読んだのは20年ちょっと前ですが、
おじいさん達が見つけた、花の中のちびこの赤いリボンの鮮やかさを覚えています。
それと一緒のワナも・・・。
少し前に戦争とは何かを論じる番組を見ましたが、
その中で、国連での武装解除活動に従事した方が、
「武器があるから戦争が起こるのではない。どんな物でも“武器”として人を殺す事ができる。それを使うのは人間だ」
「性善説・性悪説というよりも、人は熱狂する。それは本質的なものだ」
と話されていた事が非常に印象深かったです。
目から鱗が落ちたと共に、深く同意しました。
どうして戦争は起こるのか。
人は“洗脳されてしまう”。そして“熱狂する”。
平和は大事だよ!ということだけではなく、
本質的に人間は弱く、良いことだけでなく悪いことにさえも熱狂してしまう。本質が見えなくなってしまう。
そのことを、少しずつ子ども達に伝えていきたいと、改めて思いました。