「こりゃ まてまて」 みんなの声

お外遊びが大好きな息子にプレゼント。普段、外で観ている蝶や鳩など、身近な題材の、優しいタッチの挿絵が出てくるので、息子の反応もとても良いです。最後の、パパと肩車でお出かけの場面では、自分もお出かけするかのように、とても嬉しそうにしています。

小さな女の子が「こりゃ まてまて」と動物を追いかけるお話。
もちろん動物を捕まえることは出来ませんが、その追いかけるしぐさが愛らしく、酒井駒子さんの描く女の子もとっても可愛らしいです。
子供と出かけたとき、スズメを見かけて「こりゃ まてまて〜」と追いかけたら息子も笑って追いかけていました。
日常的な事が描かれた本は真似しやすいし、真似した時の子供の反応も見れるので私は大好きです。

エッツの「わたしとあそんで」と同じ空気を持った、素敵な
絵本だなあと思いました。酒井駒子さんの描く子どもは、しかし
どうしてこんなにもかわいらしいのかなあ。バランス悪くて
すぐにぽてっと転びそうな・・小さな子どもの危なっかしさが
あらわれていて。ああ、うちの娘にもこんな時代があったのになあ（笑）。
娘に読んであげても、きっと聴くだろうし、気に入りそうでは
あるのですが、なんとなく、大人のための絵本かしら？という
気がします。

こりゃ　まてまての次に、○○○という擬音があって、よちよち歩きのあかちゃんが、何かを追いかける姿が登場します。
酒井駒子さんの描く赤ちゃんが、実にリアリティに富んだもので、どのおかあさんも、あるあると頷きながら読まれたことではないでしょうか。

二人の息子達にも、こんな時代があったなと思うと懐かしいし、最後のページの肩車のシーンは、ジーンとくるものがあります。
上の子には、してやらなかったし、下の子は怖がってさせてくれなかったしと、今思えば、もっと向き合えたはずだと思います。
子供の成長は早いもの。
是非、パパに読み聞かせして欲しいし、ここに登場するおとうさんのようになって欲しいものです。

０１２シリーズの１冊ということでチョイス。

とにかく絵が可愛いです。チビが歩き始めた頃を思い出し、読みながらとても懐かしい温かい気分になりました。

ちょうを追いかけ、トカゲを追いかけ、はとを追いかけ、にゃんこを追いかけ、でも逃げられちゃう。どの子でも似たような経験があると思います。とてもやわらかなタッチの、デッサン力のある絵で、子どもはもちろん育児中の親にもオススメです。

絵本に登場する親は「母親」が定番ですが、ここは「父親」。ここもお気に入りポイントの１つです。パパがひょいと抱き上げて肩車をする、我が家はあとどのくらい続くかなぁ（最近重くてしんどいようで・・・）

１歳の娘と一緒に読みました。「こりゃ　まてまて」のセリフが簡単で、リズミカルなのでとても読みやすいです。もうスタスタと歩いて走ることもできる娘。この本を見ているとよちよち歩きの頃がとても懐かしく感じられました。イラストが優しい印象でお話ととてもマッチしていて良かったです。

・・・ああ、これ好きです。買いたい。とにかくかわいい。
酒井駒子さん、お名前はMOEで度々目にしていましたが、きちんと読んだことはなく。
こどもが、ちょうやとかげをおいかけて「こりゃまてまて」でも、にげられる、の繰り返しで、最後は子供自身が「こりゃまてまて」とお父さんに言われて捕まえられ、お散歩に。
中脇初枝さんの文章もきっといいんでしょう。こどもの自然なかわいさが描写されていて、しかも絵もすごくいい。
比べると比べた方を貶めるようでいけないのかもしれないけれど、林明子さんの「おててがでたよ」は、こどものかわいらしさを強調するために大きめの服を着せて、「きゅっきゅっきゅっ」では、ぬいぐるみを　小道具として使ったのだけれど、「こりゃまてまて」は自然なかわいらしさがあると思いました。
大人に堪らない絵本ではないかと。

裏表紙の絵に惹かれて購入！

内容もとっても可愛さがあふれてます。絵が暖かい感じで私は大好きな一冊になりました。

身近なものばかりなので、子供にとっても理解しやすいと思います。
『こら』って言葉が『こりゃ』に変わるだけでこんなに可愛くなるんだなぁと思いました。

赤ちゃんや、やっと赤ちゃんを卒業したかなぁ〜って位のお子様にはオススメの絵本です。

フランスでは酒井駒子さんの本は多く訳されているみたいで、パリの本屋さんでも酒井さんの独特な絵をよく目にします。

我が家では初めて原本のこの本を購入したのですが、私も息子もすぐにお気に入りとなりました。いわゆる「子供向けの絵」でなくても子供はちゃんと楽しめるんだなぁ、と痛感した一冊です。

酒井駒子さんの絵が本当に素敵。ほとんど素描でこんなにもヨチヨチ歩きの頃の愛らしい雰囲気が出せるなんで才能ですね。何名かの方がレビューで「うちの子にそっくり」と書かれていますが、私もそう思いました（笑）沢山のお母さんが共感する程にこの年齢の子の独特な可愛い様子を上手に描写されているのだと思います。

繰り返しの文章もボードブックなのも赤ちゃんにぴったり。

10ヶ月の娘は絵本をめくるのが面白い時期。
このシリーズの絵本は、表紙だけでなく中のページも角が丸くて、
紙も厚いので、不器用な子供でもめくりやすくて安全で、
安心して与えられます。

「こりゃまてまて」は単純だけどとてもわかりやすくて、
娘も一ページごとになにか叫んで嬉しそうです。
文字がはんこみたいな字体なのがまた素敵。
リピート回数の高い絵本です。