息子が幼稚園でよく借りてきていました。
めんどりのロージーが小屋を出て散歩に行きます。
キツネが後をつけて襲いかかろうとチャンスを
うかがいますが、池に落ちてしまったり、干草に埋もれてしまったり・・。
なかなかうまくいかない様子がユーモラスに描かれています。
文章はあまりなくて絵だけのページが多いので、
キツネのセリフ(「イテテッ!」や「こんどこそ!」など)を勝手に付け加えて
読み聞せると大喜び!
小さい子どもにはすごくいいなと思っていました。
先日、学校の読み聞かせの授業を見学させてもらって驚きました。
6年生のクラスでこの本が登場したのです。
内心、6年生には幼すぎるのでは・・と思っていました。
しかし読み手が絵をじっくり見せて間をとりながらページをめくっていくと、
クスクス笑ったり、うなずいていたり
どの子供もお話に満足していた様子でした。
幼い子に読むように余計なセリフなどを入れないぶん、
自分の想像力を働かせて楽しんでいたのかなあと思いました。
幅広い年齢で楽しめる絵本であることを実感しました!