まだ早いかなと思いつつも、二歳の娘が表紙の絵に惹かれて自分で持ってきたので、読んでみました。
それ以来、毎晩寝る前に「よんで」と持ってくるお気に入りの1冊になりました。
主人公・あさえが妹の面倒を見る様子が可愛らしく、また、いなくなった妹を探す際の不安感・どきどきする胸の鼓動が実際に聞こえてきそうな文章の表現力と絵の魅力で、大人も楽しめる絵本です。
私自身は、姉のあさえに自分を投影して読んだので、娘も当然同じだろうと思って読み進めていたのですが、2才の娘は妹のあやちゃんの方に自分を重ねていたようで、最後に妹が見つかるシーンで妹を指さし「○○ちゃん、いたね!」と自分の名前を言ったのが、面白い驚きであり、発見でした。