ぼくがラーメンたべてるとき」 みんなの声

ぼくがラーメンたべてるとき 作・絵:長谷川 義史
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2007年07月
ISBN:9784774610573
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 130
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130件見つかりました

  • しばらく言葉が出ませんでした

    • 73さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、男の子5歳、女の子3歳

    娘の読書感想文コンクール課題図書だったので何気なく手に取ったのですが、読み終えた時しばらく言葉が出ませんでした。娘も言葉には出しませんでしたが、とても大きな意味を感じたようでした。それから親子で話すきっかけにもなりました。世界の事だけではなくて、自分自身の事、自分の生き方…深いテーマなのに可愛らしい絵と分かりやすい表現で、重々しくしていない、そのバランスが絶妙だと思います。小さな子どもの頃から読んで、年齢に応じて感じる事が変わっていく絵本ですね。

    大人にも子どもにも…是非何度も読んで欲しい本です。

    投稿日:2008/07/11

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  • あれっ そういえば あの本

    我が家の5歳の息子は
    倒れている小さな男の子を見て
    「地震で死んじゃったの? まわりも崩れてるよね?」と言いました

    あえて「戦争で…」とは説明しませんでした

    我が家の9歳の娘も
    「そのとなりのとなりのまちの」子どもまでは
    自分のやりたいことを楽しんでいるのに
    国からはみ出たあとは
    子どもたちが働いている場面ばかりだということに
    気づいていないかもしれません
    楽しそうに何かしていると思っているかもしれません

    いっときのわかる・わからないという目線ではなく
    何度でも手にとって語ろうと思う1冊です
    いつか 「あれっ あの本」って感じとるその日のために

    投稿日:2008/07/06

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  • あんあたの感想が世界平和かけはしに・・

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    ぼくがラーメンたべてるとき・となりでミケがあくびをした・・・となりの・・と続いて行きます。
    今この瞬間世界では働くこどもがいる。
    たおれている子どももいる・・・

    なんとも難しいお話です。
    読めば読むほど味わいがしてくるお話です。

    2008年の課題図書にもなりました。

    いろんな感想が出てくると思いますが・・・「世界中がみんなぼくみたいに美味しいラーメンを食べれたら幸せだね。」娘の感想です。

    戦争とか病気とかのシーンは出てこないけど、世界の平和を願う長谷川さんの気持ちがずんずん伝わってきます。

    この本は読んだら親子で感想を言い合うのもいいですよね。

    投稿日:2008/07/01

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  • 衝撃の絵本

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子2歳

    衝撃の絵本です。
    男の子が龍の絵の丼でラーメンを食べている表紙を見て、この男の子が
    何してくれるんだろう…と思って開いた瞬間、「あ、違う」。
    見返しの暗さは、そんな単純な話ではないことを物語っていました。

    好き嫌いを言うけど、世界にはご飯が食べられずに飢えている子もいるんだ、
    ということを言っても、ちっともピンと来ない娘。
    この絵本では、私たちがこうしている時に…ということがストレートに伝わります。
    子どもに伝えるだけじゃなく、自分自身ももう一度思いめぐらして、我が身を
    振り返ろうと思う気にさせる絵本です。

    裏表紙で立っている子の絵は…あまりにもキツくなっちゃうことへの、
    配慮なのでしょうか。私は余計かなと感じました。

    投稿日:2008/06/23

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  • 心にぐっときました

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子7歳、女の子5歳、女の子1歳

    5歳、7歳、10歳の子どもたちに読みました。
    反応はそれぞれでしたが、上の子二人は読み始めと終わりの表情が明らかに変わっていました。私も考えさせられました。
    この一冊の本がきっかけとなり、寝る前の一時、上の子二人といろいろ話し合う機会になりました。同じ空の下、同じ風が吹く、同じ時に生きる人たちがたくさんいること、今自分たちがいかに平和であるかということ、もっと感謝の気持ちを持って生活をしようということ、すぐそばの人だけでなく遠くにつながる人たちに思いを寄せることの大切さなど…。
    是非手にとってもらいたい一冊だと思いました。

    投稿日:2008/06/05

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  • この瞬間にも

    ぼくがラーメンを食べている時。
    普通に生活しているその時に、どこかでは、倒れている人もいる。
    最後のシーンは、印象的でした。
    とっても明るい話が多い長谷川さんの絵本の中では、ちょっと異質な感じ。
    でも、この短い文章で、というか、短いからこそ感じられる、とても深いテーマですね。

    6歳の息子にはちょっと難しかったかな。
    むしろ、親が考えさせられる絵本ではないでしょうか?

    普通に生活できてる幸せ。
    でも、普通に生活できているこの一瞬にも、世界中では、飢えや戦争に苦しむ人がいるのだということを、私たちは、ちゃんと自分たちのこととして考えないといけないのでしょうね。

    投稿日:2008/05/23

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  • 少年が、たおれています。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子8歳

    表紙だけを見たたででは、この絵本の中身はまったくつかめません。むしろ、今までの長谷川さんの多数の作品のように、ただ楽しい絵本をイメージしてしまいました。
    けれど、この絵本から訴えてくるものは、とても重たかったです。

    最初は、「ぼく」がラーメンを食べている時、となりの○○ちゃんは、○○していた。と、楽しげな描写をしていますが、となりが、となりのとなりになり、となり町になり、となりの国へと話がつながる頃には、楽しそうにしていたはずの子供たちの世界が、変化していきます。

    長谷川さんの絵本は、読みやすく文体もリズミカルで、字も少ないので、ただ「読む」だけでしたら、幼稚園児くらいからでも読むことは可能だと思います。

    けれど、この絵本に関しては、「自分が今、おいしいもの食べて、幸せな時を過ごしている時、地球の反対側の国では、民族同士の戦争が行われていて、小さな子どもの命が当たり前のように失われているのだ」とか、「今日、生きていくための食べ物すらない人たちがいるのだ」ということを、理解できない低年齢のお子さんに読むのは、少しまずいような気がします。

    こういうことがごく自然に(なんとなくでも)理解できる年ごろというのは、学校で本格的に社会科が始まる小学校4、5年生ごろではないでしょうか?
    というか、私の個人的な意見としては、できればそのくらいの子どもたちにぜひ、読んでほしいです。
    そして、なぜ、小さな子どもたちが働かなければならないのか、なぜ、暗い地面の上で少年が倒れているのか、考えてほしいと思います。

    投稿日:2008/04/25

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  • この絵本の意味を感じてから。

    ぼくがラーメン食べているとき。。。

    長谷川さんらしい、楽しい場面が
    次々とでてきます。
    そして、その場面は日本から世界へ。
    おなじ地球上、同じ時間を過ごしているのに
    どうしてこうも違ってしまうのでしょうか。。。

    最後はまた、ラーメンを食べている風景に
    戻ります。
    とても重いテーマの作品です。
    文章はとても短いので小さいお子さん向きのように見えますが、
    できればこのテーマを感じ取って欲しい年齢のお子さんに
    読んで欲しい絵本です。

    投稿日:2008/04/07

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  • 向こうの国で

    うちの家族はみんなラーメンが好きです。だからこの本も楽しいラーメンのお話かと思ったのですが、全然ちがっていました。はじめのうちは、おもしろかったのですが、男の子が倒れている場面はショックでした。子供は、男の子がなぜ倒れているのか、まだ理解できません。

    私はいつも、絵本を好きなだけ楽しむことができます。けれど、絵本を見る時間などない子供や、絵本を一度も見ずに亡くなる子供もいます。苦しい気持になりました。

    投稿日:2008/04/09

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  • ショックでした

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    「ぼくがラーメンたべてるとき」というユーモラスなタイトルから、楽しい面白いお話を親子共々想像していました。

    でも読んでいくうちに外国の子供が出てきはじめたあたりから、
    「この本は思っていたような内容ではないな・・。」
    と思いました。
    ぼくが幸せにラーメン食べているとき(日本の子供)、世界の国々では同じように楽しく過ごしている人々もいるけど、働くなくてはならなかったり食べることさえできなかったする人々がいるという事実が絵本から直球で伝わってきました。
    この現実に私自身も分かっていながらもショックをうけました。

    最初は「意味が分からない。」
    と言っていた子供に私が説明すると、子供なりに理解したようです。
    年齢とともにいろいろ感じて受け止めていってくれたらいいと思います。

    投稿日:2008/03/03

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