うさぎ小学校」 みんなの声

うさぎ小学校 作:アルベルト・ジクストゥス
絵:フリッツ・コッホ=ゴータ
訳:はたさわ ゆうこ
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2007年07月
ISBN:9784198623715
評価スコア 4.58
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みんなの声 総数 25
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25件見つかりました

  • 古典絵本

    今の時代なら、うさぎが学校に通っているお話があっても、珍しくないでしょう。
    このお話のすごいところは、90年も前に描かれているということ!
    「うさぎの小学校!?」
    当時は、きっとすごく斬新な発想だったんだろうなって思いました。

    擬人化されているのに、真面目にうさぎなところが面白いです。
    「そっか、うさぎの学校では、こうなんだ〜。」と、こちらも真面目に納得してしまいます。

    それだけでは終わらずに、右側に擬人化された世界、左側に現実の世界を描いているところが、また凄い!
    現実の世界に影絵を用いているところも!!
    空想の世界にどっぷり浸かりながらも、どこか現実との狭間を行き来しているような感覚を覚えます。

    読めば読むほどに、味わい深い。
    時間が経つほどに価値が増していく、そんな感じのお話です。

    投稿日:2014/02/28

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  • ドイツの代表的古典絵本

    味わいのある絵にひかれて手にとりました。八十年ものあいだ読みつがれてきたドイツの代表的古典絵本だそうです。
    子うさぎの兄妹が元気よく小学校へいく場面から始まり、一日のようすが描かれていきます。なんとのどかで楽しそうなことでしょう。もちろん猟師に撃たれない訓練などの授業もあり、昔らしい厳しい仕付けシーンもあるのですが、それでも学校生活のワクワクさが、ごく自然に描かれています。
    解説によると、ドイツ語の「韻文詩の美しさを、日本語で再現できないのが残念」と書かれていますが、リズム感のある言葉で、じゅうぶん楽しめます。

    いきいきとした子うさぎの表情や動きのある絵は楽しく、森は美しい。
    見開き各左ページの影絵がまた、すばらしいと思います。

    投稿日:2013/04/28

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  • 人間の小学校とはだいぶ違うね

    来春から小学校に通う娘のために、「小学校」について
    書かれた絵本を意識して読んでいます。
    この絵本はうさぎの小学校。
    人間の小学校のことについてもだいぶわかってきている娘は
    あまりの違いにちょっと驚いていました(笑)。
    「なんでハンカチがキャベツなの?なんでティッュで鼻を
    かまないの?」「石ばんってなあに?石ひつって?」
    「こうちょうせんせいが教えるんだねえ」などなど。
    現代の人間の小学校との違いをみつけるたびにあれこれ
    質問が飛んできました。その度に、経験と知識と想像力を
    駆使してこたえる私です。ふう。
    「ゆうとうせい」についても訊かれたので娘が優等生に
    なれることを願って(でも落ち着きないからたぶん無理)、
    どんなに優等生がかっこいいのか教えてあげました。
    きつねやりょうしといった心配はありますが、それ以外は
    のどかで豊かでいいなあ。人間の小学校よりも子ども達は
    にこにこしていられそうだなあと思いました。

    投稿日:2012/09/26

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  • 学校が楽しみな子どもたちへ

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    1年生になった娘に読みました。
    「あら、おんなじね。」
    娘の学校生活によく似ていました。

    登校の風景も、休み時間の過ごし方も。
    ただ、授業の内容はウサギ風にできています。
    たいいくの時間はてっぽうで打たれないような
    身のこなしかたの練習でした。

    学校生活が良くわかる内容なので
    年長さん、新一年生に読むのにベストかと思います。

    投稿日:2011/05/01

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  • うさぎの1日がわかりやすい

    これは80年もの間読みつがれてきたドイツの古典絵本だそうです。
    たしかに、中を見ると、先生は威厳にみち、子どもたちも実にちゃんとしている。
    習うことも、うさぎが生きていくためには不可欠な食べ物のこと、敵のこと・・・うさぎがどう生きるべきかをきちんと学校で習っているのね。
    淡々と語られるうさぎの1日なので、笑えるような話ではありません。実に淡々と物語が流れていく。
    でも、奇をてらわない、落ち着いた感じゆえ、長く愛されてきたのだろうなと思う。
    右側の絵も美しいし、文章のしたについている影絵調の絵もきれいです。

    投稿日:2011/01/18

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  • 小学校

    うさぎ小学校の一日の様子が画かれています。生きて行くのに生活の為になること、自分の身を守ることが学べて、友達とも遊べて楽しそうです。校長先生が、時には厳しく接しているのが威厳があっていいなあって思いました。自分の命は自分で守るのが伝わってきました。うさぎ小学校の思い出が自分の小学校の頃にタイムスリップできて楽しかったです。

    投稿日:2010/12/27

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  • レトロ感がいいですね

    全体的にレトロな感じがとっても雰囲気があっていいですね。
    キャベツって食べるだけじゃなく うさぎのハンカチにもなるんですね。
    しかも持ち物が石板と石ひつ、水にひたしたスポンジ・・・なんて
    今の子どもの持ち物とは違いますが楽しそう^^
    小学校に初めて行った1日を描かれているので
    このたび小学生になったばかりの娘と読みましたが
    自分と重なるようでした。
    ハンターやキツネという危険と隣り合わせではあるものの
    うさぎの子ども達がとてものびのびと楽しんでいる様子が良いです。

    投稿日:2009/04/16

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  • 入学前には

    6歳の娘がもうすぐ入学ということで我が家では入学絵本を読んでいます。そしてこの絵本に行き当たったのですが、ドイツの古典絵本で読みつがれている絵本ということで読んでみました。
     このうさぎの小学校はドイツの絵本ということもありお祈りの時間があったり休憩じかんにおやつを食べたり、日本の公立小学校とは違う面が多々ありました。日本の小学校とはかなり違う面があるのであまり入学前には参考にならないかも。でもうさぎの小学校ってこんのかな?と想像を膨らますのは楽しいかもしれません。

    投稿日:2009/02/24

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  • 1ねんせいの授業風景のよう

    • びえんさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子4歳

    図書館から借りてきて1年生の娘が読んでいたので
    私も手にとりました。

    学校にでかける朝の風景はまさに我が家のよう。
    ハンカチもった?ティッシュは?と言ってせかしている自分は
    母うさぎ。

    ランドセルをカタカタならしながら学校へ通ったり、
    授業の様子は1年生の娘の学校生活そのもののようで
    ほほえましいです。
    こわいきつねの話を先生から聞いたりするところは
    不審者に対する注意のようですね。

    表情豊かなうさぎたちの絵もすばらしく、うっとりとした気分になりました。

    読み終えた娘も「あぁおもしろかった」と言っていました。

    投稿日:2008/08/04

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  • うさぎさんたちを身近に感じます

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子5歳

    うさぎさんたちが本当に小学校に通っていて、お勉強をしたり、運動をしたりしているような感覚に陥りました。でも、うさぎさんたちは身を守るために、しげみに入ってはいけないなどと、教えられていることは本当なんじゃないかと思います。
    80年ものあいだ読み継がれているドイツの絵本だそうです。古さを感じさせない絵と文は圧巻です。どっしりと地に根をはった本だなと思いました。

    投稿日:2008/07/17

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