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かかしのペーター」 みんなの声

かかしのペーター 作・絵:バーナデット・ワッツ
訳:ささき たづこ
出版社:西村書店 西村書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1989年
ISBN:9784890138173
評価スコア 4.46
評価ランキング 11,047
みんなの声 総数 12
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  • 家族のあたたかさを感じます

    どこの国の風景でしょうか。広い広い小麦畑が、かかしのペーターの仕事場です。
    その畑に立つかかしのペーターに、はねをつけたり、帽子をかぶせたりする子供たち。
    この広々とした大自然の中で、すくすく育っている様子がよく現れていて、心あたたかくなるようです。
    ペーターも、そんな子供たちのことが大好き...でも、季節のうつろいとともに、冬がやってくると、畑には誰も来なくなってしまう。
    1人畑に取り残され、だんだんと痛んで朽ちていくペーターは、とてもかわいそうですが、春がやってくると...

    この動かない小さなかかしにも、愛情をそそぐこの家族のありようが、とてもほほえましく、気持ちのよい1冊でした。
    さりげなく、やさしさを教えられる絵本です。

    投稿日:2008/10/15

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  • 爽やかな読後感

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    バーナテッド・ワッツは、こうさぎジャックとかハネスうさぎとかを読んだことがあり、またグリム童話等の挿絵をてがけています。
    暖色系の暖かい絵風は、見る者を穏やかな気持ちにさせてくれます。

    この作品も、やはりその柔らかいタッチと暖色系の絵は、農場という設定も相まって素晴らしい出来栄えだと思います。
    まさに絵本らしい作品と言えます。

    麦畑のかかしのペーターは、小麦が刈り取られると役目は終わり。
    毎日、遊んでくれた子供達も冬になると来てくれなくなり、やがて朽ちてしまいます。
    でも、春になった時に、ペーターは農夫のそばの野菜畑に運ばれて、そこで見張りをすることになるのです。

    最後にペーターは、農夫の家族の一員になることができるのですが、家族の優しさを大いに感じることができます。
    特に、農夫の子供達の思いやりが充分に伝わってくるので、その気持ちを感じてもらえれば最高でしょう。
    読み聞かせした子供が、優しい気持ちになってくれること受けあいの絵本だと思います。
    爽やかな読後感の得られる清涼剤のような一冊です。

    投稿日:2008/06/07

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