2歳の息子が、一目見て気に入り、読んでみたらもう、虜になっていました。
息子は、恐いイメージのもの、悪いイメージのものが好きです。トロルが出てきたときは、『怖い』ということは分かっていながら、平気な振りして『トロルは可愛いね〜』なんていってみたりしていました。
読み進めるうちに、一番大きなヤギがお気に入りになりました。『コレはぼく』と勝手に決めています。そして、私にどれが好きか聞くので、小さいヤギが可愛いね、と言うと、小さいヤギはお母さんになりました。残るは二番目ヤギですが、息子がお父さんにも同じような質問をしましたが、返ってきた返事は「お父さんはトロルがいい」。そんな返事を無視して、『トロルはばぁばだからダメ。お父さんは二番目ヤギね』とまたもや勝手に決めました。(ばぁばがトロルって、ちょっと可哀相・・・)
一日に、必ず1回は読むのですが、それぞれのヤギの登場シーンでは、私が読むのを邪魔しない程度の声で『お母さんヤギだよ』『次はお父さんだね』『あ、僕のヤギが出てきたぞ〜』と、とてもルンルン気分で読み進めているようです。私は臨場感たっぷりで読み聞かせているのですが・・・・orz
一番好きなシーンは、勿論、大きなヤギのがらがらどんが『おれだ!』と叫ぶシーン。普段も、時々、いきなり『おれだ!』と叫んでいます^^;
最後は、仲良し家族三匹(三人)で、安心して草を食べに行きます。途中、残酷な表現があるものの、最後のこのページを見ると、繰り返して読みたくなるみたいです。
名作は、いつの時代の子供をも虜にするんだな〜、と思いました。