3歳8ヶ月の息子に読んでやりました。あの硬い、冷たい色をはなつナイフのあり得ない姿をリアルに見る事ができます。まがる、ねじれる、おれる、われる、とける、きれる、ほどける、ちぢむ、ふくらむ・・・。実際にはあり得ないことが絵だからできるので、こちらは不思議な気分になります。
ただ、残念なことにあまりナイフになじみがない息子はちょっとぽかーんとしており、さらにそれがそういう姿になったとしてもイマイチ理解に苦しむようです。まだ具体的にこういう言葉を理解しきれていないのと、ナイフがそうなりえないということを理解できていないのでしょう。ちょっと読んでやるのが早すぎた気がしました。
こういう言葉を覚えたり、理解している子にはおもしろーい、不思議ーと反応が返ってくると思うので、そのくらいの年頃まで待って読んであげて欲しいと思います。