なかなか人気がありそうなので、手に取ってみました。
色鉛筆やパステルで描かれたかわいらしい挿絵。
そらまめくんが、自分のベッドを独り占めしてちょっといじわるだったりします。
ベッドをなくしたそらまめくんに、はじめは反発するともだちが、やっぱりかわいそうになって自分たちのベッドを貸そうとしてくれるー
小さい子供たちの世界でもよくある光景だからか、娘はすんなりと話に引き込まれていました。
うずらの卵がかえるまで気になって見守るそらまめくん、ひよこと共に去って行くうずらのお母さんのまなざし。決して押し付けがましくなることなく、静かに優しさや温かさを伝えてくれます。
いろんな種類の豆が出て来て、その描写もおもしろいです。
食育にもなって、よい絵本だと思いました。