「おばけのコッチピピピ」 みんなの声

きれいずきのおばけのコッチが住んでいるのはとこやさんの鏡のうら。食いしん坊おばけのアッチはレストランに住んでいるから、おばけは性格によって住む場所をきめているのかな？きれい好きのコッチが出会ったココちゃんはとっても汚い女の子。違うから惹かれるのか二人はとっても仲良しになります。二人のやりとりがとってもたのしい絵本です。秘密の合言葉も子供心をくすぐります。

「小さなおばけ」シリーズ4作目。
今回は、アッチはお休みで、新しいお友達「コッチ」が初登場しました。理髪店に住んでいるお洒落☆おばけです。とっても働き者で、理容師の才能もあり。
おばけが優等生で、綺麗好きというのが、意外。どうしても「ゲゲゲの鬼太郎」で育ってしまったので、おばけ＝汚い＆貧乏くさい＆不幸っぽい＆セコイ（主にねずみ男）という思い込みがありました。
そんな先入観を打ち破る、画期的なおばけです。素晴らしい働き者で、性格もとてもいい。
対戦相手の汚女子は、へそ曲がりで変わり者。怠けもので、将来魔女にでもなれそう。汚い系の女子が一時期、テレビに出ていたのを思い出します。（ヤマンバ…90年代の、汚女子メイク）…いや、実は、女子がきれい好きとは限らず、公共のトイレで、「手を洗わない」女子は、年齢問わず、たくさん見かけます。お、恐ろしい！

真のお洒落とは？　見た目のお洒落と、心のお洒落の両方を学べる、ちょっと哲学的な試みでした。意外と、二人は正反対だけど仲良く遊べて…凸凹夫婦のパターンかしら。

「ちいさなおばけシリーズ」は，親の私が子供の頃からあった児童書ですが，私はアッチの本は読んだ記憶がとてもあるのですがコッチははじめてで，親子でとても楽しめました！
床屋さんの鏡の裏に住むおばけらしく，コッチってお洒落なんです。
そのキャラクターに負けないくらい女の子ココちゃんもナイスなキャラで（笑）二人のやり取りが愛らしかったです。
最後はすっかり仲良くなった二人。
床屋さんに帰るコッチが空の上で「ピピピ」と言ったのがとっても素敵でした！
「ピ」「ピピ」「ピピピ」，我が家の娘は読む度に意味を言っていました。

こどもはじっとして髪を切って貰うのが大嫌い。
何だか共感できた昔、今は大人の立場で子どもに読み聞かせています。
きっと、ここちゃんに共感できるからこの絵本が
好きだったんだろうと懐かしく思います。

ここちゃんの変身ぶりがまた面白い。
コッチの変身ぶりはかわいそうだけど、
子どもは大喜び。
ここちゃんと仲良くなれてよかったね。

おばけのアッチが出るお話を子供の時に読んだのですが、これらは「小さなおばけ」シリーズになっているんですね。知りませんでした。
アッチのほかにコッチなんていうおばけがいるんだー。
おしゃれが大好きなおばけ。
アッチとは違ったおばけのお話ですが同様に面白かったです。
おばけと対等に渡り合う（といいうよりむしろ上手？）人間の女の子、すごいなー。
２人とも真逆なところがいいですね。

うちの４歳の娘は、おばけのコッチピピピがお気に入りです。
床屋さんに住んでるおしゃれなコッチが、ボサボサ頭の女の子とお友達
になります。とっても、可愛くて娘は夢中です。

小学低学年向けですが、幼児にも、充分読み応えがあって、わくわく感があります。

小さなおばけシリーズ、初めての児童書としても読みやすくてお勧めなのですが、息子が好きなので、よく読むシリーズです。

コッチが働く床屋さんにやってきた女の子。

女の子って男の子にくらべると、身の回りに気をつかいそうな印象ですが、とても汚いのに驚いてしまいました。

ああ言えばこう言う女の子とコッチのやりとりがおもしろかったです。こういう手ごわい女の子いそうですね。

こういう女の子にお説教や強制や矯正でもなく、やりとりを根気強く繰り返していくコッチ。
イヤイヤ期や反抗期と呼ばれて戸惑うことが多い子どもとの対応のヒントもありそうに思いました。

おばけが主人公だからでしょうかあ。
年長の息子君が大好きな小さなおばけシリーズ。

アッチ、コッチ、ソッチの3人のおばけが活躍するシリーズですが、
この絵本は、コッチの1作目。
床屋さんに住んでいる、大の綺麗好きコッチのお話です。

この絵本、なんといっても面白いのが、コッチが格闘する女の子の変身振りと、最後のコッチの姿でしょうかあ。
格闘するあたりも、あきないように書かれていて、
そのやりとりが何とも笑えます♪