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パパが宇宙をみせてくれた」 みんなの声

パパが宇宙をみせてくれた 作:ウルフ・スタルク
絵:エヴァ・エリクソン
訳:菱木 晃子
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2000年10月
ISBN:9784892387661
評価スコア 4.61
評価ランキング 4,080
みんなの声 総数 35
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  • ぼくにはぼくの宇宙がある

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    息子に宇宙のロマンを伝えたかったお父さん。でも主人公のぼくにはわからない。でも石の上のカタツムリや風にゆれるひょろ長い一本の草の良さならぼくにもわかる。
    いつも大人の期待どおりには行かないけれど、子どもには子どもの世界があり、そして宇宙があるんだ。もしかしたら、それは大人が考えているよりももっともっと大きなものかもしれない。そんなことを感じさせてくれる絵本です。
    小学校中高年で読むと心に響くんじゃないかな。

    投稿日:2006/10/06

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  • やしい時間の記憶

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    「宇宙を見せに連れていってあげよう」
    ある日の夕方、ぼくはパパに誘われて出かけました。
    パパと手をつなぎ夕方の街を歩きます。
    「宇宙っていったいなんなの?」というぼくの質問に
    「この世界全部さ」と答えるパパ。
    お店でガムを買ってもらい、着いたところは、来たことのあるフツーの原っぱ。
    ぼくは、足元のかたつむりやアザミに気がつきます。
    そしてパパにうながされ空を見上げると瞬く星。
    星座を説明されてもよくわからなかったけれど、
    パパの声を聞きながらながめた空は確かに宇宙だった。

    簡単に言ってしまえば、パパと星空を見に行ったというお話です。
    作者のウルフの思い出かな?
    でも、パパと一緒に眺めた星空はそれだけで大きな意味を
    持っていたのではないかと思いました。
    「小さく見えるものでも、大きな意味をもっている」
    パパの言葉はそのときは何気なく聞いていたものでも
    大きくなってから、心のどこかに残っているのでしょう。
    派手さはないけど、やさしい時間を過ごした記憶を
    子供にも持たせてあげたいなと思います。
    最後にちょっぴり面白いオチがあってメリハリがついています。
    やさしい暖かみのある色鉛筆画がとても素敵な作品です。

    投稿日:2006/07/06

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  • 幼い頃の楽しかった思い出。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    ある日の夕方、パパがぼくにいった。「ウルフ、いまから宇宙をみせにつれていってあげよう。」 はじめてみる宇宙。パパとすごした時間。著者の少年時代の楽しい思い出を描いた絵本。

     幼い頃の楽しかった思い出の1つや2つは、忘れずに美しい思い出として心の宝箱に大切にしまわれているのではないでしょうか(o^_^o)
    この作品は、著者の父親(パパ)との楽しい思い出が美しい風景とちょっぴりパパには思い出したくない(?!)なハプニングと共に、描かれております♪
    子どもにも自分が良い!美しい!素晴らしい!と思えた風景を一目見せてあげたいと思う父親の親心とパパの気持ちが嬉しくて、その気持ちをしっかり受け止めた息子の心温まる素敵な作品でございました(o^_^o)おすすめ作品です♪

    投稿日:2006/06/10

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  • 宇宙って?

    • ママちゃんさん
    • 20代
    • ママ
    • 栃木県
    • 男の子4歳、男の子2歳

     幼稚園生位から、少し理解出来るかな?って感じですが、内容はとても素敵です。パパが宇宙を見せに野原に連れて行って、星座を教えてくれるのです。息子は、どれがどの星座か理解出来ないのですが、それでもパパの話しを夢中で聞く様子は、親子の愛情を感じました。
     親が子供の心に残してあげたい思いの一つとして、参考にもなりました。

    投稿日:2004/01/10

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  • 幸福な夜の記憶

    「おじいちゃんの口笛」「おねえちゃんは天使」などなど、スタルクにはおすすめの作品がたくさんあります。自伝的な作品のうちのひとつ「パパが・・・」は、秋から冬にかけて読むのにぴったりの一冊。そして、わたしのお気に入りの絵本の中でも、常に上位にデンと位置しています。どうしてそんなに惹かれたのかというと、これ、娘とわたしそのものを描いているみたいだったからなのです。自分が娘からどう見られているかに気づかされて、恥ずかしくもおかしく、・・・もちろん娘にも大ウケ。(もっとも、ムスメがウケたのは、わたしとは違ったお下品な部分のようでしたけれどね)

    これは作者スタルクの少年時代の思い出を描いたお話です。
    ウルフのパパは、息子に、美しくすばらしい星空、広がる宇宙を見せてあげようと一生懸命に考えて、晩秋の寒々とした夜の野原に連れ出します。でも、ウルフときたら、そのへんの草花や水溜りやカタツムリ・・・そんなものばりに目が行ってしまい、感心している始末。で、パパだけが「おお〜、ほうらすばらしい星空だろう、あれが〇〇座、向こうに見えるのが△△座・・・」と、感激にひたって興奮し、熱心に指し示すのでした。

    ウルフはというと、あんまり星空を見てどうのと思うわけではないんだけれど、パパをないがしろにしては悪いだろうと思って、うん、うん、って調子を合わせるんです。
    自分の熱心さとは反対にムスコがそういう状態だというのに気づかぬパパ、そのうち、トドメ・・・何かフンづけた! あはは〜、フンイキだいなし〜。

    親はいつも子どものためにああしてやろうこうしてやろうと一生懸命なんだけれど、すべて思惑通りにはいかないものなんですよね。
    もっとも、子どもとしては、このムスコのように、まったく違った発見をしたりして、親と一緒に過ごしたなんだかほんわかとしたしあわせな時間の記憶とともに、それなりにいい思い出として心に深く残るようなのですけども・・・ふふふ。

    はたこうしろうやアンナ・ヘグルンドが絵をつけることの多いスタルクですが、今回のエヴァ・エリクソンの色鉛筆による絵もとてもよいです。夕暮れから夜にかけて移りゆく空の色、街の色、そして小さないのちの描写が特に!

    投稿日:2002/09/03

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