モーモーまきばのおきゃくさま」 みんなの声

モーモーまきばのおきゃくさま 作・絵:マリー・ホール・エッツ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1969年08月
ISBN:9784032010503
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 21
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21件見つかりました

  • カケスのセリフに注目

     某配本サービスを利用して出会った絵本です。
    おいしい草をお友達におすそ分けしたいと牛が色んな動物をじぶんの牧場に招待するお話です。タイトルや表紙から伺えるように、温かみのあるかわいらしい絵本です。
     読んでいて優しい気持ちになる絵本ですが、お話にたびたび登場するカケスの皮肉めいたセリフがおもしろいです。3歳の息子はまだ嫌味や悪意などは理解できないみたいで、読み聞かせしながら、心の中でこっそり一人で楽しんでいます。

    投稿日:2013/08/06

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  • のんびりとした牧場

    薄いピンクがメインのやさしい絵です。
    まるで、春の暖かい日差しのようです。

    牧場のウシが、友達を招きます。花でおしゃれをして待っているんですよ。
    集まったみんなで、歌ったり踊ったり、楽しく過ごします。
    さて、お腹がすいたということで、ごちそうするのは、草です。
    ウシにとっては、おいしい草ですが、草が食べられない仲間もいます。

    でも、草が大好きな仲間と、のんびりのんびり過ごしています。

    ウシのおしゃれ心がかわいいですよ。

    投稿日:2011/09/30

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  • 一人は寂しい

    エッツの絵本が好きなので購入しました。
    動物だって一人は寂しいんですね。
    みんなで食べたり歌ったり、
    そういうことが素直に楽しい。
    草を食べない動物もいる、っていうのがいいなと思いました。
    嘘ではなく、ただ楽しいっていうのでもなく
    嫌いな子もいるし、気が合う子もいる。
    みんな同じことをしなくていいよ。って感じ。

    かけすだって、ほんとは友達がほしいはずよ。

    投稿日:2011/04/02

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  • 2歳の息子に読みました。

    『もりのなか』などに比べたら反応は今ひとつでしたが、動物がたくさん出てくるのは好きなようで、一つ一つを絵と照らし合わせて確認しながら聞いていました。

    おいしい草をごちそうしようとしたうしですが、草を食べない動物もいました。でも、馬と山羊と羊は一緒に草を味わうことがわかりました。どんなに働きかけても趣向の合わない者もいますが、自然と気が合う者もいますよね。そんな仲間に巡り会えると嬉しいですね。

    投稿日:2010/07/25

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  • ほのぼのとした世界観

    エッツ氏の絵本はほのぼのとしていて
    日常の平穏なところを巧く捉えた作品が多いように思います。
    まきばで動物達が“ひーらいたひーらいた”なんて歌いながら
    手をつないでいる様子は本当に可愛らしいし癒されます。
    表情豊かな動物達の顔と
    ふんわりとしたピンク色っていう色調も良いですね。

    投稿日:2009/02/10

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  • 現実でも感じること

    草をおいしいと思っているうし。みんなに草を勧めてみますが。

    自分がいいと思うものを勧めても、相手の好み、状態によっては、相手に受け入れられないということがありますね。現実でも感じることではないでしょうか。

    それぞれが違っていていいし、それをわかってくれる人もいて幸せ。動物世界のこととして描いていますが、現実でも体験することなのでわかりやすいと思いました。

    投稿日:2008/10/26

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  • 自然大好き、エッツ。

    全体的にピンクな絵本です。かわいい。
    「もりのなか」「わたしとあそんで」同様、自然がテーマ。
    今回は牧場です。
    お友達のなかには自分と趣味思考が違う子もいる、でもそれはそれ。
    一緒に好きなことを楽しめる仲間も必ずいる、なんてことを教えてくれて、お友達がなかなか出来なくて寂しい気持ちの時なんかに読んだら、元気づけてくれそうなお話でした。

    投稿日:2007/08/12

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  • 良かった〜

     「もりのなか」が有名な作者ですけれど、私と娘はこの絵本のほうが好きになりました。
     動物達の世界にだって、仲間割れがあるんだわ〜。あたりまえ?のようだけど、どうも、動物さんとみ〜んな仲良し♪って絵本が多くて、忘れてました。
     幼稚園に通うようになった娘。こんな風に、牧場のような環境の中で、気の合うお友達ができたらいいな〜と思って読みました。

    投稿日:2007/02/08

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  • うしさんの生き方・スタイルに共感

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子10歳、女の子4歳

     牧場で草を食べていた牛が、おいしい草をみんなにも分けてあげたいと思い、パーティを開きます。やってきたのは農場のうま、やぎ、ぶたとひつじの子、いぬとねこ、がちょうとめんどり、おんどりです。みんなで楽しく牧場で過ごしたけれど、中にはごちそうとして出された草が嫌いな動物もいました……。
     春らしい絵本を探していて、色合いからもこれは、と思った一冊。背景のやわらかいピンク色、きんぽうげの黄色、のどかな春の牧場、これだけで心地よくなってきます。動物たちが輪になって「ひらいた、ひらいた」の歌を歌うところがかわいい。娘もここは特に喜んでいました。
     読後、わたしは自分の人間関係について考えてしまいました。人生、うまの合う人ばかりとは限りません。うしさんのおおらかな性格は、そのあたりをホンワカ諭してくれるかのよう。ちょっぴり意地悪なカケスの存在がひっかかったのですが、考えてみればこういう人も世の中にはいます。それもあり。最後のカケスの言葉「みわたすかぎりのくさはらで、みんながくさを たべるなら、けんかなんかおこらない……」が心に残ります。つまり、自分のことをしっかりやっていれば、問題は何も起こらない、ってことかな。

    投稿日:2004/05/31

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  • 自然なままの時の流れ。

    訳者の解説を読みました。解説だけ読むととってもすごい絵本のような気がしますが、本編は、ただのんびりと、自然を楽しんでいる牛たち(草食動物)たちの姿が描かれているだけのような気がしました。
    (もしかすると、そういう自然なままの時の流れ、特に大事件が起きないとかいうところを訳者は誉めているのかな−?)
    まだまだ良い本の素晴らしさが分からない−っ。(シクシク)

    投稿日:2004/01/14

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