11匹のねこが遠足にでかけました。途中いくつか立て札があります。「はなをとってはならない」「はしをわたってはいけない」「木にのぼってはならない」ねこたちは、花は採るわ、橋は渡るわ、木にのぼってお弁当は食べるわのやんちゃぶり。すると、それを見ていたウヒアハという怪獣が大きな袋を用意。側に紙をおいておきます。「ふくろにはいるな」当然、ねこたちははいってしまうのです。
最初何度も読んでとせがんだくせに、あるとき突然、「ウヒアハ怖い」と言うのです。「はっ?」この間の抜けた外見の怪物のどこが。でも、はっと気付きました。もう、話の内容がよく分っているってことなんですよね。
たった二年間の読み聞かせだけれど、もうそんなことが分るようになったんだなぁと感慨深かったです。
まぁ、それはそれとして、やっぱり母はウヒアハが怖いとは思えません。だって、尻尾にリボン三つもしてるし……。