2009年の課題図書としておいてありました。
以前から目にしたことがあった絵本でしたが改めて目を通して
これは親子で色々と話し合える絵本だなと思いました。
子どもが一生懸命手で団子をつくる姿・・
ピアノを弾く姿・・
何でもやってのけるすごいパワーを持っていると同時に
「手」というのは癒やしパワーがあります。
この絵本を読んだとき数年前の出来事が思い出され胸が熱くなりました。
娘が大好きなひいおばあちゃんがなくなる1時間前に
娘が顔を見せに行ったときひいおばあちゃんは意識がもうろうとする中で必死に娘の手を探しさすっていたのです。
今思えば最後の力を振り絞り、娘の手のぬくもりを感じながら何か伝えてくれていたのだと思います。
小さかった娘も色んなことを感じとったと思います。
この絵本の最後の一文がとても心に染みました。
心が出たり入ってしていくところ・・
きっとそうですね。
是非この夏の読書感想文としてこの絵本をもう一度じっくりと読もうと思います。