「わたしがかわる みらいもかわる SDGsはじめのいっぽ」 みんなの声

地球上の様々な問題を意識して掲げられたＳＤＧｓです。
しかし「持続可能な開発目標（SDGs）」という言葉にまとめられ、１７の目標と言われた時に、どれだけ認識できているのか不安になり、他人事のような距離感を感じてしまった私です。
そんな私に、なんともこれ以上ないくらいに安心感を持たせて、かつその必要性を実感させてくれる絵本です。
なんだそういうことだったのか、そうだよね、みんなで考えなくちゃねと、気持ちが落ち着いてくると、後半の解説もしっかりと読むことができました。
あくまで入門書ですから、大人はその先に進み、行動に変えていかなければいけません。
子どもたちに説教される前に、読んでおきたい絵本です。

SDGsについてきちんと知りたいと思って、手に取りました。
子どもたちは学校でも勉強しているようですが、きちんと説明するのは、なかなか難しいです。
この絵本では、小さい子も理解しやすいよう、やさしく説明してくれます。
「もったいないをしてみよう」
「ありがとうの気持ちをたいせつにしてみよう」
「ゆうきをもってやってみよう」
などの声かけで、自分の行動が未来にきちんと近づいていくと実感できるつくりです。
巻末にはこの絵本を子どもに手渡す大人への解説も載っています。
SDGsをはじめて学ぶ親子に、ぴったりの1冊かなと思いました。

知っておいてほしい、考えてほしい、SDGsですが、子供に説明するにはなかなか難しい。
そんな時、やはり本は大変役立ちますね。
こちらは絵本なので、小学校低学年でも読みやすくわかりやすい1冊になっていると思いました。

今、地球上でおきている様々な問題を知り、DSGｓを目指す仲間づくり。もったいないことをなくし、ありがとうの気持ちを大切にし、そんな一人ひとりの思いが、つながりが小さな行動を大きな力にしていきます。私たちが変われば、未来は明るい。そう思える絵本でした。