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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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とんことり」 みんなの声

とんことり 作:筒井 頼子
絵:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1989年02月
ISBN:9784834007657
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,147
みんなの声 総数 168
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168件見つかりました

  • 何度も読み返しました。

    • れんげKさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子5歳、男の子5歳

    小さな小さな音ですが、とっても、心に響く音だと思います。
    自分に届く、「友達」からの、プレゼント。
    さびしい気持ちも、和らぎますよね。
    最後のページの、二人の笑顔がとても好きです!

    何度も何度も、読み返してしまいました。

    投稿日:2006/02/16

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  • 幸せのあしおと

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    有名な本ですし、「とんことり」とは何だろうと興味もあったので、フリーマーケットで見つけた(おまけに美品!)時には大喜びしてしまいました。

    「とんことり」とは、郵便受けにかわいらしい贈り物が入れられた音だったんですね。この音がいいですね。おまけにこれが題名になっているのもお見事!という感じです。

    ずっと心もとない感じのかなえちゃんが描かれていて、最後の2ページで、すべてのエネルギーが爆発しました。
    笑顔と元気がみなぎっているかなえちゃん。本当に良かったね。知らない土地、新しい家、新しい幼稚園、すべてが不安の中で、友だちという強い味方を得た安堵感と喜びが感じられます。友だちってなんて素敵なものなのでしょうね!

    「とんことり」は、不安なかなえちゃんに「もうすぐ嬉しいことがやってきますよ。」と告げる幸せの足音のような気がします。

    この本は5年生の娘のお気に入り。林明子さんの愛らしい絵と、ほのぼのとした雰囲気がなんとも良いのだそうですよ。

    投稿日:2006/02/12

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  • 見つけた!

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    引越しして不安な、かなえちゃん。
    でも新しい家の郵便受けに「とんことり」と
    すみれ、たんぽぽ、お手紙に折り紙が届くのです!
    届け主は待望のお友達。
    一緒にサイクリングするかなえちゃんのうれしそうな表情といったら!
    「とんことり」の物音が何ともいいです。
    郵便受けのこの音ってわくわくするでしょう?
    かなえちゃんの気持ちまで伝わってきます。

    林明子さんの絵本ではサブストーリーも必見!
    見つけましたよ。
    かなえちゃんちの引越しの様子を見ている自転車の少女。
    幼稚園の柱の陰からこちらを見ている少女。
    画面の隅々までお楽しみください。

    投稿日:2005/08/11

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  • 引っ越しの時期に是非!

    • 洋梨さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳

    引っ越し直後に読んだので、娘は大コーフンです!
    「この、おともだちも、おひっこし、したんだね!いっしょだね!」
    段ボールだらけの部屋、忙しそうなお父さんとお母さん。
    つい先日の状況が、絵本の中に出てきたのですから、大喜びです。
    何度も何度もくりかえし読んで「おひっこし!おひっこし!」と大騒ぎです。

    私の父が転勤族でしたので、幼い頃は引っ越しばかり。
    そのせいか、初読みで、ラスト2ページは、号泣、、、(恥)。
    それ以来、何度読んでも、ラストは胸がいっぱいになってしまいます。
    引っ越しする事は、当時の私にとっては、楽しい思い出ばかりで、
    決して辛かった訳ではないんですが、、、
    やっぱり、心のどこかで不安だったんですね。

    転勤族の皆さん、また、引っ越し予定の皆さん、お引っ越しの時期に
    ぜひ読んでみて下さい!!

    「とん ことり」というタイトルで、私も「小鳥?」と誤解しました。
    小鳥は全然関係ありません!ご注意下さいね〜〜!

    投稿日:2005/08/01

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  • お引越し・・・。

    • みゆみとさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子4歳、女の子2歳

    うちも、もう少ししたらお引越しします。
    子供にはまだ話してないけど、今の心境にピッタリな
    作品だな〜としみじみしながら読んでます。
    春から幼稚園に入った長女も、やっと幼稚園に慣れて
    お友達も出来たのに離れるのは可哀想だけど、
    この絵本のように、新しい土地でも素敵なお友達が
    出来るといいなと思っています。
    それにしても、林明子さんの絵や表現力って凄いですよね。
    凄く気持ちが伝わってきます。
    私も「とん ことり」って最初は何だかわからなかったけど、
    この作品にピッタリな題名で素敵だなって思いました。

    投稿日:2005/07/29

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  • すてきなおともだち

    • み〜ままさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子4歳

    娘は「よかったね〜おともだちができて」と素直に思ったようでしたが、
    いずれ主人の転勤で引っ越しするだろうと思っている私にとっては
    胸がちくんと痛むお話でした。
    新しい環境で不安な子どもの心が表れていて、私の方が(ごめんね・・・)と
    思えてしまい、もしお引っ越しすることになったら娘にもこんなすてきなおともだちが
    出来たらいいんだけど、と思いました。
    娘は新学期に転入してきた新しいおともだちに手紙を書いて、
    「喜んでくれるかなあ」と笑顔で幼稚園に持っていきました。
    転入生のおともだちにとって娘がこの本のようなすてきなおともだちに
    なれたらいいなぁと絵本と重ね合わせて見守っています。

    投稿日:2004/10/26

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  • 最初のページで、お母さんに手を引かれたかなえの不安そうな顔といったら・・・。でもお母さん、引越しのあとかたづけで、かなえの気持ちに気がついてあげることができません。大人はそうなんだけれどね。私もそうなんだけれど。
    でもそんなかなえに小さな小さなプレゼントが。「とんことり」とポストに入ってくる小さなプレゼント。この音の表現が絶妙なのです。なんだかさびしげで、誰かを待っているようで・・・。「早く見つけて」と言っているような・・・まるでかなえの気持ちのようですね。
    でも最後に二人の笑顔を見たら、心配なんて全部ふっとんでしまいました。かなえにとっても、お友達の女の子にとっても、忘れられない思い出になることでしょう。たんぽぽとすみれの咲く野山で、二人が遊んでいるページ。いいなぁ。文章がないだけに想像力をかきたてられて、一番好きなページです。

    投稿日:2004/06/01

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  • ともだちになる「きっかけ」って。

    題名の「とん ことり」。小鳥の話じゃありません。郵便受けに物が落ちるときの音なんです。引っ越してきたばかりで、町も人もわからない女の子が郵便受けに毎日入ってくる自分宛の贈り物(すみれ、たんぽぽ、てがみ)にとまどい、想いを巡らします。4回目の「とん ことり」の音に靴のかかとを踏んで急いで外へ出てみると・・・。

    タンポポの草原を自転車で遊びに行く2人の女の子、この場面はやわらかな春の日差しのあたたかさと女の子二人のうれしい気持ちが伝わってきます。心からほっとするシーンで、わたしは大好きです。

    私は親の転勤にともなっての引っ越し経験者なので、友達が声をかけてくれるのを待っている、あの頼りない、不安でいっぱいの想いがわかります。ほんのちょっとのきっかけで友達はできるもの。そして昨日までの寂しい気持ちはあっというまに遠くへ去っていってしまいます。転勤の多いこの季節、子ども時代を思い出し、大人になった今、もし自分が主人公の女の子の母親だったらなにかこの子にケアをしただろうか、とかんがえてしまった絵本でした。

    投稿日:2004/03/17

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  • 子供の頼りない心

    • サラミさん
    • 20代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子3歳

    この絵本に最初に出会ったのは、まだ「こどものとも」のうすい絵本のときでした。年の離れた弟に読んで聞かせた憶えがあります。男の子にとってはちょっと共感しにくいところがあるかもしれませんが、女の子(お手紙やプレゼントが大好きですもんね!)はだれでも好きになってしまうお話じゃないかなと思います。
    お引越しで、家の中のことも外のこともわからないかなえちゃん。お母さんにいろいろと質問をしてみるのですが、忙しそうに片手間の返事しかしてもらえません。そういう「おかあさん」の姿や受け答えが、家事をしているときの自分に似ていてちょっとどきっとしたりもします。子供はちゃんと、母親の気持ちがどこを向いているのかをしっているんだな、と改めて反省させられます。
    なじまない場所では子供はなお敏感になって、いろんなことを感じ取るんだなということがかなえちゃんの目をとおして大人にも伝わってきます。
    絵も、やさしいタッチでとても綺麗です。3、4才の女の子のかわいらしさを存分に伝えてくれています。個人的にはかなえちゃんがおはじきをしている絵が、ほんとうに透明感溢れていてすきです。

    投稿日:2004/03/08

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  • 優しい人になろうね。

    引越しの多い我が家では息子もこんなふうに寂しい思いをしていたのでしょう。
    ひとりぼっちの寂しさから、お友達がひとりできたときの嬉しさ…この絵本は実体験と重なり、大切な一冊となっています。
    声をかけられて嬉しかった気持ちを、次は声をかける側の勇気にかえていってほしい…と思っています。

    投稿日:2004/01/25

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