1965年初版で、220万部に達する超ベストセラー。
ノルウェーの昔話に、コールデコット賞を3度受賞しているマーシャ・ブラウンが絵を描いた作品です。
訳も瀬田 貞二さんと役者が揃った感じです。
三びきのどれもがらがらどんという名のやぎが谷川の橋を渡るとき、橋の下に住むトロルと対決するお話です。
小さいやぎから順番に橋を渡るのですが、トロルとのやり取りに子供は惹きつけられることでしょう。
非常に評価の高い絵本でしたので期待していたのですが、正直拍子ぬけした感がありました。
大人だからそう感じたのかとも思ったのですが、小学校1年の次男に聞いても、あまり楽しくないという感想。
次男は、幼稚園での読み聞かせで一度読んで貰ったことがあるようですが、その際もあまりまわりの幼稚園児の評判は芳しくなかったと言っていました。
対象年齢として読み聞かせは4歳〜、一人で読むには小学校低学年〜とありますが、もっと小さい方が話に溶け込めるのかも知れません。
対象年齢が難しい作品だと思います。