これを読んでから 泣きそうになりました。
私は祖父母と高校を卒業するまで同居していました。
もう今では、その祖父母は他界したけれど
可愛がってくれた祖父母をこの“ぼく”のような想いで見送ることが出来たかな〜とちょっと不安になったりしました。
娘はこの秋、実家に行ったときに
しばし おじいちゃんと二人の散歩を楽しんできました。
田舎道を歩きながら 見たことのない虫や花をゆっくりと眺めたり
道沿いの林の中の栗の木からトゲトゲのままの栗を
おじいちゃんが娘の方に放り投げたりして遊んで
栗を袋いっぱいにして帰ってきました。
戻ってきた娘は思いの外楽しかったようで
目を輝かせて私に色々と語ってくれました。
実家は農家なのでトラクターやら鍬やら珍しいものがたくさんあるので
実家に行くたびにじいちゃんばあちゃんの後ろをついて回っています。
きっと、じいちゃんばあちゃんは何か面白いことを始めるに違いないと思うんでしょうね。
おじいちゃんおばあちゃんとの交流は
子供にとって本当にかけがえがないものですよね。
老いを身近な人で感じることでいたわる気持ちとかが生まれてくるでしょうし
上手くいえないんですがおじいちゃんおばあちゃんには
子育て真っ只中の親にはない余裕みたいなものがあって
孫をゆったりと受け止めてくれる度量があるように思うんですよね。
これから娘も自分の世界がどんどん広がってゆくのだろうけど
おじいちゃんおばあちゃんを大事にしてくれるといいな〜と思います。
なんだかおじいちゃんおばあちゃんのことばかり書いちゃったけど^^;
この絵本を読んでいると
“そっか〜そんなに焦らなくてもいいんだ”って安心できます。