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あっぱれ!われらのてんぐさま

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ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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きつねのおきゃくさま」 みんなの声

きつねのおきゃくさま 作:あまん きみこ
絵:二俣 英五郎
出版社:サンリード
税込価格:\1,980
発行日:1984年
ISBN:9784914985271
評価スコア 4.81
評価ランキング 281
みんなの声 総数 78
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78件見つかりました

  • 5歳児が涙しました。

    幼稚園の読み聞かせの時間に読みました。

    生と死について考えるのにはまだ早いかな?と思ったのですが、
    逆に5歳の子はこのようなテーマの本を見てどのような反応をするのか見てみたいと思い読んでみました。

    ごちそうして丸々太っていく。「また太った〜」と繰り返しの多い展開に最初は笑っていた子ども達。
    しかし、黒雲山のシーンになり徐々に場面が怪しくなると、子ども達の表情も不安げになりました。

    オオカミがいなくなり「やったー!」と声が上がりましたが次のページのまさかの結末に
    「あっ・・・」と何人もの幼児が衝撃を受けていました。

    キツネさんはかっこいいね。
    大切な友達を守ったんだね。
    最初は食べようとしていたのに。友達になったんだね。

    5歳にもしっかりエッセンスは届いていたように思います。

    あまんきみこさんの名作の1冊だと思いました。

    投稿日:2015/10/17

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  • 太らせて食べるために、ひよこをもてなすキツネ。良い人だと思われて、あひるやうさぎまでが一緒に来てしまう。太らせているのだが、食べる前におおかみに狙われ、命をかけて守りそのせいで死んでしまうキツネ。

    食べようと思っていたはずが、神様扱いされるうちに情がわいてきた姿、ちょっと感動します。

    心があったまる一冊でした。

    ちなみに、とっぴんぱらりのぷう、って何?と娘に聞かれて調べました。秋田のことばでお話はおしまい、とか、話をきいてくれてありがとう、という意味あいの、話の終わりの言葉だそうです。

    投稿日:2015/03/20

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  • さすがあまんきみこさん!

    命や優しさについて、考えさせられる絵本でした。
    あまんさんの絵本とわかり、手にとったのですが、やっぱりあまんきみこさんのお話は、ハズレがないなと思いました。
    太らせてから食べてしまおうと思っていたひよこに情がわいてしまうきつねの姿に、共感しました。
    こんなにかわいいひよこさんなら、食べるのが嫌になるのもわかります。
    最後は涙無しには読めない絵本です。

    投稿日:2014/07/15

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  • 変われる

    • 野風さん
    • 20代
    • ママ
    • 大分県
    • 女の子0歳

    人(絵本ではきつねですが)は変われる!そう感じた絵本です。

    ひよこの無垢であたたかい言葉は、きつねの卑しい心をどんどん変えていきます。きつねの嬉しそうな姿がまたかわいらしい。

    ラストは何度読んでも涙が出てきます。

    なぜ、きつねは命をかけてまで守るほどに、変わったのでしょう。
    最初は命を奪おうとした、狼と一緒だったのに。

    自分を信じてくれる者ができたから。
    それが本当に嬉しかったから。

    私は、最期の戦いもまた、カッコイイ所をみせたかったんじゃないかな、なんて思ったりします(^^)私がきつねならそうだから。

    こいつらは、おれを神様みたいだって言う!
    こいつらの神様に、おれはなってやる!

    投稿日:2014/04/01

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  • 褒め言葉は殺し文句

    きつねのねらったのは、ごちそうとしてのひよこ、あひる、うさぎでした。
    でも、ひよこ、あひる、うさぎから聞かされた感謝の言葉、自分をほめる言葉に思わず、悪者からとてもいい人になってしまいました。
    心からの褒め言葉は、人の心を動かすのですね。
    しまいには、自分のごちそうたちを守るために、自分の体をはってオオカミに挑みます。
    でも、おだてや打算は…、きっと見透かされてしまいますよね。

    投稿日:2013/09/12

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  • 涙なしには

    何回下読みしても涙で詰まるので
    まだ子供に見せてあげられていません。
    本棚に並んでいるだけで涙ぐみそうです。

    きつねはいい兄ちゃんでいようとしてたわけではない。
    気高い心で食べさせ寝かしていたわけではない。

    でも、だからこそ静かに生まれてきた愛情みたいなもんで
    命かけて戦うことができた。

    親だからどうしてもひよこやあひるが子供に見えてくる。
    無邪気にぷくぷく太っちゃって、まあ。

    自分を信じてくれる存在のために生きる。
    言葉だけだとともすれば空虚なのが、中身が詰まるとこうなる。

    こんな親で、いてやるともいてやるとも

    投稿日:2012/12/01

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  • 言葉は心を動かす

    最近、あまんきみこさんの「車のいろは空のいろ」に出会いとても気に入ったので他の作品が気になって読んでみました。
    昔話風?の口調で描かれながら、とても軽快で楽しく読みました。
    はらぺこきつねが、やせたひよこに会い「太らせてから食べよう」と考えました。

    〜そうとも。よくある、よくあることさ。

    無邪気なひよこは、きつねお兄ちゃんと慕って一緒に暮らすことになります。きつねは優しくひよこに接し、ひよこはどんどん太っていきます。

    〜ひよこは、まるまるふとってきたぜ。

    そして次はやせたあひるに出会い、、、
    そして今度はやせたうさぎに出会い、、、

    繰り返しのお話が続くのですが、これがまた楽しいんです!
    やさしいおにいちゃん、しんせつなおにいちゃん、かみさまみたいなおにいちゃん、と言われぼうっとなるきつね。
    ぼうっとなる度に、どんどん心の中は変化していったんでしょうね。

    最後は悲しすぎましたが、とてもいいお話でした。

    投稿日:2012/11/19

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  • 頼られるって、誇らしい

    二年生の娘の読書感想文用に選びました。

    はらぺこのキツネが見つけたひよこ。
    「太ってから食べてやろう」と優しく食べさせ、世話してやります。
    でもひよこはすっかり安心して、「優しいおにいちゃん」とキツネを信じきってしまいます。
    「優しい」なんて初めて言われたキツネは、嬉しくなりました。
    その後やってきたアヒルとうさぎも世話するようになり、「親切なおにいちゃん」「神様みたいなおにいちゃん」と信用されるようになりますが、ある日オオカミが襲ってきて…?

    人は誰でも変われる、ということでしょうか。
    ずるがしこい企みを考えたキツネは、今まで誰からも信用されたり愛されたことがなかったのでしょうね。
    娘とは「もしオオカミがやって来なかったなら、その後4人はどうなっていたか」を考えました。
    「たぶん4人で、そのまま幸せに暮らしていたと思う」というのが、娘の答え。
    キツネが始めのずる賢いキツネのままなら、きっとしっぽを巻いて逃げていたでしょうね。
    ひよことアヒルとうさぎの全幅の信頼が、キツネを変えたのだと思います。

    投稿日:2012/08/02

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  • まさか!

    ちょっとずるがしこいキツネ。
    エサを太らせてから食べようと考えているのですから、悪いキツネのはずと思ったのですが・・・おやおや、なんだか様子が変わってきましたね。
    もう、誰もが認める「いいキツネ」になったと思います。
    そして、ラストには衝撃をうけました。
    まさか、死んでしまうなんて!
    笑って死んだキツネは幸せだったのでしょうか。
    でも、まだまだこれからだったと思うのですが・・・

    投稿日:2012/03/19

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  • 純真無垢の気持ち

    タイトルに惹かれて選びました。

    きつねが、ひよこの純真無垢な気持ちが嬉しくてオオカミとの戦いにも

    必死で信じてくれるものを守る事が出来て死んでいったのだと思いまし

    た。きつねは、ひよこから生まれて初めて「やさしい」と言われて、す

    こしぼうっとなったのも元々きつねもやさしいのだと思いました。

    信じて頼ってくれるひよこたちに安らぎを感じ、幸せを感じたのだと思

    いました。

    投稿日:2011/10/01

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78件見つかりました

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