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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

にんげんごみばこ」 みんなの声

にんげんごみばこ 作・絵:のぶみ
出版社:えほんの杜
税込価格:\1,320
発行日:2008年04月
ISBN:9784904188019
評価スコア 3.54
評価ランキング 48,753
みんなの声 総数 62
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62件見つかりました

  • すごく考えさせられる

    とても考えさせられる絵本ですね。
    おかあさんを捨ててしまいたいっていう女の子。
    なんだかヒヤっとしました^^;
    私も十分ガミガミ系の母なので 娘もそう思っているかな?
    にんげんごみばこの前には長蛇の列だけれど
    みんな、みんな、ごみ箱をまえにして考える。
    短所ばかりが膨らみ過ぎて 長所を忘れていたことを。
    お友達など人間関係はとても難しいけれど
    悪いところもひっくるめて「その人」なのだと認めてあげることの大切さが伝わってくる絵本です。

    ただやはり「人間をすてるごみばこ」というのはやはり怖い表現です。
    のぶみさんのかわいいイラストとギャップがあるだけに
    違和感があり 読後なんだかすっきりしませんでした。

    投稿日:2010/10/01

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    5
  • 子供が気に入らないときに親や保育士さんを捨てようとしたら、ごみばこに「ほんとうにいいの?」と聞かれて「またこんどにする」内容の話。

    にんげんをごみぶくろにいれてみんなで捨てるのを待つ姿が衝撃的。にんげんごみばこにすてちゃうぞ!なんていう言葉を冗談でも聞きたくないので、わが子には1回読ませたもののもう読ませたくないです。

    ちゃんと理解できるのは中学生以上くらいじゃないときついかと思います。園児では真意を理解できなそうです。

    子供を子供扱いしていないところは良いと思うのですが、やはり二度目を読ませるには躊躇します。

    買って読ませたものの、失敗したと思って、子供が勝手に読まないうちに手放してしまいました。ごめんなさい。

    投稿日:2013/02/23

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    4
  • 珍しく暗くて、恐怖感を与えます

    のぶみさんが好きなので、期待して買いました。

    要らない人、嫌いな人を人間ゴミ箱に捨てちゃおう、と、変わった帽子の男性?が言います。みんな、怒るママや、遊んでくれないパパや、よその子をひいきする先生を連れてきて捨てようとします。でも、捨てる前に「(捨てたら)一生あえないよ?」と確認され、全員が人間ゴミを持ってかえるというお話。

    単純に嫌わないで、良いところも見ようという訴えを感じとれて、そこは良かったです。でも、全体にはちょっと恐怖感に訴える感じで、持って帰ったのは確かだけど、女の子が「またこんどにしようかな」とセリフを言います。本気で今度があるとも限らないけど、延期しただけに取れるとちょっと怖い。

    表紙の絵もそうですが、全体になんだか暗い!そして、叱ってばかりのママをゴミ袋に入れて頭だけ出して、小さな女の子がそれをゴミとして運ぶ姿は、他のかたのコメントでもあるとおりでちょっといただけないです。自分が叱ることもあるママなだけに、よりいっそう。捨てられてもそれほど響かない他人(たとえば保育士さんとか)が読むにはいいけど、親が読むには、子供を愛しているなら辛いと思います。

    子供も「人を捨てちゃだめ」なんてわかってはいると思うけど、これを見せて変な選択肢を与えたくないように思いました。子供に読ませるには年齢を考えないと難しいです。

    投稿日:2011/10/25

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    4
  • ショッキングなことば

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    作者のことばから、この作品に込めた思いはよく分かります。
    大人だったら、ちゃんと理解できるのですが、子どもにはどうでしょう。

    大人が読み聞かせをした後に、きちんと伝えてあげないと、子どもには恐怖だけが残るように思います。

    子どもが好きな絵ですし、インパクトのある題名ですから、子どもが自分から手にとると思いますが、大人と一緒に読んだほうがいいと思いました。

    投稿日:2011/02/18

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    4
  • 涙がでました。

    タイトルや感想を見て、どきっとして読みたくなりました。
    自分の立場に置き換えたり、子どもからみての思いを感じたり、
    胸が苦しくなりました。
    色々な人に薦めて、それぞれの気持ちを感じてほしいです。
    今の世の中にはこれくらいはっきりしたタイトルの絵本で、
    合っていると思います。
    「許しあう」・・・今足りないのはこの事だと思います。

    投稿日:2010/11/07

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    4
  • 人を本当に捨ててもいいの?

    この物語は、のぶみという作家が、作った絵本です。

    タイトルも、驚くほどすごい絵本です。

    内容としては、人を捨てるゴミ箱があります。そこに、要らなくなった人たちを捨てようとしている子供たちがいっぱいいます。

    人は捨ててもいいのでしょうか?いいえ、違います。ひとは、いなくなると二度と戻ってこれなくなるのです。

    僕だって、いやな人はたくさんいます。しかし、捨てようとしても、捨てられないのです。

    この絵本を読んで、人間は、ごみではないということが、その作品で、現れています。

    いやな人がいるから、捨てちゃえと思っている方には、必見な絵本です。

    人は人でありたいと思った作品でした。

    ぜひ、読んでみてください。

    投稿日:2010/04/14

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    4
  • 小さな子どもにはよくないと思いました

    • 寅子さん
    • 20代
    • ママ
    • 長野県
    • 男の子4歳

    タイトルにドキッとして全ページ試し読みしました。
    にんげんごみばこの前に捨てたい人を抱えて並ぶ子供たちの姿は正直ショックが大きく頭から離れなくなりました。
    のぶみさんの子供が描いたようなかわいらしい絵だから余計に、この絵を子供が描いたような衝撃の錯覚にとらわれてしまいました。

    のぶみさんの伝えたいことはひしひしと感じられますが、小さい子供にはストレートすぎて読める本じゃないと感じました。
    なら何歳ならいいのか…難しいですが…
    気持ちが成長して人との繋がりや大切さがわかっている分、良くないことだとわかっていても憎しみや嫌だなって感情を抱いてしまう自分がいることをわかっている人が読むものかなと感じました。

    衝撃はありましたが読んで後悔はないです。むしろ今この本に出会えて、のぶみさんの最後の文にあった、許すという気持ち。再確認できてよかったです。

    投稿日:2012/12/17

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    3
  • う〜ん(-_-)

    今どきの本ですよね・・・
    言いたいことはわかりますが、内容がリアルで怖い。

    最後は考え直す主人公の女の子ですが、
    それまでの内容がインパクトありすぎで・・・


    敏感に感じる子は、本当に思っちゃいますよ、『捨てる』って。



    正直、自分の子には見せたくありません。

    投稿日:2012/07/05

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    3
  • 許すこと

    ショッキングなタイトルが気になり全ページ立ち読みを利用させていただきました。字も絵も小さい子向けのようですが、内容はこれまたショッキング。
    読み終えたところのカバー部の「許すこと」との作者の言葉を読んでドキッとしました。自分も、許してくれる人たちがいるから存在しているのだなあと思いました。
    内容がかなり重いので、読み聞かせする場合は年齢層を考慮したほうがよさそうです。

    投稿日:2010/10/23

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    3
  • 考えさせられます

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    タイトルからして、ちょっとドキドキしながら開きました。

    胸に 「ずん」 ときますね。


    のぶみさんといえば、もっと明るく楽しい、前向きな作品ばかりを見てきたので、少し意外でした。
    でもこの絵本も、やっぱり最後には、希望の光みたいなのが見えますね。

    「にんげんごみばこ」かぁ・・・。

    誰しも生きていれば、「あんな人、いなくなればいいのに」って思ったことありますよね。
    ない人なんて、いないと思う。

    でも、本当にその人をごみばこに捨てちゃうのかといえば・・・大多数がそうではないと思う。


    いろんなことを、考えさせられました。

    投稿日:2010/10/12

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    3

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