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バスが来ましたよ」 みんなの声

バスが来ましたよ 文:由美村 嬉々
絵:松本 春野
出版社:アリス館 アリス館の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2022年06月29日
ISBN:9784752010135
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 29
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29件見つかりました

  • 現実世界もこんなにすてき

    うちの子供は、「本の世界はすべてフィクション」だと思っていました。でも、このお話は実話をもとにしたお話。そのことに何より驚いていました。
    本は空想上の事だけではなく、本当に起きたことが書かれていることもある。そして、まるで作られたかような完璧に素敵なお話が現実に起きている。
    このことを知らせてくれたこの作品によって、よりリアリティをもつ深い読書体験をさせてくれたと思っています。

    学校の勉強ができるできない、誰かより力をもつもたない、そんな価値観以外にもこんな人間力が存在するよ、という教科書のようなお話。

    投稿日:2022/11/30

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  • このお話は私もテレビで見たことがありましたが、こんな素敵な絵本になっていたのですね。

    目が不自由で一人でバス通勤する不安の中、さきちゃんの「バスが来ましたよ」の声かけは、山崎さんにとってどんなに嬉しかったことでしょう。
    見ず知らずの男性に声をかけるということは普通に考えると簡単に出来ることではありません。
    ですがさきちゃんは全く嫌がるそぶりも見せず、席を譲ってくれるよう頼んだり、ボタンを押して降りるのを手伝ったり、学校とは反対の横断歩道まで案内してくれたりと、なんて素敵な子なんでしょう!

    さきちゃんが卒業した後は、その妹に受け継がれ、そのまた妹や友だちに引き継がれ、なんと10年以上も続いたのです。まさに優しさのバトン、思いやりのリレーですね^^

    このお話を聞いた時、私がまず思ったのは「ご両親が素晴らしい方に違いない」ということでした。
    きっと日頃から「困ってる人がいたら親切するように」と育てられているのでしょう。見習いたいです。
    思いやりがこの絵本のように人から人へとどんどん広がっていけば、世の中も今よりずっと優しい世界になるに違いありません。
    お話のように優しい挿絵も素敵で、温かい気持ちになりました。

    投稿日:2022/12/03

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  • その心が大事

    視覚障碍者の男性のバス通勤に
    小学生が自然発生的に手助けし
    何年にもわたって、善意のリレーを続けて
    男性は、定年まで勤めることができた。
    そんな実話が、絵本になっています。

    視覚障害者になり
    白杖訓練を経て
    ひとりで職場に向かう・・
    不安な気持ちがリアルに描かれていて
    胸がぎゅっとなります。
    そんなときにかけられた声。

    絵本では、視覚障碍者の誘導に、
    背中を押したり、手をひっばたりしていたのが
    とても気になったのですが
    (たぶん、やり方としてはNG行為だと思うのです)
    そんなことよりも
    不安な通勤に、寄り添ってもらえた心が
    白杖を持って歩く勇気につながったのではないかと思います。

    暖かい一冊です。

    投稿日:2022/11/27

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  • 小学生の自然な親切心

    この話は聞いたことがありました。そして小学生も捨てたもんじゃないなと思ったのです。
    白杖を持った人は目が見えないことは小学生のさきちゃんも知っていて、いつも同じバスに乗るこの男性をどんな思いで見ていたのでしょう。彼女の親切心が自然に出ていたのは素晴らしいと思います。「バスが来ましたよ」と声をかける勇気もさることながら、最後まで一緒に付き添っていることが、大人の私には大変なことのように思えますが、それが子供の素直さなのかなと考えました。実際に声をかけられた男性もびっくりしたことでしょう。でも、それで仕事も頑張れたとのこと。
    そして、その親切心が他の人にも繋がってリレーしていったこに、より感動しました。
    絵も優しくて内容にあったとてもいい雰囲気。最後の字のないページが私は大好きです。
    これが実話であることの意味を子供達にはしっかり伝えたいと思いました。

    投稿日:2022/11/29

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  • 親切とは何か

    昨今の日本社会は、電車のなかのマナーについてさまざまな意見がぶつかり合う状況です。
    そのようなニュースを目にしていたせいか、この絵本のお話に心を洗われるような思いがしました。
    「親切とは何か」
    それは、「親切にすべきだからすること」ではなく、誰かを思う自然発生的な気持ちに基づくもの。誰かに指示されたことではないから、「親切」が「リレー」として別の人につながっていく。
    親切を「べき論」で考えてしまう社会は、ある意味、病んでいるのかもしれません。
    喧々諤々言う大人がこの絵本を読んで、人が本来的に持つ優しさに触れ、そして、心にゆとりを持つことが必要なのではないかと思いました。

    投稿日:2022/11/22

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  • 実話をもとに

    何らかの病気で徐々に失明してしまった市役所職員の男性。白杖を使ってバス通勤をはじめた彼を、ある小学生がとても自然な形で支援した。その支援がその子の卒業後も違う子どもたちに引き継がれ、彼の定年まで続けられたという、実話をもとにしたお話。とても温かい。この子どもたちを見習いたいと思いました。

    投稿日:2022/11/16

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  • ぬくもりのリレー

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子29歳、男の子26歳

    和歌山県での実話に基づく作品です。
    作者もあとがきに描いていますが、新聞記事からのエピソードということで、
    私もその記事を読んでいたので、表紙でピン!ときました。
    全盲の市職員が通勤のためのバス乗車時に、
    市役所近くの小学生の女の子にサポートしてもらったのですね。
    やがてそれは日課となり、女の子が卒業してからは自然と周りの小学生が引き継いでいったそう。
    まさに、ぬくもりのリレー。
    小学生のピュアな行動に拍手!です。
    なにより、自然体で接する姿が素晴らしいです。
    実話だからこそ、その光景にいろいろなことを感じることができますね。
    ちょっとした心がけ、大切にしたいです。

    投稿日:2022/11/20

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  • 優しい実話の世界

    実話の記事を読んで感動し、絵本となったことを知って、4歳の我が子に読み聞かせをしました。

    私自身、足に障害があって車椅子生活をしていることもあり、子どもには普段から色々な障害のことを伝えています。
    その中の一つとして、点字ブロックや白杖のことも教えています。子どもは、散歩中に点字ブロックを見つけると、上にモノがないか見て、小さな部品等があれば退かします。

    そんな我が子に、この絵本を読んだところ、
    「バスが来たか、わかりづらいんだ。」と言いました。これは、子どもにとって新たな発見です。
    「白杖を持っていても持っていなくても、困っていそうな人がいたら声をかけようね。何かお手伝いできることがあるかもしれないからね。」と伝えたところ、「うん!…でも、恥ずかしいから言えるかな。」と。
    人見知りの我が子にとって、勿論、大人でも声かけはハードルが高く、勇気がいるものです。

    でも、その勇気が本当に誰かを助けるのです。
    助けられたのは、おじさんだけではないと思います。後に続いた子どもたちも、最初のさきちゃんの勇気のお陰でハードルが低くなり、できたことだと思います。

    この絵本を読むことで、今度は勇気のリレーとなって幸せな世界が広がっていきますように。

    投稿日:2022/11/16

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  • 胸が熱くなる絵本でした

    本当に素晴らしい絵本で、胸が熱くなりました。この絵本は我が家に絶対1冊は持っておきたい、子供達に絶対何度も読んであげたい、子供達にこの絵本に登場する小学生のさきちゃんや、その子の妹、そして他の子達のように優しい気持ちを持ち、そして勇気のある行動の出来る子供に育って欲しいと思いました。

    目の見えない人の不安な気持ちと言うのは本人以外は分からないかもしれません。そして目の見えない人、というのが分かっていてもその人に声を掛けてあげるという勇気を持っている人は大人でもなかなかないかもしれません。

    でもこの絵本に登場する子供達は、その勇気ある優しい行動を10年以上も続けられて本当にこの本を読んでいる私からも感謝の気持ちでいっぱいになりました。

    山崎さんは、本当に嬉しかった事でしょうね。自分で頑張ろうと思っても、やっぱり色々と不便が出て来て難しい事も有ったと思います。でも女の子の声掛けがきっかけで、その後の生活が随分変わられたのでは、と思います。

    本当に素晴らしいお話で、涙が出そうになりました。私も大人ですが、街で見かけた知らない人でも困っている人を見かけたら声掛けが出来る大人になりたいと思いました。

    とても素晴らしく胸が熱くなる絵本なので、ぜひ多くの方に読んでもらい、少しでも多くの子供達に、困っている人に優しくしてあげられる気持ち、勇気を持つ気持ちを持ってもらえたら、と思いました。一人の行動が人を動かし、誰かの役に立つ。本当に素晴らしい事だと思います。

    本当に、この絵本に出会えて良かったです。お薦め以上に、お薦めです。

    投稿日:2022/11/15

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  • 意外にお気に入り

    やさしい絵のタッチ、ほどよい長さの文章に惹かれ、4歳の子供に読みました。
    はじめは「白杖」の意味もわからず、腰の曲がったご老人が使う杖と混同していたようです。ただ、「目の見えない人が、道になにか危ないものがないか確かめるために使うものなんだよ」と簡単に説明したところ、黙って深く頷いていました。(こんな説明でよかったか自信はありませんが…)
    どこまで伝わったかわかりませんが、何度もこの本を読み返しているうちになんとなく伝わっているのではないかと期待しています。少なくとも、最初に読んだ時にしていた「こういうやつ?」と杖をついて歩くご老人の真似をすることは、それ以降なくなりました。
    小さいうちから白杖の存在をふわっと意識させるにはとても良い本かと思います。

    4歳になりたての子には難しいかな〜なんて心配していましたが、意外にも気に入ったようで、読み聞かせだけでなく自分なりに一生懸命音読していました。
    子供なりに、絵本に出てくる子供たちのやさしさの連鎖を受け取って感じているのかな…とほっこりしました。

    投稿日:2022/11/16

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