「そらとぶテーブル」 みんなの声

きのこと犬のイワンが歩いていると空き地に
古いテーブルがありました。
「ちょっと、ひとやすみ」と言ってテーブルに座ると、
テーブルが空を飛んだ！
好きなところへ連れていってくれるなんてとっても素敵！
空飛ぶ「じゅうたん」ならぬ「テーブル」という発想が楽しいです。
仲間が増えていくところもいいですね。
他の方の感想同様、「なんでマヨネーズ？」を親子で笑いながら話しました。
読後に「どこへ行きたい？」なんて会話が弾むこと請け合いです。
「テーブルには座っちゃだめだよね〜」
我が家では息子の言葉が、ごもっともで面白かったです。

佐々木マキさんの絵本らしい、面白い絵本です。

まず、女の子の名前が”きのこちゃん”というのが、いいですよね。そして、なぜだか、片手にマヨネーズ？？

偶然見つけた、空飛ぶテーブルに乗って、旅をします。
でも、行きたい所が、”めいろ”とか、”鉄橋の上”とか、思いもよらない所が出てきます。こういうところが、佐々木マキさんらしいと思うんです。想像を超えてくださいます。

そして、最後に、片手に持っていたマヨネーズをかけて、みんなでお食事。さりげなく、つながっている所がいいんです。

佐々木マキさんの絵って独特なのでひと目見て分かったので読んでみました。読み聞かせながらどうしてマヨネーズをきのこちゃんが冒険の間持ってるのかずっと不思議のまま読みました。
　テーブルが好きなところに連れて行ってくれるなんていいですよね。絵本だから有り得るこういう不思議な事って大好きです。空想の世界が広がりますよね。

きのこちゃんが空き地に置かれたテーブルにこしかけたら
あら不思議！テーブルが空を飛んで行きたいところに連れてってくれる。
行った先々で色んな動物に出会って行きたいところに
どんどん行っちゃうみんな。
でもその行きたいところって言うのが
“めいろのなか”とか“てっきょうのうえ”とか
とっても突拍子もなくて笑えます。
私としてもきのこちゃんが最初から最後まで
ずうっとマヨネーズを持ってるのが気になって。
ラストでなるほど！

ふしぎなテーブルに座って「行ってみたいななんきょくへ〜〜」と言ってほんとに南極や色んなところに旅してしまうお話です。
行きたいところが、鉄橋の上や迷路の中、と普段あまり思いつかない場所で　私の発想の無さに少しくじけました。
きのこちゃんがマヨネーズを持っているのも楽しめました。
ウチにも欲しいなこのテーブル。

読んだ後・・・
＜娘の場合＞
ママ「きのこ（女の子）はなんでマヨネーズもって歩いているのかなあ。
なんかおかしいねえ〜。」
娘「サラダを作っていて、マヨネーズがきれてたから、
買いに行った帰りに不思議なテーブルを見つけたのよ。」
ママ心の中（へえ〜。よく見ていたのね。感心感心。）

＜息子の場合＞
ママ「そらとぶテーブルあったらどうする？」
息子「そりゃ〜　夏は北海道。冬は沖縄。
それで、いろんな物食べるんだ！」
ママ心の中（あいかわらず前向きな発想ねえ。食べる事しか頭にないんだね。）

一冊の本でもいろんな感じ方があるんですね。
だから絵本を読むのってやめられないのかもしれません。

「まじょのふるどうぐや」にも登場するきのこと犬のイワンが不思議な空飛ぶテーブルを見つけた。それからどんどん仲間が増えていって、、、。予測不能の佐々木ワールドにどっぷり浸れる絵本です。どんどん先が読みたくなるわくわくし通しですよ。

女の子のきのこと犬のイワン、ぺんぎんにぶたなのがそらとぶテーブルに乗ってあちこち行くお話し。まず　テーブルが空を飛ぶからおもしろい！そして、なぜかきのこの手にはマヨネーズが・・。はじめのページにサラダを作るきのこの絵があるので子供は「サラダに使うんだ」と気づいていた様子・・。最後はみんんなで　きのこのお家に行っておいしいサラダを食べたのでした。途中に出てくる「ぺんぎんおんど」がなんとも言えなかったです（笑