音読するとわくわくする絵本です。一見意味のないように見える言葉と絵なのですが、読み進めるうちに、人の姿に見えたり、笑い声に聞こえたり…感性が刺激される心地よさを感じられます。
物語絵本が心で感じるのだとしたら、この絵本は体の奥底で感じる絵本。読んでいくうちに体の芯の部分が暖まっていくような感じがしました。
読み方は、絵本に書かれている言葉の通り、右上がりに書かれている時は語尾を上げて、大きく書かれている文字は強調して、スペースが空いている時は間合いを取って…読んでみるとなかなか楽しく読めますよ♪
私は最後のページの「ずばらば」とその前のページの間で、打楽器のロールの音が聞こえたような気がしました。
自分が楽器になったつもりで、まず読み手が楽しんで、読んでみてください☆