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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

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アンナの赤いオーバー」 みんなの声

アンナの赤いオーバー 作:ハリエット・ジィーフェルト
絵:アニタ・ローベル
訳:松川 真弓
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1990年12月
ISBN:9784566002883
評価スコア 4.76
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みんなの声 総数 57
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57件見つかりました

  • 伝えたい戦後

    ちゃんと考えて欲しいからこそ、戦争の本はまだ早いと読んだことがありませんでした。
    背景としてしか出てきませんが、娘が年中さんにて初めて触れた戦争です。
    戦争ってなに。
    やはり問われました。
    今はまだごく簡単に、物がなかったことだけを伝えました。アンナと一緒に。

    物を一から作ることだけではなく、物々交換と人々の心でたったひとつを手に入れるのは、私にも経験がありません。
    物は不足しているけれど、人々の心は大らかで温かいのだなぁとは私の感想です。戦争の真っ只中を書いたものより、戦後のいろいろを書いた本の方が私は心にしみます。
    娘はもちろんですが、私もいろいろ考えさせられました。
    無邪気に何度もリクエストをかける娘ですが、彼女が大人になるまで繰り返し読んで欲しい本だと思いました。
    たくさんの子どもに、大人に読んで欲しいです。

    投稿日:2008/02/27

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  • 本当の贅沢

    • リレカさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳、男の子3歳

    新しいオーバーを買うのは簡単だけど・・・お金よりも時間や手間をかけた自分にぴったりのオーバーのほうが贅沢じゃあないのかな。子供たちに伝えたいけど、今の日本じゃ難しそう。この本を読んで伝わったかな?

    投稿日:2007/12/28

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  • 作ってくれた人の思いまでも大切にしたい

    戦後物のない時代。お金もないので、新しいオーバーを作るには物々交換しかありません。

    羊の毛をかる、糸をつむぐと一つ一つの行程を経てオーバーができあがっていくのは、ベスコフの「ペレのあたらしいふく」を連想させました。

    こちらの本は、戦後の物のない時代。何とか子どもに暖かいコートを着せてあげたいと思う母親の愛情が感じられました。アンナもそんな母親の愛情や、自分のオーバーができあがっていくまでに関ってくれた人たちの恩情を感じているのですね。

    いくつもの行程を経てできがあっていくオーバー。物の豊富な時代には、店で買うだけの服ですが、この絵本ではすべての行程が丁寧に描かれています。作ってくれた人の思いまでも大切にしたいと思わせてくれる本だと思いました。

    物でも食べ物でもあまりに豊富すぎて、日頃感謝を忘れていることにも気付かせてくれました。

    素敵なクリスマスのお話でもあります。

    投稿日:2007/12/04

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  • 一生の宝物

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子17歳、女の子14歳、女の子12歳

    何でも簡単に物が手に入る今の子供たちに是非読んでもらいたい一冊です。

    物がない。
    だからこそ一着のオーバーのために気が遠くなるような時間、手間が必要になるけれど、その全てを楽しむ二人。
    本当に素適な親子だと思いました。
    また、アンナのオーバーのために力を貸してくれる大人たちの眼差しも暖かく、戦争が終わった喜びとともに自分の仕事を思い切り楽しんでいるように思います。

    戦争は二度と繰り返されることはあってはなりませんが、物が簡単に手に入らなくなる時代は来るかもしれません。
    このお話で少しでも、物を大切にすること、自分に係っている人への感謝など、感じてほしいと思います。

    投稿日:2007/12/11

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  • あなたの幸せがわたしの幸せ。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    戦後の荒んだ町の中では
    誰もが協力し合わなければ何も出来なかったのでしょう。
    逆を言えば
    皆が協力すれば何でも出来た…ということでしょうか。
    戦争を生き抜く事ができた人達だって
    きっとたくさんのものを…大切な人を失ったことでしょう。
    そんな人達にとって 子供は
    未来への希望を感じさせてくれる大切な存在だったのでしょうね。
    多くの大人が アンナのオーバーの為に手を貸してくれました。
    出来上がったオーバーを着て 嬉しそうに微笑んでいるアンナを囲んで
    関わった大人たちも 穏やかに幸せをかみしめているように見えました。
    (あなたの幸せがわたしの幸せ…)
    家族でなくても そんな風に思えた時代があったのですね。
    舞台が戦後の町という事で
    ちょっと物悲しい感じのする絵本なのかな…とも思っていましたが
    心が温かくなる絵本でした。

    投稿日:2007/11/30

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  • 豊かな心

    戦後の荒んだ風景に温かさをもたらす人々の逞しくて
    前に歩む、豊かな心をじっくり感じるお話しでした。
    たくさんの人々の手が加わったこのオーバー、
    アンナはいつまでもこのおーばーができるまでの工程をしっかりと
    焼き付けて忘れないことでしょう。
    我が家のクリスマス絵本の1冊に是非、加えたいお話しで
    いつまでも心に感じていたい絵本です。

    投稿日:2007/11/24

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  • ぜひとも読み聞かせたい

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    戦争のあったころのお話ということで、小学校の朝の読み聞かせには、やや不向きかなとも思ったのですが、読んでみると、これはぜひ読み聞かせたい! と思ったんです。

    戦争中、何も買えない時代があって、みんなが生きるためにどうやって生活していたかを、この本で知ることができます。
    アンナの赤いオーバーをつくってもらうのに、羊の毛を得るところからその過程が紹介してあります。お金さえあれば何でも買える今の時代に生きる私たちにとって、1つの製品がたくさんの人の手によってつくられていることを知るよい機会があたえられたと思います。

    オーバーが完成し、製作にたずさわった人々をクリスマスに招待する場面もすてきです。オーバーを通してみんなの気持ちがつながり、あたたまったクリスマスを、私たちもいっしょに祝えたような気分になれました。

    投稿日:2007/11/25

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  • 何度も読んであげたいえほん

    絵本ナビのクリスマス特集で読みたくなった本です。前からこの本の存在は知っていたのですがまだちいさい娘にはむりだなとあきらめていたのですが自分の為に読んでみたところ娘も興味をもってそうだったので読み聞かせました。まだ戦争のことも物が無いということも想像がつかないようでしたが熱心に聞いてました。まだ理解できなくてもこういう世界もあるということだけでも分かっただけこの本を読んでよかったと思います。また何度もクリスマスの時期に読んであげたい絵本です。

    投稿日:2007/11/19

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  • 大人にもオススメ!

    • 洋梨さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子5歳

    アンナのオーバーができるまで、の、お話なんですが、
    羊さんに会いに行くところからスタートします。
    戦争が終わったばかりで、お金がないので、
    お母さんは、家にある様々なものを持って行くのです。
    赤い色は、アンナとお母さんが相談して決めて、
    大きな鍋で、染め上げます。
    沢山の人たちの助けをかりて、オーバーは完成。
    そして、戦争が終わって、はじめてのクリスマスを迎えます。

    戦争もなく、豊かな時代に生まれてきた、
    私たち大人が読んでも、ドキッとする内容です。
    大人にもオススメです!

    赤いオーバーは、本当に素敵で、間もなく6歳の娘は
    ウットリしながら見つめています。
    どっちかと言うと、女の子向け、かも知れませんが。

    ぜひ、沢山の方に手にとってもらいたいです!!

    投稿日:2007/10/18

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  • 物を大事に・・・

    • とっちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    戦後の物のない時代に、アンナの母親がオーバーを買ってあげようと、
    物々交換しながらオーバーをプレゼントしてあげるお話です。
    オーバーを作るのに、毛糸の原料の羊の毛から集めていくのだから、
    大変な時間と労力がかかります。
    今の時代でしたらそんな悠長なことしませんよね。
    でも、欲しいものを長く待ってやっと得られた時の喜びは、
    物を大事に使うという気持ちを養う上で、
    とても重要なことだとこの本は教えてくれています。

    投稿日:2007/09/25

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