ベッドを貸してあげられないそらまめくんの気持ちは子供には良く分かるようです。
でも貸してもらえなかった他のおまめさんたちの気持ちも、ちゃんと分かっているんですよね。
だから絵本の物語に入りやすく、宝物がなくなってしまったそらまめくんを応援したり、うずらの卵がかえって一緒に喜んだり出来るんだと思います。
とてもかわいい絵で親しみやすいだけでなく、子供の心にメッセージがたくさん届く絵本だと思います。
そらまめくんのベッドが見つかって、みんなでお祝いの歌を歌う場面では子供も一緒に歌っています。
カシャカシャ、ドンドコ、プップクプー!
しばらく頭から離れないらしく、本を読み終えても口ずさんでいます。
3歳の娘はもちろんですが2歳の娘がこの本を気に入っていて、暗記した部分を一人で音読していたりします。
これからも長く楽しめる絵本だと思っています。