「ねずみのいえさがし」に始まるヘレン・ピアス作のねずみの写真絵本3作が好きだった息子。
この本はそれを髣髴とさせる幼年童話です。
地下にある割れた植木鉢を寝床にしていたねずみの一家。
でもそこは小さすぎて、子ねずみボニーは兄弟たちに蹴り落とされる始末。
そこで真夜中に一人で寝床探し。
寝ている猫を見つけて一人であせって階段に駆け上がったり、たんすの上に見つけたドールハウスで寝ていたらドアが閉まって一人でパニックになったり。
久しぶりに「ねずみのいえさがし」を読みたくなりました。
全てのページに書かれている絵は温かく、文字もひらがなが多用され、年長さんでも一人読みができそうです。