写実的な描写が 溢れています。
お風呂に入るせっけんの泡。
洗濯ばさみで干された ”さわらないで”のカオ。
フワフワだった くまちゃんが うす汚れていく色合い。
最後には 布のほつれや、クタクタになった柔らかい質感まで伝わってきました。
モノがあふれる今の時代の子供達には なかなか持てない想いなのではないかと思いました。
なんでも、新しいモノを買い与える親にも問題あると思いますが・・・。
『大切』なものや、『大切』にする子供の気持ちを 私達 親も もっと汲み取ってあげなければいけないと感じました。
「トイストーリー」にも似た ぬいぐるみ目線のお話に感動。
大事にされたくまちゃんの気持ちが伝わるシーンはウルウルします。
絵が素晴らしい。