本の裏表紙には「全国学校図書館協議会選定図書」と書いてあります。
で、出版社からの希望は3歳から読んでほしい本らしいです。
バーニンガム氏にはたくさんの有名な作品がありますが、この絵本もその中の1冊なんでしょうね。(私は最近知りましたが)
ガンピーさんのボートに次々子どもや動物たちが乗り込んでいって、最後はみんなが暴れてボートがひっくり返っちゃうって、だけの話なのですが、
この、次々にいろいろな動物がボートに乗ってくる。
「その特徴をふまえて、ガンピーさんが一言いう」の繰り返しが、
子どもたちには心地よいのかもしれません。
ちょっと昔話みたいですよね。
ボートに乗っている絵は必ず見開きの左側にあって白黒のタッチですが、
新しく乗ってくる動物たちは右側に描かれていてカラーであるのも、
制作上のこだわりがあるのかもしれません。
学校や幼稚園などの読み語りでも、あまり年齢に関係なく楽しめる気がします。
上にも書いたとおり、ボートに乗っている左側の絵は白黒なので、あまり大人数のお話会には、遠目がきかないかもしれません。