「ぼちぼちいこか」 みんなの声

こてこての関西弁を話すカバくんが登場。

いろいろな職業にチャレンジしますがが、ことごとく失敗。
うまくいきまへん。

それでもへこたれず、次から次に新しいことにチャレンジ。
ですが、失敗ばかり。
やっぱりあきまへん。

２歳半の息子には、職業（船乗りや秘書・・・）といっても、
当然ピンときていないようでしたが、それでも大爆笑していました。
絵がわかりやすく、ほのぼのしたカバくんに、トホホな関西弁がマッチしています。
親子で笑いました。

大学の授業で、この本の原書を渡され、訳すようにという宿題がありました。
なんとかがんばったつもりでしたが、今江さんの訳をきいて、私は翻訳家にはなれないと痛感しました・・・！（恐れ多いことです・・・）

内容ももちろんすばらしいのですが、なんといってもこの和訳がこの本の人気を大きく支えていると思います。

初めて読んだ日から、息子は大爆笑でした。
ずっと、ずっと読むたびに、今でも大爆笑の絵本です。

疲れたときには読みたい本です。
ぼちぼちいこかということです。

2歳ごろから読んでいます。

何をやっても失敗しちゃうかばくん。
そのしっぱりぶりに大笑いしちゃう息子。
でも、かばくんはめげません。
「ぼちぼちいこか」とゆったりかまえるかばくん。
素敵だな〜。

がんばるって大事なことだけど、
時にはこんなふうに、のんびりゆっくり「ま、ぼちぼちいこか」って立ち止まることも必要だよね。
そうして、また立ち上がればいいんだもの。

「ぼちぼちいこか」という関西弁がとっても気に入って、
私があわててたりすると「ぼちぼちいこか、かあちゃん☆」なんて、笑わせてくれる息子です。

外国の絵本なのに、題名からして関西ティスト。
もともとの題名が「WHAT CAN A HIPPOPOTAMUS BE」なのに、
それを「ぼちぼちいこか」と訳してしまう今江さんの感性に
すごい！！と思ってしまいました♪

カバに関西弁。
いかにものほほ〜んといった感じで、
この微妙さがなんともゆったりした気持ちにさせてくれます。

子供からみてもそうなのか、
挿絵をみては、カバだからまあしゃあない？！
なんて気分になるようで、
一緒にのほほ〜んとなっていました。

大坂弁で書かれているので、関東の私にはちょっと読みづらいけれど、読み終えた後は良い感じでの〜んびりと癒されます。
また、イラストを見ているだけでも、雰囲気で伝わりのほほーん気分になれます。

娘も、「ぼちぼちだね」っていうのが最近の口癖になってしまっていました。なかなか、こういう種類の絵本はないのでとても面白いと思います。

英語で描かれたお話を関西弁に訳されている所が、面白いです。
「のんびり行こうか」より「ぼちぼちいこか」「ダメだ」より「あかん」の方がまろやかで、癒されます。
関西弁の良いところと絵本の内容（メッセージ）が、ちょうどマッチしているように思います。
ただ、子どもに読み聞かせるには…。
単純に笑えて人気はあるようですが、体型で失敗することや、見開きでオチがすぐわかってしまうところは残念です。
でも、疲れている大人にはお勧めかな！？

アメリカの作者のはずなのに主人公のカバの言葉はなぜか関西弁。このすこしぬけた感じの表情もとてもいい。
ぬけた感じのカバさん、いろいろ試してみるもどれもいまいち。そんなにあせる事はない。ぼちぼちいこか・・・とこんな展開。
せかせか忙しい大人に是非読んでほしい。読み聞かせてあげてもいいぞ！と思う。
自分がイライラしているときなど読んで欲しいと思うから・・

何をやっても、失敗ばかりしているカバくんの
マイペースさが、とっても笑えます。
パイロット、バスの運転手、ピアニストなど
子どもたちには、興味のあるお仕事ばかりに
挑戦するカバくんが何だか応援したくなる存在です。

また大阪弁？？で書かれているところが
笑いを誘うのかもしれませんね。

「ぼちぼちいこか」カバくんのこの一言が
何だか心をほっとさせてくれる絵本です。

呑気モノのかば君が、
色んなお仕事に挑戦するのですが、
大きすぎて、失敗ばかりしてしまいます。

最後にいきつくところは・・
「ぼちぼちいこか」

うーん。なんだか心にしみる言葉だなぁ。
子育てしながら、毎日アセアセとテンパっている私にとって、もっと呑気に過ごした方が良いよと言ってもらっている
そんな気になる絵本でした。

しかも、関西弁で書かれていて、
それもまた面白かったです。
生まれたときから東京育ちな私なので
関西弁を話す事なんて、この絵本を読むとき位だけど、
アクセントを工夫して読んだりと、読み聞かせするのが
毎回楽しみな絵本でした。

内容はとっても簡単なので、2歳の息子にも楽しんで読める内容でした♪

主人公のかばが将来何になれるかな？
いろんな物に挑戦してことごとく失敗に終わってしまう・・
保育園に勤めている時は失敗を笑うだけになってしまわないかなぁ・・・
大阪弁の音が楽しいだけに終らないかしら？となかなかうまく読めない絵本でした。

『まっぼちぼち・・いこかということや』

この最後のフレーズでかばはくじけていないんだ！
こんなに極端に失敗ばかりはないけれど・・・人生あせらない・失敗したらまた始めればいいんだよ・・・

みんなつまづいて大きくなっていくんだよ。

メッセージ伝わる年令になったわが子たちには読んであげたい1冊となっています。

もちろんわが子に過大な望みをしてしまう親たちにも「ぼちぼち・・・いきましょう」って・・・言われてる気がしますね。