そうそう、こういう怖さが日本の妖怪・お化けですよね。
絵が大好きな村上先生なので、まだ当時息子は3歳でしたが読みました。
初めて海坊主が正体を現したページで、息子が笑い出し、さらに次ページで、海坊主に目が付いているのを喜んでいました。
ここは迫力満点で、震え上がって欲しかったのですが、どうも笑のつぼがずれているのはこの頃からのようです。
昔からの慣わしや言い伝えには、大切な意味があるから脈々と語り継がれてきているのでしょう。
血気盛んな怖いもの知らずの猟師たちは、見事に先人のお仕置きにあったようですね。
あ〜、それにしても、船体や櫓に抱きついたり柄杓を請うあたり日本独特の怖さがありますね〜。
柄杓のダンスとラストのページの猟師たちの青い顔を見て、親子で大笑いでした。