼かれることに。
    悲しむウサギのもとへ現れた1人の天使。うさぎはどうなるのか?

    男の子がうさぎをとても大切にし、うさぎもそれが嬉しくてたまらない。
    人間とぬいぐるみの間にも友情のようなものを感じることが出来たとても素晴らしい物語でした。

    投稿日:2020/07/01

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  • おもちゃにとっての幸せって?

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子18歳、男の子15歳

    秋冬のクリスマスシーズンになると読みたくなります。

    原作も持っていますが、絵本ではありません。長い文章に少し挿絵がある程度で、酒井駒子さんの挿絵で情緒的な絵本になっています。

    少年に大切にされていたウサギのぬいぐるみが、ある日切ない運命になるこのお話はあまりにも有名です。

    おもちゃにとっての幸せは本物になることなのか
    そこにいつも引っかかってしまい、なかなかレビューガ書けませんでした。

    愛されたおもちゃにはご褒美がある。意志を持って動けるようになる。
    自分に起こった奇跡を、ウサギはきっと大事に生きていくのだろうなあと思います。、

    善い行いをすると転生した時も幸せになれるという欧米独特の考え方が、背景にあるのかなあと思いました。

    素敵なお話だけれど、読むたびに考えさせられます。
    単純に、おもちゃを大切にしようねで終わらせたくないお話です。
    大人が何度読み返しても、また読後感が違います。

    投稿日:2019/10/22

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