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いつもちこくのおとこのこ−ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー」 みんなの声

いつもちこくのおとこのこ−ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー 作:ジョン・バーニンガム
訳:たにかわ しゅんたろう
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1988年09月
ISBN:9784251005175
評価スコア 4.51
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みんなの声 総数 71
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71件見つかりました

  • 親子で大ウケ

    ジョンパトリックノーマンマクヘネシー、一回読んだら覚えました。
    本文に何度もフルネーム出てくるんですもん。

    ジョンは、毎度毎度ありえない出来事のせいで遅刻して、先生に怒られます。
    そのときの先生の顔が怖くて面白い、笑。
    そして、毎回、罰がかなり重い。ええぇーーー!って思います。
    でも、ジョンは、文句言わないで罰を受けます。なんで反抗しないんだろう。無駄だと分かってるからかな?だって、鼻からジョンの話を嘘と決めつけるような人なんだもの。
    でも、道をあるいてたら、ライオンがきて・・・とか、信じられないですよね、大人は頭硬いですから、苦笑。先生の気持ちも分からんではない。私も絶対信じないと思う。

    でも、本当なんですよね。それは読者は読んでるから知ってるんですよね。

    最後の最後で、このありえない状況に陥るのは先生。
    でも、ジョンは・・・。
    さて、彼は一体どこに勉強しに行ったのかしら。

    投稿日:2014/11/22

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  •  長いタイトルです。長すぎるので引用しません。
     数えると、33文字もあります。
     そのうち、「−」以下は、この絵本の主人公の少年の名前です。名前だけで21文字あります。
     これはイギリスの物語ですが、日本にも長い名前の子どもがいます。
     「じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの・・・」と、まだまだ続きます。でも、これは落語の「寿限無」というお話。
     この落語でもそうですが、長い名前を呼ぶのにリズムが必要。早口の技術です。
     この絵本で繰り返し出てくる「ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー」という男の名前を読む時も、リズムが必要です。 これは結構難しい早口言葉といえます。
     (もし、お父さんやお母さんとこの絵本を読むのだったら、もっと「早口で!」とせがんでみるのも面白いと思います)

     ここでは短く「ジョン」くんと書きます。
     だって、「ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー」くんなんて書いていたら、それだけで終わってしまいそう。
     「ジョン」くんはまじめな男の子。いつも「おべんきょうしに」歩いています。
     ところが、「ジョン」くんは不幸な男の子でもあって、途中でワニにあったり、ライオンに咬みつかれたりします。だから、いつも遅刻をしてしまうのです。
     先生に遅刻の理由を言っても信じてくれません。
     たしかに、ワニにあったりライオンに咬みつかれたりはめったにしないもの。
     先生は「ジョン」くんに罰として、「もうわにのうそはつきません」と300回書くように言います。
     「ジョン」くんが書いたたくさんの「もうわにのうそはつきません」が、表紙裏に載っています。これを見るだけで、「ジョン」くんがかわいそうになってしまいます。

     この絵本のおわりには、「ジョン」くんの遅刻の理由を信じようとしなかった先生に起こる不幸が描かれていて、「ジョン」くんとともに読者の気持ちもスッキリするようにできています。
     だって、読者は「ジョン」くんの遅刻の理由がワニにあったり、ライオンに咬みつかれたりしたことを知っているのですもの。
     ジョン・バーニンガムの素敵な絵本、もちろん谷川俊太郎さんの訳もいい。

    投稿日:2014/05/25

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  • 人の言うことは信じましょう

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子13歳、男の子10歳

    いかにもジョン・バーニンガムらしい話はこびで、「あはは」より「くすっ」という笑い声が似合います。

    ジョンはいたってまじめに普通におべんきょうをしに出かけていく、が、途中、ありあないことが起きて遅刻してしまう。

    先生も、ジョンの人柄をわかっていれば、確かに突拍子もない話だけど、少しは信じてあげられたのでは?

    最後はジョンではなくて先生にとんでもないことがジョンの目の前で起きているけれど、ジョンは今まで先生に言われたように言い返すだけ。

    人の話は、まずは信じてあげたいですね。

    投稿日:2013/01/21

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  • なんだか怖い絵本だと思います。

    5歳の子供に読みました。

    子供は、全体的に奇想天外で面白いお話♪と捉えたようで、
    楽しそうに聞いていました。

    親は、ちょっと怖い絵本だと思いました。
    何と言うか・・・
    いろんなことが理解できなくて、話に余白がありすぎて不安に感じると言うか。

    おとこのこは、先生を助けずに勉強しに行ってしまうんですよね。
    どこに行くの?いつもの学校じゃなくて、どこ?
    「べんきょう」という言葉は何かを象徴しているのでしょうか?

    原文ではどうなっているのかな・・・

    こういう、余白を自分自身で埋めるタイプの絵本、
    難しい・・・と感じてしまって、私はちょっと苦手です。
    皆さんはいかがですか?と伺いたくなってしまう一冊です。

    投稿日:2012/04/18

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  • 長〜い名前

    「ガンピーさん」シリーズ、「ねえ、どれがいい?」と同じジョン・バーニンガムさんの絵本だったので、こちらも図書館で借りてきました。

    ジョン・バーニンガムさんの絵と、谷川俊太郎さんの翻訳、
    とってもリズミカルで読みやすかったです。

    子供は、何度も繰り返す事が大好き。
    「ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー」という、
    舌を噛みそうな、とっても長〜い名前が何度も何度も出てきます。

    この繰り返しが、楽しいのはもちろん、いつもありえないであろう、
    遅刻の理由にも「えぇ〜」と思っちゃいます。

    なかなか大人は信じられないかもしれませんが、先生は罰まで与えちゃうんです。
    子供の話って、ちゃんと聞いてあげないと・・・と思った1冊でした。

    投稿日:2012/03/21

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  • 面白いです

    4さいの長女が幼稚園で借りてきました。

    ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーという男の子。いつも
    あり得ないことが起こって、学校に遅刻。正直に先生に言うのですが、先生はあり得ないと決め付けてしまいます。

    先生酷いなあと思いながら、私もきっと信じないだろうなと思いました。この絵本を読んで、こんな大人になっちゃったか・・・とちょっと反省しました。

    長女は毎回の事件が面白かったようで、笑ってみました。

    毎回「ジョン・パトリック・ノーマン・ヘネシー」と呼ばないといけないとこがたくさんあって、リズムはいいんですが、疲れてしまった母です・・・。

    投稿日:2012/03/08

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  • 盛り上がりましたよ。

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子7歳、女の子5歳

    5歳、7歳の娘に読んであげました。
    男の子の名前が長くて私もかまないように必死でした。
    ジョンがお勉強しに登校する途中でまさか!の事態。
    先生も遅刻の理由を認めてくれず罰をうけました。
    その罰の中の1つに
    壁を向いて立たされ
    400回「う嘘をいいません」と唱える罰がありました。
    外国のおかしな習慣としてテレビ番組で
    見たことがあったので娘達もすんなり理解できました。
    見てなかったらカツオくんが廊下に立たされてる姿しか
    知らないので戸惑ったかもしれませんね。
    娘はジョンの名前を覚えたので何回も言っていました。

    投稿日:2012/02/23

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  • ジョンの災難

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、男の子7歳

    前から読んでみたいと思った本。
    期待を裏切りませんでした!

    まじめなジョンは一生懸命通学しているのに…。
    いつも行く手を阻む信じられないこと、とんでもないことが起こって
    遅刻してしまいます。
    でも、先生は信じてくれないんだ。
    大人のエゴ、決めつけは、
    時に子供にひどい仕打ちをすることになる。

    ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーの意地が
    ラストページに!

    誰が悪いのか、どうしてあげたらいいのか、一緒に考えていかなければ、
    信頼関係は生まれない。

    白地のさらりとした絵に、登場人物2人のあっさりした絵本に、
    重い主題が残った…。

    投稿日:2011/01/24

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  • 有り得ない設定が子供を引きつけます

    いつも遅刻の男の子、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー。
    遅刻の理由が有り得ない事ばかり…。
    大人には受け入れがたい理由、でも、子供にとっては有り得ない理由の連続が面白いようです。

    谷川俊太郎さんの訳がリズミカルな感じで、読んでいる方も、聞いている方も、しっくり入ってきます。

    先生がすごく威圧的に書かれていて、今時、こんな体罰ないよ…という感じなのですが、昔は子供にとって先生って威圧的な存在だったんだよね…って思います。

    最後に先生にギャフン…と言わせるのですが、それでも、マイペースなジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー。大物です。

    投稿日:2010/10/25

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  • シュール

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    いつもいつも遅刻ししまう男の子。
    ちゃんと間に合うように家を出ているのに、途中で必ず邪魔が入るのです。
    しかもにわかには信じられないような、ありえない邪魔が。
    遅刻した理由を話しても、先生は信じてくれません。
    まぁ、信じられないのも無理はないとは思うのですが、まったく耳を傾けようとせず、一方的に罰を与える先生は、だんだんと悪魔のように見えてきます。
    でも、子どもの言うことなんて信じられない、悪いことをしたら嘘をつくに決まってる・・・なんて思っている大人も少なからずいるんじゃないかな。
    最後はきっちりリベンジをきめるジョン。
    子どもに信じてもらうためには、まず私たち大人が、子どもを信じてあげないといけませんね。
    とてもシュールな内容ですが、繰り返されるジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシーという名前が文章をリズミカルにしていて、この絵本を軽やかな雰囲気にしていると思います。

    投稿日:2010/06/02

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