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ごんぎつね」 みんなの声

ごんぎつね 作:新美 南吉
絵:黒井 健
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1986年08月
ISBN:9784039632708
評価スコア 4.86
評価ランキング 60
みんなの声 総数 72
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72件見つかりました

  • 美しい文章

    私が小学生だったころの、心に残る教科書の中のお話のひとつです。
    文章の意味をわかるようになった娘に、読んでみたかったのに
    なかなか機会がありませんでした。

    古い古い「新美南吉童話集」を、
    娘に文だけで読み聞かせ
    「絵本でも読もう」と図書館から借りてきて再度読み聞かせました。

    娘に2度読んでみて思ったことは
    新美南吉さんの紡ぐ言葉は
    絵がなくても情景が浮かぶほど、情緒的な美しい文章だということです。

    娘は、2度目の読み聞かせとなった
    絵本の絵を、ちらりと横目で見ながら
    私の声をずっと聞いていました。

    娘の頭の中には、一度目に声だけで聞いたお話で
    すでに場景が出来上がっていたようで
    あえてみる必要もないと思ったようです。
    そうだとすると
    この作品は、沢山の絵本が出ていますが
    こういった、ちょっとした手助けになるような
    淡い感じの絵が、丁度いいのかもしれません。

    投稿日:2013/03/21

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  • 美しい絵と悲しいお話。

    まだ子どもの頃、この絵本と「てぶくろを買いに」とを見て、なんて美しいんだろうと、うっとりと見ていたのを思い出します。
    中高生の頃にも、独身時代にも書店で何度も手に取った絵本です。

    子どもが生まれてからも、この悲しい結末を理解できるようになるまではと、読めずにいました。
    娘が5歳になり、読んでみたところ、お話の内容は理解できたようです。

    ただ悲しいだけではなく、とてつもない切なさとともに、「人生には取り返しのつかないこともある」「どうしようもないことがある」ということを教えられます。

    私が小学生のころは、このお話のラストが辛すぎて、読むたびに落ち込んで、救いようのない気持ちになりました。
    それでも強く心に残る絵本です。

    大人になって読むと、いっそう切なくなりますが、それでもこの物語を大切に子どもたちに伝えていきたいと思います。

    年長の娘には、話の内容は理解できても、兵十やごんの気持ちを想像するのは難しいでしょう。
    もう少し大きくなったら、また読んで、一緒にいろいろな思いを感じていけたらと思います。

    投稿日:2012/10/10

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  • ごんぎつねの魂が救われた気がして

     言わずと知れた名作ですが、黒井健さんの絵が、美しく、幻想的に、物語の世界を一層引き立てています。
    娘も、真っ赤な彼岸花が咲き乱れる山里の風景に、思わず「わあっ」と声を上げていました。ごんぎつねの表情や後姿も、生きる強さと、哀しみと、気高さにあふれ、ぐっと心に迫ってくるものがあります。

     そして、迎える結末・・・。どっと感情が押し寄せ、涙で声が詰まってしまいました。「かわいそうだね。」と言うのが精一杯だった私に、娘は、
    「でも、うれしかったんじゃない? だって、わかったもらえたから。
    死ぬ前にわかってもらえて、うれしかったと思うよ。」と、私の目をまっすぐに見て言いました。
     子どもはそんなふうに受け止められるんだなと、ドキッとして、そして、ごんぎつねの魂が救われたような気がして、少しだけ嬉しくなりました。

    投稿日:2012/03/30

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  • 初めてこの物語にであったのは、小学校の頃です。
    国語の教科書に載っていました。

    内容も絵も大好きだったのが忘れられず、大人になってから購入しました。

    小学校では、どうしてゴンは猟師に毎日木の実を届けたのか?
    猟師はゴンを撃ってしまった後、どうしたと思いますか?
    を話し合った記憶があります。

    読み聞かせに最適な本です。

    投稿日:2012/02/12

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  • 名作

    私が小学生のときに読みました。
    そのときから、心に残るお話でしたが、改めて読むと、以前とは違った感動があります。

    子供のころは「ごん」に注目していましたが、今は兵十の気持ちを考えるようになったと思います。
    イタズラ好きな「ごん」は、きっと子供にとって親しみやすかったのかな。

    読み返すたびに、感動がある名作だと思います。

    美しい絵も、お話の世界を盛り上げてくれるように思いました。

    投稿日:2012/01/16

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  • 静かな風景

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    久しぶりに手に取った絵本です。
    小学生の頃に習ったお話で、当時は「ごんぎつね かわいそう」と
    切なく思ったのを思い出しました。

    1年生の息子は、やはり「ごん かわいそう。」と言いました。
    せっかく栗を届けたのにって。でも、まだそこまでの理解ですよね。
    難しいかな?と読みましたが、童話の世界に引き込まれていました。
    高学年くらいにどう感じるのかまた楽しみになります。

    ごんぎつねもいろいろ出ていますが、この絵本の黒井健さんの絵は本当
    に良かったです。
    山里の、静かな生活感と言いますか、どこか強くてどこか哀しい世界観に溢れた絵のように感じました。
    名作を引き立てる繊細な絵で、子供に読むならこの絵本がいいなぁと
    思いました。

    私も久しぶりに、「ごん、お前だったのか」で、ココロがきゅっとしました。

    投稿日:2011/12/03

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  • いたずらでうなぎを逃がしたごんが、詫びのためにいろいろなものを届けます。しかしそれが関与して結局は悲劇につながります。ラストが切なくて、ちょっと泣けそうになる話です。

    小学校の教科書で出ていたけど、長い時を経てもうすっかり内容を忘れていました。娘に読んで思い出しました。

    悲劇の裏にあるものも、子どもが大きくなったらいろいろ考えていけるようになったら良いですね。

    投稿日:2011/08/24

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  • 心にしみいる絵本です。

    6歳の息子と3歳の娘に読み聞かせました。

    誰もが知っている名作で読み聞かせながら
    私自身が感激しました。
    絵もとても素敵で、物語の世界を
    堪能する事が出来ました。

    3歳の娘には難しかったようですが、
    6歳の息子は感じるものがあったようです。

    投稿日:2011/08/19

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  • 新美南吉の素敵な世界

    子供が小さい時に図書館で借りた想い出の一冊です。新美南吉さん自体おおくの素晴らしい童話をお書きになっていますが、この「ごんきつね」のお話は実に優しさや切なさも兼ね備えた素敵なお話だと想います。
    子供たちは絵本の絵を通して新美南吉の世界に飛び込み読み聞かせを通してストーリーを自分の頭で描いてゆく・・・そんな印象深い作品だと想います。末永く大人になっても読み続けたい作品だと想います。

    投稿日:2011/08/11

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  • 悲しい結末

    • ぴあのさん
    • 40代
    • その他の方
    • 愛知県

    曖昧な記憶は、もう一度はっきりさせた方がいいですね。『ごんぎつね』って、こんなお話だったんだ…と恥ずかしながら、今頃になって気付かされました。最期の場面はとても衝撃的ですが、色々なことを考えさせてくれるお話だと思います。正しく記憶に残し、確実に後世に伝えていきたい童話です。

    投稿日:2010/02/18

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