とにかく、絵がリアルで、とっても綺麗。みずみずしくて、こんなに上手に絵が描けるものなの!?と、感動してしまいます。
内容は、冬の間、雪の下にいたイチゴが、春になって花をつけ、実が大きくなって、赤く色づく・・・というものです。
私自身は田舎育ちなので、イチゴ以外にも、稲や農作物の成長や収穫を見て育ちましたが、娘は砂遊び以外、土や泥にふれたことがなく、ましてや野菜や果物がどうやってできるのか、見せてあげる機会を持つことも、難しいと感じていました。
この絵本は、とても丁寧に、イチゴと対話をしながらイチゴの成長を見れるので、とてもオススメです。春には、この絵本をきっかけに、イチゴ狩りに3回も行ってきました。娘は、よく知っているもののように、「おはな、さいた」とか、「すっぱい いちご」などと言いながら、イチゴをほうばってご満悦でした。
絵本とイチゴ狩りの二段構えで、とてもよい経験をさせてあげられたと思います。