2020年読書感想文コンクール小学校低学年の部課題図書。
『FIVE MINUTES』が原題。
木坂涼さんの意訳が軽快です。
そう、同じ5分でも、状況によって感じ方にはいろいろあるということですね。
主人公の男の子の視点で語られるので、
あるある共感どころは満載だと思います。
女医さんだったり、パパがキッチンに立っている姿など、さりげない光景がリアルです。
もちろん、この主人公、本好きのようで、それもうれしいです。
両親の様子も、温かいまなざしが感じられ、素敵です。
何より、この視点の面白さを、楽しんでほしいと思います。